アルトリコーダーの美しい音色◇音楽の授業/1年生・5限目

2018/12/18

12月18日(火)
 午後の校舎にアルトリコーダーの演奏が響きました。
 その美しい音色に引き寄せるかのように音楽室に向かいました。

 1年1組の5限目は、河俣先生の音楽の授業。
 生徒たちは、姿勢よく座り、アルトリコーダーの練習に取り組んでいました。

 教科書は、「アルトリコーダー LESSON2 左手・右手、サミング」。
 アルトリコーダーの演奏で、右手を加えた練習やサミングの練習を行う学習。

 「カノン1(輪奏) M.ハウプトマン作曲」「オーラ リー G.R.プールトン」「アニー ローリー スコットランド民謡」。
 全員で演奏、一人ひとり順に演奏、先生の師範演奏、ピアノ伴奏で演奏…。
 生徒たちは、次々にテンポ良く練習を進めました。

 リコーダーには、人の心を優しくさせる柔らかな響き、素朴な音色の魅力があります。
 記憶の奥底にしまわれていた遠い昔の懐かしい光景がよみがえってくるような気がします。
 しばらく音楽室にとどまり、生徒たちの演奏に聴き入る心地よい時間でした。



図書館まつり/2日目 ◇ 図書委員会 PRESENTS 12/17〜18

2018/12/18

12月18日(火)
 図書委員会の企画による図書館まつりの2日目。
今日もたくさんの生徒たちがお昼休みの図書館に集まりました。
 今日の催しは、ビンゴゲームと本探し。
 
■生徒たちは、貸出カウンターでビンゴカードを受け取ってゲームに参加。
 カードのタイトルは「Welcome to Library Fes!」でした。
 
 図書委員の司会・進行によって進められたビンゴゲームは大盛り上がり。
 本の題名が告げられるたびに、喜んだり残念がったりする声が聞こえました。
 ビンゴになった生徒は、貸出カウンターでチェックを受け、嬉しそうに景品を受け取りました。

【ビンゴゲームの方法】
@ビンゴカードに示された本の一覧から、ジャンル別に5冊ずつを選び、縦5・横5のビンゴのマスの中に書き入れる。
 参加者全員が書き込みを終えたらゲームスタート。
A図書委員が無作為に本を選んで発表し、参加者はビンゴのマスに印を付ける。
B縦、横、斜めの5マスに印が付いたらビンゴ。

【ビンゴカードに示されたジャンル別の本の一覧】
◆小説(7冊)…『千本桜』『下町ロケット』『忍びの国』『クハナ!』『青鬼』『ログ・ホライズン』『旅猫リポート』
◆マンガ(8冊)…『聲(こえ)の形』『銀の匙(さじ)』『はたらく細胞』『ブラックジャック』『はだしのゲン』『永遠の0』『将棋めし』『しろくまカフェ』
◆文豪の本(8冊)…『細雪』『羅生門』『走れメロス』『坊っちゃん』『舞姫』『檸檬』『蟹工船』『たけくらべ』
◆図書委員のお勧め(8冊)…『それってキセキ』『かくしごと』『オーバーロード』『緋色の研究』『はらぺこ万歳!』『天ノ弱』『ワンダー』『やばい日本史』
◆絵本(8冊)…『ぼちぼちいこか』『100まんびきのねこ』『あるかしら書店』『いるのいないの』『たべてあげる』『100万回生きたねこ』『パンダ銭湯』『かぜのでんわ』
※上の本はすべて図書室にあるよ! ぜひ読んでみてね!

■本探しでは、貸出カウンターで小さな黄色いカードを受け取り、そこに記された本の題名と蔵書記号を手がかりにして本を探しました。
 探し当てた本には、図書委員手作りの素敵なしおりがはさんであり、それを景品として受け取りました。

 2日間の図書館の利用状況や本の貸出状況はどうだったでしょう。
 読書活動の活性化は図られたでしょうか。
 もうすぐ冬休み。
 良い本をたくさん読んで、頭や体とともに心も大きく成長させることを期待しています。

 読書は、知的活動やコミュニケーション、感性・情緒の基盤をなす言語に関する能力を育みます。
 そのため、学校では図書館を活用した授業づくりや朝の読書(朝読)に取り組んでいます。
 家庭でも、大人自身が率先して読書をしてください。
 そして、読んだ本について、子どもと話し合うなどの家庭読書(家読)をお願いします。



図書館まつり/1日目 ◇ 図書委員会 PRESENTS 12/17〜18

2018/12/17

12月17日(月)
 お昼休みの図書館で、「図書館まつり」が開催されました。
 読書の楽しさを広め、冬休み中の読書活動を推進する図書委員会の企画。
 廊下の掲示板や図書館の入り口には、少し前からイベント開催のポスターが掲示されていました。

◇図書館まつり2018
 日時:12月17日(月)・18日(火)昼休み
 内容:1日目 クロスワード
    2日目 しおり探し・ビンゴゲーム
  ※先着50人まで!

◆今日はその初日。
 お昼休みの図書館には、たくさんの生徒たちが集まりました。
 図書館に来た生徒たちは、貸出カウンターでクロスワードパズルの問題用紙と回答用紙を受け取り、席に着いて黙々と回答に取りかかりました。

 パズルが解けると急いでカウンターの前に列を作って並び、図書委員によるチェックを受けました。
 答えが合っている生徒は、色々なしおりやシールなどの景品を嬉しそうな顔をして受け取りました。
 イベントへの参加が終わると、席に戻って好きな本を読んだり、本を探しながら図書館散歩を楽しんだり、1冊の本を開いて数人で楽しそうに話をしたり…。

 あちらこちらのテーブルで楽しそうな声が聞こえ、大賑わいの初日でした。
 図書館まつりは明日も実施されます。
 明日の催しは、ビンゴゲームと本探し。
 たくさんの生徒たちが、図書館に集まることでしょう。 



部活動/冬休みまで1週間◇伊勢FVにJリーガー来場!

2018/12/15

12月15日(土)
 12月に入り、あっという間に2週間が過ぎました。
 師走の3回目の土曜日。
 来週の土曜日からは冬休みに入ります。
 冬休みまで残すところ1週間になりました。

 今日は、強い西風が吹く寒い一日でした。
 午前中は曇り空で、特に寒さを感じました。
 そうした中でも、生徒たちは、部活動練習に一生懸命に取り組みました。

◇女子テニス部…小俣中、港中と練習試合(午前、小俣中にて)
◇サッカー部…小俣中と練習試合(午後、伊勢フットボールヴィレッジにて)
◇野球部…通常試合(午前、本校にて)
◇男子テニス部…通常練習(午前、本校にて)
◇陸上部…通常練習(午前、本校にて)
◇女子バスケット部…通常練習(午前、本校にて)
◇合唱部…通常練習(午前、本校にて)
◇総合文化部…通常練習(午前、本校にて)

◆サッカー部の生徒たちは、午後から、伊勢フットボールヴィレッジで小俣中学校と練習試合を行いました。
 サンアリーナの周辺は、午後からも冷たい強い風が吹きましたが、時折姿を表す太陽の光りは暖かさを感じさせてくれました。

 生徒たちは、人工芝の環境が整ったきれいなサッカー場で、懸命にボールを追ってゴールを目指しました。
 実戦を通して、自分たちのチームの良さや課題をつかみ、今後の練習に生かすようにしましょう。

 本校と小俣中学校との練習試合は、伊勢フットボールヴィレッジのエリア2の入口側のCピッチ。
 隣りのDピッチでは、クラブチームのソシエタ伊勢SCが、TSV1973四日市と試合を行っていました。

◆このDピッチでは、午前中、伊勢市出身のJリーガーである水本裕貴選手(サンフレッチェ広島)による「ふれあいサッカー教室」が開催されていました。
 水本選手の他、三重県出身のJリーガーである森島司選手(サンフレッチェ広島)、坂圭祐選手(湘南ベルマーレ)も来場。

 市内のたくさんの小学生が指導を受けたり、ゲームを楽しんだり、お話を聞かせていただいたりしました。
 第一線で活躍する地元出身のサッカー選手との交流を通して、子どもたちは大きな夢や希望を受け取ったことでしょう。



りんごの寄贈/ありがとうございました!◇長野県・飯綱町(いいづなまち)

2018/12/14

12月14日(金)
 今年も、伊勢山田青果市場株式会社、伊勢山田青果学校給食協力会、JAながの飯綱りんご部会から、生徒たちにりんごが贈られました。
 市内公立中学校の全生徒への寄贈で、今年で9回目。

 JAながの飯綱りんご部会で準備いただいた長野県産のりんご。
 若者の果物摂取量が減少する中、旬の果物本来のおいしさを知り、果物を身近に感じてほしいという願いが込められています。
 贈られたりんごは、長野県上水内郡飯綱町で育てられた「サンふじ」という品種です。

 飯綱町は、長野県の北部に位置し、長野市に隣接する標高550mから600mの穏やかな丘陵地帯にあります。
 寒暖の差が大きく日当たりに恵まれ、りんごの栽培に適している地域です。

 飯綱町では、約20種類ものりんごが栽培されており、収穫量は年間約1万tで、全国の1.3%を占めています。
 中でも「サンふじ」は、実が引き締まり、甘み・酸味・歯ごたえと三拍子そろった人気の高いりんごです。

 今日の午前中、伊勢市教育委員会の担当者の方が車で運搬・配送し、職員室前の廊下でクラス別に仕分けていただきました。
 りんごの入った箱を運び込んでいただくと同時に、まわりに甘酸っぱいりんごの香りが漂い、時間とともに広がっていきました。

 給食時の校内放送で全校生徒にりんごの寄贈について伝え、帰りの会で一人ひとりに配りました。
 生徒たちは、いい匂いのする真っ赤なりんごを嬉しそうに受け取り、じっと眺めていました。

 「家に帰ってから、きれいな布などで表面を磨いてごらん。食べるのがもったいないくらい綺麗になるよ」と、帰りの会を終えた生徒たちに言いました。
 「ティッシュでもいいの?」と言いながら、カバンからティッシュを取り出し、表面を磨き始めた生徒たち。
 ピカピカになり、さらに太陽の光りを受けて輝きを放つりんごを見て、「うわあー! 綺麗! すごい!」と感動の声を上げました。

 生徒たちは、いただいたりんごをビニール袋に入れて大切そうにカバンにしまい、家に持って帰りました。
 寄贈にご尽力いただいた関係者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。



お昼休みも勉強◇2年生

2018/12/14

12月14日(金)
 お昼休みに2階に上がって行きました。
 2階には2年生の教室があります。

 教室や廊下では、友達と話をしたり、机の周りに集まってノートに絵を描き合ったり、読書をしたり…
 お昼休みの自由な時間を、思い思いに過ごす生徒たちの姿が見られました。

 そうした中、2年2組の教室内は様子が違っていました。
 多くの生徒が席に着き、黙々と問題集に取り組んでいました。
 分からない所を友達に聞いて教えてもらったりする姿も見られました。
 読書をする生徒もいました。
 
 「すごいですねえー! 授業中とあまり変わりませんねえ。何をしているの?」と聞きました。
 「冬休みの宿題です」「早めに取りかかっています」
 生徒たちから、真剣な表情で返事が返ってきました。

 これまで、2年生では、こうしたお昼休みの光景を時々目にしてきました。
 頑張れ2年生! もうすぐ3年生!
 これからが楽しみです。



ポスター◇生徒会専門委員会PRESENTS

2018/12/13

12月13日(木)
 校舎内には、生徒会の専門委員会が作成したいろいろなポスターが掲示されています。
 「いじめは やめよう」「いじめ ダメ 絶対!」「手洗い・うがい 忘れずに!」「チャイム前に 座っておこう」「服装をきちんとしよう」「スリッパをそろえよう」「走るな キケン」「笑顔で挨拶を心がけよう」… 
 どのポスターも、構成がよく考えられており、イラストや文字も工夫され、丁寧に作成されています。

 生徒たちが主人公となる学校づくりには、活発な生徒会活動が不可欠です。
 専門委員会も、みんなが楽しい学校生活を送るために、それぞれ重要な役割を担っています。
 そして、何よりも大切なことは、生徒全員が生徒会活動の担い手であるという自覚を持つことです。
 全国に自慢できる学ぶ意欲に満ちあふれた楽しい学校づくりは、皆さん一人ひとりの双肩 (そうけん)にかかっています。



保健教育・食教育/受験期を上手く乗り越えよう!◇3年生/5限目

2018/12/12

12月12日(水)
 3年生の生徒たちが、5限目に保健教育・食教育の授業を行いました。
 指導者は、養護教諭の飯田先生と栄養教諭の永松先生(有緝小学校在籍)。

◆テーマは、受験の前の健康管理「受験期をうまく乗り越えよう」。
 入試当日、実力を十分に発揮できるようにするための生活リズムの整え方、食事の取り方などについての学習。

◆授業の目標は、次の3点でした。
(1)受験をうまく乗り切るために、睡眠の役割と効果について知り、規則正しい生活が大切であることを理解することができる。
(2)体調を整え、受験勉強を効果的なものにするために、栄養分の身体に及ぼす影響、より良い食事の摂り方を理解することができる。
(3)自分の生活リズムを振り返り、睡眠や食事のとり方について考え、「早寝・早起き・朝ごはん」などに取り組むことができる。

◆指導の流れは、次の通りでした。
(1)睡眠と生活リズムについて(指導者:飯田先生)
・睡眠の効果を知る。
 体内時計、睡眠リズム、成長ホルモンなど
・自分の生活リズムを振り返る。

(2)食生活について(指導者:永松先生)
・脳力アップのための食物を知る。
・朝食の必要性を知る。
・夜食について考える。

(3)まとめ(各担任)
・ワークシート「受験生の健康管理」に記入する。
 生活リズムチェック、生活習慣や食生活の問題点と解決策、学習の振り返り

◆生徒たちは、睡眠や食事についての説明を真剣な表情で聞きました。
 そして、入試に向けた学習や生活を効果的なものにするため、生活リズムの整え方について考えました。
 それぞれの夢や目標の実現に向け、自分事として捉えて体調管理に気を付けて、入試当日にベストコンディションで臨めるようにしましょう。
 最後まであきらめずに、粘り強く努力することを期待します。

 「最後まで…希望を捨てちゃいかん」「あきらめたら そこで試合終了だよ」
 何事も自分との闘いです。
 自分に負けそうになったら、漫画「SLAM DUNK」の安西光義先生の言葉を思い出してみましょう。

【参考】
 今日の授業で説明のあった「より良い睡眠や食事のポイント」をいくつか紹介します。
 受験に向けた生徒たちの頑張りを支えていただく、ご家庭の参考にしていただければ幸いです。

◆睡眠について
・人間には、毎日だいたい同じ時間に眠り、同じ時間に起きるという体内時計が備わっています。
・1日は24時間と決まっていますが、体内時計は約25時間で働いています。
・24時間で生活するためには、朝の光を浴びることと規則正しい生活をすることが大切です。

・人の眠りには、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。
・レム睡眠は眠っている間に、ピクピクと眼球が急速に動く(Rapid eye movement:REM)睡眠のことで、眠りが浅く、体の睡眠とも言われます。夢の多くはこのレム睡眠中に見ます。
・レム睡眠では、脳の一部は起きている時と同じように活動しており、情報の整理、統合が行われ、記憶の定着が起こっていると考えられています。

・ノンレム睡眠は眼球運動が見られない(non-REM)深い眠りです。
・ノンレム睡眠では、大脳皮質の神経細胞(ニューロン)の活動が低下し、脳全体の血流も低下します。
・これは深い睡眠とも言われ、脳の休息状態と考えられています。

・レム睡眠とノンレム睡眠は、約90〜100分の周期で規則正しく、一晩に5、6回繰り返されます。
・眠り始めて最初に現れるのがノンレム睡眠で、この時に成長ホルモンがたくさん出ます。
・睡眠が進むほどレム睡眠の割合が多くなり、徐々に脳を覚醒させる準備に入ります。
・この間に目覚めると、すっきりと快適な目覚めを得ることができます。

・体内時計を整えるためには、2つのホルモンが重要であると言われています。
・1つは、朝の太陽の光によって分泌されるセロトニンであり、脳を活性化して精神を落ち着かせる働きがあります。
・セロトニンは脳内の神経伝達物質の1つで、興奮した時に分泌されるノルアドレナリンやドーパミンの働きを抑え、気持ちを安定させてくれることから、「幸せホルモン」とも呼ばれています。

・夜、眠くなるのはメラトニンというホルモンの働きで、夜になると徐々に分泌が増え、夜中に最大となります。メラトニンの分泌は良い睡眠に不可欠です。
・夜、メラトニンがたくさん分泌されるためには、メラトニンの材料であるセロトニンというホルモンが日中にしっかりと分泌される必要があります。
・昼間はセロトニン、夜間はメラトニンというホルモン分泌の流れが良い睡眠をもたらします。

・メラトニンは夜に暗い環境でより多く分泌されます。
・夜に明るい光を浴びたり、明るい場所で眠ったりすると、メラトニン分泌を減らし良い睡眠を妨害することになります。
・眠る3時間くらい前から室内を少し暗くして、メラトニン分泌を促すのが良いと言われています。
・したがって、この時間帯にパソコンやスマートフォンなどの操作はできるだけ避けた方が良いことになります。

・朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、メラトニンは朝日を浴びた約15時間後に分泌が増加してきます。メラトニンは体内時計にコントロールされています。
・朝日を浴びないと、体内時計は毎日少しずつずれていき、夜間適切な時間にあまりメラトニンが分泌されなくなってしまいます。
・朝日といっても直接日光を浴びる必要はなく、曇りの日でも、朝起きてカーテンを開けて明るい光を浴びるだけでも、体内時計をリセットするには十分です。

・メラトニンの材料はセロトニンで、セロトニンの材料はトリプトファンというアミノ酸です。
・バランスの良い食生活で、トリプトファンを上手に摂ると、セロトニンの分泌、さらにはメラトニンの分泌を高めることができます。
・トリプトファンはアミノ酸で、タンパク質の多い食品にたくさん含まれています。例えば、肉や魚、豆腐や納豆などの大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類、バナナなどです。

・体内時計を乱さないようにすることが大切であり、そのためのポイントは、@起きる時間を一定にする、A朝起きたら光りを浴びる、B朝食を毎日食べる、C夜はなるべく光を浴びないようにすることです。

◆食事について
・受験に向けて普段から気を付けたいことは、@朝・昼・夜の3食をしっかり摂ること、A主食、主菜、副菜を摂ること、B栄養・運動・休養に気を付けることです。

・特に朝食は重要で、体温が上がり、体が1日の活動のウォーミングアップをすることができます。
・朝は寝ている時より1℃ほど体温が低く、エンジンがかかりにくい状況にあります。
・体温を上げるのは、おかず(主菜)の役割です。たんぱく質の豊富な食品が体温を上げてくれるので、卵、大豆や豆製品、乳や乳製品、肉などを使った主菜が良いでしょう。

・朝食の2つ目の役割は、頭と体のエネルギーになることです。炭水化物や糖分は血糖値を上げてくれます。
・炭水化物の内、さとうや甘い菓子などでは、血糖値が急激に上がり長持ちはしません。
・ご飯やパン、めん類、シリアルなどの主食やイモ類などのおかずでは、緩やかに血糖値が上がり長持ちします。
・副菜には、風邪や便秘などを予防し体調を整える役割があります。野菜やきのこ、海藻を使った副菜をきちんと食べることが大切です。
・給食は、主食+主菜+副菜の組み合わせに基づいてできています。

・学校が終わった後に塾があり、お腹が空いている時あなたならどうしますか。
・そんな時は、ぱぱっと何か簡単に食べて塾へ行くのが良いでしょう。何も食べずに我慢するのは良くありません。
・塾などで夕食時間が不規則になる場合は、工夫が必要です。例えば、時間がある時は、塾へ行く前に食事をきちんと摂ることが大切です。
・時間がない時は、バナナ1本でも食べるようにすると良いでしょう。
・夕食まで時間があり過ぎると頭が働きにくくなるし、塾から帰ってから食べると、遅い時間に食べ過ぎてしまうことがあります。
・例えば、「家→軽食→塾→夕食」、「家→夕食→塾→夜食」という方法もあります。

・夜食は上手に摂ればそれなりの効果が期待できますが、食べる物や量によっては、悪いことの方がずっと多くなります。
・食べ過ぎると眠くなったり、次の朝に不快感が残り朝食が食べられなかったり、肥満につながったりします。

・食べる場合は、夜10時までにしないと肥満につながる恐れがあります。
・夜食は必ずしも必要ではありませんが、食べる場合は、おやつと同様200kcalまでにするのが安全です。
・油っこくなく、朝の食事に影響しないものが良いでしょう。おにぎり、フルーツ、ヨーグルトなどは良いですが、スナックやラーメンなどは夜食には不適切と言われています。

・試験前日の食事としては、胃の中に長く留まるものを食べると、翌日の朝の食欲減退につながるので、主菜となるおかずでは、油っぽいもの、生ものは控え、炭水化物中心が良いでしょう。胃腸に優しいし、頭のエネルギーにもなります。
・試験当日の食事としては、頭のエネルギー源を確保するため、ブドウ糖が多く含まれる炭水化物をしっかり摂ることが大切です。おかずとして、いも類やかぼちゃなどを取り入れても良いでしょう。

・食事は、試験が始まる3〜4時間前に摂るのが良いとされています。
・いざ試験という日の食事は、食べなれた美味しそうなものをさっぱりと、炭水化物中心に摂ると良いでしょう。



保護者懇談会◇2日目

2018/12/11

12月11日(火)
 冬休み前の保護者懇談会の2日目。
 昨日同様、授業を1時間行い、その後1・2年生は部活動、3年生は下校し家庭学習でした。
 各クラスの1時間目の授業は、次のとおりでした。

◇1年生
・1組…家庭、2組…英語、3組…理科
◇2年生
・1組…学級活動、2組…数学、3組…技術
◇3年生
・1組…社会、2組…美術、3・4組…音楽
◇各学年6組…通常学級での教科の授業

■懇談は、1・2年生は、保護者と担任による2者。
 3年生が生徒と保護者と担任による3者。
 懇談時刻が近づき、各学年の控え室や廊下で、お家の人が来るのを待つ3年生の生徒を見かけました。
 周りをキョロキョロ見回し、少し緊張した表情でした。
 「今からですか」と聞くと、「はい」と返事が返ってきました。
 「頑張ってね」
 「はい。ありがとうございます」

 1・2年生では、昨日に引き続き、保護者の皆様と担任の間で、学校や家庭での学習・生活の様子などについて懇談が行われました。
 3年生では、生徒、保護者、担任による3者で、県立高校の前期選抜、高等専門学校(鳥羽商船・鈴鹿高専)の推薦入試、私立高校の推薦、専願、一般入試の受験校についての相談が行われました。
 また、懇談後は多目的ルームで、県立高校(前期選抜)、私立高校、高等専門学校(推薦入試)の入学願書の記入が行われました。

 生徒の皆さんは、懇談内容についてお家の人と話し合い、学習面や生活面で頑張っていること、得意分野や長所をさらに伸ばしていきましょう。
 そして、課題や苦手分野を克服できるように、目標を持って主体的に粘り強く頑張りましょう。

 3年生の皆さんは、それぞれの夢や目標の実現を目指し、睡眠時間や食事などの生活習慣に気を付けて体調を整え、毎日こつこつと努力を続けましょう。
 絶対にあきらめない強い気持ちを持って頑張りましょう。

 保護者の皆様におかれましては、生徒たちの頑張りを認めてほめ、課題を克服できるように励ましてください。
 また、家庭での学習習慣や生活習慣など、生徒たちの自立へ向けた支援をよろしくお願いします。
 お忙しい中、懇談会に出席いただきありがとうございました。
 今後とも、学校と家庭の連携・協力をよろしくお願いします。



保護者懇談会◇1日目

2018/12/10

12月10日(月)
 今日から2日間の日程で、冬休み前の保護者懇談会を実施します。
 両日とも授業を1時間行い、その後1・2年生の生徒は部活動、3年生の生徒は家庭学習にしています。
 今日はその1日目。
 各学年、各クラスの1時間目の授業は、次のとおりでした。

◇1年生…各教科の授業
・1組…美術、2・3組…音楽
◇2年生…各教科の授業
・1組…国語、2組…技術、3組…理科
◇3年生…総合的な学習の時間(1階多目的ルーム)
・県立高校(前期選抜)、私立高校、高等専門学校の受験に係る「面接」の受け方、注意事項等の説明。
◇6組…通常学級での教科の授業、生活単元学習

■懇談は、3年生が生徒と保護者と担任による3者。
 1・2年生は、保護者と担任による2者です。
 そのため、3年生の生徒たちは、懇談の時間の少し前になると、廊下や昇降口、各学年の控え室でお家の人が来るのを待ちました。

 「今から懇談会ですか?」と廊下や昇降口にいる生徒に話しかけました。
 「はい。」「緊張します!」と返事が返ってきました。

 教室では学校や家庭での学習・生活の様子などについて懇談が行われました。
 3年生については、高等学校の受験校についての相談が中心となりました。

 懇談後、県立高校(前期選抜)、私立高校、高等専門学校(推薦入試)を受験する生徒は、保護者の方と共に、多目的ルームで入学願書の記入を行いました。
 生徒と保護者が仲むつまじく肩を並べて座り、緊張した面持ちで願書を書く生徒の様子を、保護者の皆様は温かなまなざしで見守っておられました。

 そうした様子を見せていただきながら、保護者の皆様とお話させていただきました。
 「受験は、親としても本当に心配で、はらはらします」
 「早く過ぎてくれないかと思います」…
 切実なお声も聞かせていただきました。
 保護者の皆様には、お忙しい中、また寒い中、来校いただきありがとうございました。
 懇談会は、明日2日目を実施します。

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