第60回伊勢市教育美術展◇伊勢市生涯学習センター「いせトピア」
2018/12/09
12月8日(土)・9日(日)
第60回伊勢市教育美術展が、8日・9日の両日、伊勢市生涯学習センター「いせトピア」で開催されました。
市内の小中学生による図工・美術作品・書写・書道作品の力作が一堂に展示されました。
各学校の代表作品だけあり、いずれも細部にまで心が配られた素晴らしいものでした。
作品や書写作品の前にじっとたたずんで眺めていると、作者の思いや苦労などが伝わってくるような気がします。
小中学生の作品には、有名作家の作品以上に人を感動させる不思議な力があります。
本校からも、1・2・3年生から、次のような絵画作品と書写作品を出品しました。
<絵画作品>
◇1年生は、「習作〜玉葱(たまねぎ)〜」の6作品。
◇2年生は、「体育館シューズと布のある静物」の8作品。
◇3年生は、「習作〜金魚の如雨露と紙風船のある静物画〜」の6作品。
◇各学年6組は、「玉ねぎ習作」の1作品、「シューズと布」の4作品、「静物画習作」の1作品で、合計6作品。
<書写作品>
◇1年生の8作品。「大志」の3作品、「大洋」の2作品、「和音」の2作品、「永遠」の1作品。
会場では、本校生徒の美術・書写の作品の前で、多くの人が足を止め、じっと見つめていました。
写真を撮る姿も見られました。
保護者の皆様にも、生徒たちの頑張りを多数ご参観いただき、ありがとうございました。
両日ともお天気には恵まれたものの、風の強い寒い日でした。
そのような中でも、2日間の来場者数は3,422人(1日目:1,638人、2日目:1,784人)。
たくさんの皆様にお越しいただき、ありがとうございました。
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第2回資源回収◇保護者の皆様、地域の皆様、ありがとうございました!
2018/12/09
12月9日(日)
PTA主催の資源回収が行われました。
今回は、6月2日の第1回に続いて2回目の実施。
朝から晴れのお天気には恵まれたものの、西風の吹く寒い1日でした。
生徒たちは、午前半日の土曜授業として、早い地域は7時45分から保護者の方々と一緒に活動。
16の地区・集積所別に回収作業に取り組みました。
前期の生徒会本部役員、級長・副級長、学区外からの通学生等は、朝から第2集積場(中学校・四郷小学校)に集合。
各地区から運ばれてきた資源物をコンテナに積み込みました。
また、各地区での作業が終了した3年生は、第2集積場の作業の進行状況を見ながら、中学校や四郷小学校に移動して積み込み作業に合流しました。
新聞紙、雑誌、段ボール、アルミ缶、牛乳パック、布類など…。
保護者の皆様が、軽トラックや乗用車、大型トラックで、次々に運んでくださいました。
第2集積場に車が到着してドアが開けられると、生徒たちは、荷物を素早く車から降ろして種類別にコンテナに積み込みました。
どの生徒も一生懸命でした。
資源物を自力でコンテナまで運んだり、数人でリレーしたり…。
生徒たちから手渡された新聞や雑誌を「はい」と言って受け取ると、生徒たちからその都度「ありがとうございます!」という言葉が返って来ました。
「私が持って行きます!」と言い、率先してたくさんの資源物を抱えて運びました。
五十鈴中学校の生徒たちは、よく働きます。
保護者の皆様には、早朝から資源回収にお取り組みいただき、ありがとうございました。
お車を提供いただいたお家もあり、大変助かりました。
PTA本部役員・委員の皆様には、準備段階から大変お世話になりました。
資源回収にご協力いただいた地域の皆様方にも感謝いたします。
今回は、生徒による地域へのチラシ配付は行わず、各地域のまちづくり協議会や関係の皆様のご協力により、チラシを「広報いせ」にはさんで配付していただきました。
これは、日没時刻が早くなる中での生徒によるチラシ配付に対する安全面への配慮、部活動や定期テストに向けた学習時間の確保などにご理解いただいたことによるものです。
また、第2集積場(中学校や四郷小学校)での資源物の仕分け、コンテナへの積み込みがスムーズに行えるよう、PTA本部役員会で議論いただきました。
そして、回収業者とも相談し、コンテナの位置や積み込みの方法などを工夫しました。
資源回収後のPTA本部役員の皆様による反省では、こうした回収方法の工夫に効果が見られたという意見の一方で、改善すべき新たな課題も出されました。
今後、可能な限りの改善を図りながら、生徒たちの教育活動の充実に向けた取組を進めていきます。
保護者の皆様、地域の皆様には、今後も引き続き、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
回収した資源物は換金し、生徒たちの部活動や教育活動などの経費として活用させていただきます。
お家の方々や地域の皆様のご協力で学校教育の充実が図られています。
生徒の皆さんは、感謝の気持ちを忘れずに生活していきましょう。
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部活動◇明日は資源回収
2018/12/08
12月8日(土)
12月に入り、あっという間に1週間が過ぎていきました。
師走の2回目の土曜日。
今日と明日の2日間は、第60回伊勢市教育美術展が生涯学習センター「いせトピア」で開催されます。
市内の小中学校から、図工・美術、書写・書道の代表作品が出品され展示されます。
また、明日は、本校で今年第2回目の資源回収を行います。
生徒たちは土曜日の授業として出席し、保護者の皆様と一緒に回収作業に取り組みます。
PTAの本部役員や地区委員の皆様を中心として、各家庭の保護者の皆様や地域の皆様にご協力をいただきます。
◆立冬(11月7日)から1ケ月が経過した昨日12月7日は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」。
本格的に雪が降り始める時期です。
今日は冬らしい寒い一日でしたが、朝から空には雲一つない快晴で、暖かな陽ざしが運動場を照らしました。
そうした中、生徒たちは、今日も部活動練習に一生懸命に取り組みました。
◇サッカー部…通常練習(午前中、本校にて)
◇野球部…通常試合(午前中、本校にて)
◇合唱部…通常練習(午前中、本校にて)
◇女子バスケット部…練習試合(終日、本校にて)
◆女子バスケット部は、久居東中学校(津市)、倉田山中学校、港中学校の3校を本校に招いて、終日、練習試合を行いました。
試合のスケジュールは、次のとおりでした。
◇ 9:00〜 五十鈴中×倉田山中
◇ 9:45〜 五十鈴中×久居東中
◇10:15〜 倉田山中×久居東中
◇10:45〜 倉田山中×五十鈴中
◇11:15〜 久居東中×五十鈴中
◇11:45〜 港中×倉田山中
◇12:15〜 <昼休み> B戦
◇12:45〜 五十鈴中×港中
◇13:15〜 久居東中×倉田山中
◇13:45〜 久居東中×港中
◇14:15〜 五十鈴中×港中
◇14:45〜 倉田山中×久居東中
◇15:15〜 港中×(希望チーム)
港中学校の生徒たちは、朝から学校で資源回収を行い途中から参加。
4校が短時間で次々に相手を変えて試合を行い、相互に技術力の向上を図りました。
実戦を通して、自分たちのチームの良さや課題をつかみ、今後の練習に生かすようにしましょう。
バスケットボールの冬がやってきました。
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数学の授業◇3年1組/5・6限目
2018/12/07
12月7日(金)
お昼休みに、いつものように校長室を出て、1階の廊下を真っすぐ西の方に歩いて行きました。
しばらく歩いて右の方に目をやると、ロの字型の校舎に囲まれた広い中庭で、数人の生徒がベンチに腰掛けて楽しそうに話をしながらくつろいでいました。
その姿を眺めながら歩いて行くと、3年生の教室前にたどり着きました。
教室では、友達と話をしたり、勉強や読書をしたり、黒板にお絵かきをしたりして、生徒たちはそれぞれに自由で楽しい時間を過ごしていました。
廊下にもたくさんの生徒がいて、いたるところで楽しそうな笑い声が聞こえてきました。
3年生の教室前で足を止めて、生徒たちと話をしました。
「午後からの授業は何ですか」と聞くと、「5限目は数学です」という返事が返ってきました。
続けて「6限目は」と聞くと、「6限目も数学です」との返事でした。
「午後からの2限続きの数学は大変だね。居眠りをしないようにしなさいよ」と言うと、「寝ないように、授業を見に来てください」「数学が苦手なので来てください」と言いました。
◆3年1組の5・6限目の数学の授業を参観しました。
指導者は中川先生。
教科書は、第5章「相似な図形」の最終節、第3節「相似な図形の面積と体積」の学習。
◆これまで、第1節の「相似な図形」では、「相似な図形の性質」や「三角形の相似条件」「2つの三角形の相似の証明」「身の周りの事象への相似な図形の性質の活用」などについて学習しました。
第2節の「平行線と比」では、三角形の1辺に平行な直線が、他の2辺に交わるときにできる線分の比について調べ、「三角形と比の定理」やその逆の定理、「中点連結定理」などについて学習しました。
さらに、これらの定理を使って、直線が平行線に交わるときに成り立つ定理を証明しました。
◆今日の授業のめあては、「相似な図形の面積、相似な立体の体積について考えよう」
相似な図形の面積、相似な立体の体積を求めることにより、相似比と面積比、体積比には、どのような関係があるか考える学習を行いました。
◆黒板に、△ABC(底辺BH=6p、高さAH=3p)と△A′B′C′が書かれ、次のような問題が示されました。
(問題)
△ABC∽△A′B′C′で、その相似比は1:2です。
次の(1)、(2)を求めましょう。
また、(3)を求めて相似比との関係を調べましょう。
(1)B′C′、A′H′の長さ
※H′は、A′から底辺B′C′に下した垂線の足
(2)△ABC、△A′B′C′の面積
(3)△ABCと△A′B′C′の面積比
この問題について、みんなで考え、先生が丁寧な説明を加えながら答えを導き出した後、次に2つの三角形の相似比を3:5にした問題についても考えました。
さらに、相似比が1:2の2つの長方形の場合、相似比が3:5の2つの円についても考えました。
また、体積については、相似比が1:2の2つの立方体の体積を求めて比較し、相似比と体積比がどのような関係になるかを調べました。
授業では、教科書には示されていない例をいくつか示し、生徒の理解を促す工夫がありました。
また、生徒に発言を求めて、論理的に考えて説明する力を育む指導も見られました。
◆授業の終盤では、次のような学習のまとめが行われました。
・相似な平面図形では、面積比は相似比の2乗に等しい。
・相似な立体では、体積比は相似比の3乗に等しい。
その後、練習問題のプリントが配られ、実際に問題を解いて学習内容の確認と定着を図りました。
生徒たちは、じっくり考えて自力で問題を解いたり、分からない問題について友達と互いに質問し合ったり教え合ったりしました。
◆数学では、課題(問題)の解決に向けて論理的に考える力、図、表、グラフや言葉を使って事柄や考えを論理的に説明する力を身に付けることが大切です。
今日の授業には、そうした力を育成する指導の工夫がありました。
生徒たちにも、そうした力を身に付けようとする頑張りが見られました。
◆2時間の数学の授業を通じて、生徒たちは、先生の説明を集中して聞いて考えました。
先生からの質問に対する生徒たちの発表は論理的で的確。
一生懸命にノートをとるなど、意欲的な学習の様子が見られました。
居眠りの心配はまったく要らない2時間でした。
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保健体育の授業◇陸上競技/長距離走(3年生)
2018/12/07
12月7日(金)
チャイムとともに1限目の授業が始まりました。
「1・2・3・4!」「5・6・7・8!」
運動場から、ラジオ体操に取り組む生徒たちの元気な声が聞こえてきました。
3年生1組と2組の1限目は保健体育の授業。
指導者は、河村先生と野呂先生。
学習内容は陸上競技の長距離走で、今日は全体で8時間の学習計画の3時間目でした。
3年生の長距離走では、自己に適したペースを維持して走る中で、記録の向上や競争の楽しさなどを味わい、長距離走特有の技能を身に付けます。
◆コースは校舎の外周で、1周約600m。
このコースを2周する時間と4周する時間を交互に設定しタイムを測定。
雨天の場合は、体育館でシャトルランを実施します。
コースの概要は次のとおりです。
・運動場の校長室前をスタートして直線を走り右にカーブ。
・西門から外に出てすぐに右折し、体育館裏の100m程の細い直線道路を走り抜けます。
・突き当たりを右折し、校舎裏にある駐車場のすぐ下の細い道路を通過。
・突き当たりを道なりに左折し、すぐにヘアピンカーブを折り返し。
・正門までの10m程の坂道を駆け上がり、昇降口と自転車置場の間を通って運動場に入ります。
全学年が1年生の時から毎年同じコースを走っています。
これまでの記録は体育倉庫の扉に掲示。
生徒一人ひとりが自己ベスト更新を目標にして走り、3年間の体力向上を実感できるようにしています。
◆今日はコースを2周する時間。
生徒たちは、約1200mの距離を白い息を吐きながら、顔を真っ赤にしながら、表情をゆがめながら、最後まで走り切りました。
ゴール付近では、タイムを表示する電光掲示板を見ながら、多くの生徒がラストスパートをかけました。
生徒たちが懸命に走る姿を見ながら、思わず「ファイトー!」「頑張れ!」「後少し!」という声援が口から飛び出しました。
ゴールした生徒たちは、しゃがみ込んでしばらく休憩をとり、体育館に移動してストレッチを行いました。
その後は、ゆっくり歩いてクールダウンをしたり、サッカーを楽しんだりしました。
なお、3年3組と4組の生徒たちは、2限目の保健体育の授業で長距離走に取り組みました。
【学習指導要領 第2章「各教科」 第7節「保健体育」】
※関係箇所の抜粋
第2 各分野の目標及び内容
〔体育分野 第3学年〕
2 内容
C 陸上競技
(1)次の運動について、記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい、各種目特有の技能を身に付けることができるようにする。
ア 短距離走・リレーでは、中間走へのつなぎを滑らかにするなどして速く走ること、長距離走では、自己に適したペースを維持して走ること、ハードル走では、スピードを維持した走りからハードルを低く越すこと。
イ 走り幅跳びでは、スピードに乗った助走から力強く踏み切って跳ぶこと、走り高跳びでは、リズミカルな助走から力強く踏み切り滑らかな空間動作で跳ぶこと。
(2)陸上競技に自主的に取り組むとともに、勝敗などを冷静に受け止め、ルールやマナーを大切にしようとすること、自己の責任を果たそうとすることなどや、健康・安全を確保することができるようにする。
(3)技術の名称や行い方、体力の高め方、運動観察の方法などを理解し、自己の課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。
〔体育分野 第1学年及び第2学年〕
2 内容
C 陸上競技
(1)次の運動について、記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい、基本的な動きや効率のよい動きを身に付けることができるようにする。
ア 短距離走・リレーでは、滑らかな動きで速く走ること、長距離走では、ペースを守り一定の距離を走ること、ハードル走では,リズミカルな走りから滑らかにハードルを越すこと。
イ 走り幅跳びでは、スピードに乗った助走から素早く踏み切って跳ぶこと、走り高跳びでは、リズミカルな助走から力強く踏み切って大きな動作で跳ぶこと。
(2)陸上競技に積極的に取り組むとともに、勝敗などを認め、ルールやマナーを守ろうとすること、分担した役割を果たそうとすることなどや、健康・安全に気を配ることができるようにする。
(3)陸上競技の特性や成り立ち、技術の名称や行い方、関連して高まる体力などを理解し、課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。
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図書館はクリスマスの装い
2018/12/06
12月6日(木)
今日は朝から雨が降ったりやんだりのお天気。
日に日に寒さが増してきました。
お昼休みの図書館には、今日もたくさんの生徒たちが集まりました。
生徒たちは、暖房の効いた暖かい環境の中で、思い思いに自分の時間を過ごしていました。
◇友達と一緒に席に着き、それぞれが好きな本を読む生徒
◇一人黙々と本の世界に浸って読書をする生徒
◇数人で1冊の本(『ワルい心理テスト』)を見ながら、楽しそうに小声で言葉を交わす生徒
◇分厚い『20世紀全記録Chronic』(講談社)を開き、時折ページをめくって過去の歴史に旅をする生徒
◇冬休みの宿題プリントに取り組む生徒
◇昼からの授業に向けて準備をする生徒
◇貸し出しカウンターの前に並んで本を借りていく生徒
◇本を借りた時に受け取ったシールを学年のクリスマスツリーに貼る生徒
※学年対抗で本の貸し出し冊数を競争する図書委員会の取組
◇書架に並んだ本を眺めながら図書館を散歩する生徒 …
図書委員の生徒たちは、カウンターで貸し出しの対応をしたり、図書日誌をつけたりして働いています。
カウンターには、綺麗に飾り付けられたクリスマスツリーが置かれています。
お薦めの本を紹介するコーナーにもクリスマスに関連する本が並んでいます。
図書館の入り口や書架の上の飾り付けもクリスマスらしい装いです。
読書は、知的活動やコミュニケーション、感性・情緒の基盤をなす言語に関する能力を育む上で欠くことのできないものです。
また、論理的に考え、相手の言葉を受け止め、伝え合う言葉を持つことは、豊かな心や規範意識の育成にもつながります。
これからも、図書館の本の充実や環境整備を進め、生徒たちが読書習慣を身に付けるように取り組んでいきます。
家庭でも、大人自身が率先して読書を行い、読んだ本について、子どもと話し合うなどの家庭読書をお願いします。
難しいことはともかくとして、この冬、みんなで読書を楽しみましょう!
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伊勢市子ども人権フォーラム21◇生徒代表20名が参加
2018/12/05
12月5日(水)
伊勢市子ども人権フォーラム21が、午後、開催されました。
会場は、伊勢市生涯学習センター「いせトピア」の多目的ホール。
■伊勢市の子どもたちが、
◇自校の人権学習や生活の場で学んだことをもとに、自らの体験等を発表し合い、互いの思いや願いを受け止め合いながら、様々な人権問題に対する認識を深めること。
◇その学びをすべての学校で還元し、人権学習をより充実させること。
などを目的として、毎年開催されている伊勢市全体の取組です。
■市内の各中学校からクラス2名ずつ程度の代表生徒216名が集まりました。
本校からも1・2・3年生の生徒20名が参加。
教職員や教育委員会関係者も合わせると250名を超える参加者が一堂に会しました。
■フォーラムでは、代表の中学生3人が順にステージ上で作文を発表。
一つの発表が終わるたびに、フロアの生徒たちが感じたことや考えたことを話し、思いや願いを共有しました。
ステージ前の両サイドと中央の3箇所にマイクが設置され、多くの生徒が次々に意見を発表しました。
本校からもたくさんの生徒が、3つの作文のそれぞれについて、自分の体験を交えながら感じたこと、考えたことなどを堂々と発表しました。
フォーラムに参加した生徒たちは、今日学んだ内容を、各学校で還流する役目を担っています。
そのため、時間中、みんな一生懸命にメモをとっていました。
■最後に、コーディネーターの方が、次のようなメッセージを伝えました。
◇3名の作文発表では、新しい気づき、再確認した気づき、自分の経験を語ってくれました。自分の経験を本音で話してくれたお陰で、みんなも他人事でなく自分のこととして考えることができました。
◇人それぞれには違いがあります。その違いや個性を大切にして、悩んでいる人がいたら、気にしなくていいよ、大丈夫やよと温かい言葉を言えるような人になってください。
◇私たちは、偏見や差別をなくしていけるよう、自分たちが行動していかなければなりません。
◇そのために、一緒に考える仲間を増やしてください。家に帰ったら家族に今日のフォーラムのことについて話してください。明日からは学校で、こんなフォーラムだった、自分はこう考えたということを伝えてください。
◇そうすることで、学校に温かい気持ちが広がり、人権の輪が広がります。
◇このような心温まる時間を皆さんと一緒に過ごせたことに感謝します。ありがとうございました。
■本校では、今日の人権フォーラムの内容を学校全体に還流のため、今後、学年または学級フォーラムを開催します。
いじめや差別をなくすために、一人ひとりがどう行動すればよいかについてみんなで考えます。
【発表作文の題名/学校(学年)】
◇差別された側は/御薗中学校(2年)
◇場所では決まらない人の価値/倉田山中学校(3年)
◇自分のしたいことをする/厚生中学校(1年)
【伊勢市子ども人権フォーラム21の日程】
○五十鈴中学校出発(バス)…13:20
○いせトピア到着…13:35
○人権フォーラム参加…13:50〜16:00
○いせトピア出発…16:10頃
○五十鈴中学校到着…16:30頃
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命の授業◇3年生
2018/12/04
12月4日(火)
2・3限目に、3年生で「命の授業」を行いました。
助産院「エンジェルスマイルモモ」の院長である宮木孝子さんがゲストティーチャー。
赤ちゃんや幼児とそのお母さん方、クリスマスイブが予定日の妊婦さんにも来校いただきました。
赤ちゃんや幼児は、生後3ケ月、6ケ月、9ケ月、3歳などの8人でした。
■授業の前半は、宮木さんにお話をしていただきました。
スクリーンに写真や動画を映したり、モデルの人形などを使ったりして、丁寧で分かりやすいお話でした。
内容は次のとおりでした。
◇助産師の仕事、助産院ってどんなの?
◇赤ちゃんってどんなの?
◇命のはじまりにせまる
◇赤ちゃんはどうやって生まれるのか?
◇へその緒の話
◇お父さんの活躍・役割
◇赤ちゃんが生まれたときの話
◇赤ちゃんを育てる
◇私たちが生きている意味
宮木さんは、これまで多くの出産に立ち会ってきました。
その経験に基づき、命の尊さや大切さを分かりやすく、そして力強くお話しされました。
命の始まりの説明では黒い画用紙が配られ、「そこに命の始まりがあります。」と言われました。
生徒たちは、一生懸命に命の始まりを探しました。
続いて、「蛍光灯などの明るい方に画用紙をかざして見てください。」と言われました。
そうすると、いたるところから「あっ!」という声が聞こえました。
「これが、命の始まりの頃の大きさです。」
黒い画用紙には針でつついたほどの小さな穴があいていて、明りにかざすとその大きさをはっきりと確認することができました。
また、お腹にいる時から生まれて成長するまでの赤ちゃんの大きさと成長の様子を、いろいろな大きさの人形を使って説明していただきました。
さらに、妊婦さんが前に出てお腹の赤ちゃんの心音を聴診器とマイクを使って聞かせていただき、命の鼓動を体感しました。
生徒と河村先生が前に出て、同じ方法で心音を聞き、赤ちゃんの心音との違いを確かめたりもしました。
■授業の後半では、赤ちゃんのお母さん方から、出産の大変さや喜びについてお話をしていただきました。
お母さん方一人ひとりが笑顔で語る様子は、とても幸せそうで印象的でした。
その後、生徒たちは、赤ちゃんを代わる代わる抱っこさせていただきました。
赤ちゃんの身体をしっかり支えて、目と目を合わせて抱きました。
「かわいい〜。」「かわいい〜。」
赤ちゃんの柔らかさや温かさに触れ、どの生徒も穏やかで優しい表情になりました。
生徒の皆さんが生まれた時、皆さんが今日感じたように、家族のみんなに幸せを届けました。
そして、これまでずっと家族の愛情を受け、大切に育てられてきました。
生徒たちは、日頃忘れがちな大切なことを、改めて実感したのではないでしょうか。
来校いただいたエンジェルスマイルモモの宮木さん、お母様方、赤ちゃんたちに心から感謝します。
ありがとうございました。
授業の様子を参観し、私自身とても幸せな気持ちになりました。
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12月のスタート◇アルミ缶・ベルマーク回収/後期第2回
2018/12/03
12月3日(月)
「おはようございます!」「おはようございます!」
今日は月初めのアルミ缶回収、ベルマーク回収の日。
生徒たちはアルミ缶の入ったビニール袋を持って、元気な挨拶とともに登校しました。
アルミ缶は、教室に用意された大きな回収袋に入れられました。
ベルマークは、各クラスに置かれている番号別のポケットが付いた回収袋に集められました。
今年の冬休みは22日(土)から。
冬休みまでの3週間がスタートしました。
1年間の締めくくりとそれぞれの目標達成に向けた頑張りを期待します。
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師走(しわす)◇今年の冬至は12月22日
2018/12/02
12月2日(日)
いよいよ12月。「光陰矢の如し」です。
「光」は日、「陰」は月の意味で、「光陰」は月日や時間を表します。
月日の過ぎるのは放たれた矢のように早く、また二度と戻ってこないから、取り戻せない時間を大切にしたいという格言です。
出典は不明ですが古くから用いられてきた表現で、鎌倉時代や江戸時代の日本の古い文献等にも見られます。
◆12月に入って2日目の日曜日。
朝からほぼ一日曇りの天気で、冬の気配を感じる寒い一日でした。
そのような中、時折顔をのぞかせる太陽は、いつにも増して暖かさを感じさせる陽の光りを届けてくれました。
今日は、多くの部活動が休養日でしたが、陸上部は「野口みずき杯 2018中日三重お伊勢さんマラソン」に参加、合唱部は学校での練習に取り組みました。
そして、野球部は豊浜中学校と北浜中学校の合同チームを本校に招いて練習試合を行いました。
野球部は午前中に2試合を行い、1試合目は最終回に勝ち越されて1対2で敗けましたが、2試合目は4対2で勝利を収めました。
先週(25日)は南勢中学校と練習試合を行い、1試合目は1対1の引き分け、2試合目は7対0での勝利でした。
野球部はめきめきと力を付けてきていると感じます。今後の活躍が楽しみです。
◆12月は師走(しわす)と呼ばれ、師匠といえども趨走(すうそう、走り回る)する月という意味があると言われています。
これは和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる旧暦の12月の呼び名。
現在の暦(新暦)でも使用されることがありますが、和風月名は旧暦の季節や行事に合わせたものであり、現在の季節感とは1〜2ヶ月ほどのずれがあります。
師走の由来には、次のような諸説があると言われています。
・一年の終わりで何かと慌ただしく、師匠たちも趨走(すうそう)する「師趨(しすう)」が変化したという説。
・12月は僧侶(師)を迎えてお経を読んでもらう習慣から、「師馳す(しはす)」が変化したという説。
・四時(しいじ、四季の意味)が果てるという意味の「四極つ(しはつ)」が変化したという説。
・一年が終わり果てるという意味の「年果つ(としはつ)」が変化したという説など。
◆ちなみに、今年の冬至は12月22日(土)です。
冬至が一年で最も昼間の時間が短い日ということはよく知られています。
しかし、日の出が最も遅く、日の入りが最も早い日と考えるのは間違いです。
実は、日の出が最も遅い日は、1月上旬。
日の入りが最も早い日は、11月下旬から12月上旬です。
国立天文台の暦計算室のWEBページを見ると、全国各地の日の出・日の入りの時刻が分かります。
12月22日の冬至の三重県津市における、日の出、日の入りの時刻は次のとおりです。
○日の出 6:57
※現在、徐々に遅くなっており、1月上旬が最も遅くなります。
○日の入り 16:47
※11月下旬から12月上旬が最も早く、その後、徐々に遅くなります。
冬至にはゆず湯に入り、かぼちゃを食べる風習があります。
ゆず湯は血行が良くなり身体が温まるため、風邪を防ぎ皮膚を強くする効果があるそうです。
かぼちゃはビタミンEやβカロテンが豊富。
肌や粘膜を丈夫にし、感染症などに対する抵抗力をつけることができます。
風邪予防とともに美肌効果の高い食材とのことです。
◆寒い冬がやってきます。
栄養のある食事や睡眠などの基本的な生活習慣に気を付け、自らの健康を自ら管理する力を身に付けましょう。
日没が早く、夜の時間の長い季節がしばらく続きます。
楽しみの本を見つけて、毎日、読書の時間を決めて少しずつ読むのもいいかもわかりません。
3年生の皆さんは、受験勉強の息抜きに読書はどうでしょうか。
Game、TV、LINEなどよりもReading booksをお奨めします。
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