ポスター◇生徒会専門委員会PRESENTS

2018/12/13

12月13日(木)
 校舎内には、生徒会の専門委員会が作成したいろいろなポスターが掲示されています。
 「いじめは やめよう」「いじめ ダメ 絶対!」「手洗い・うがい 忘れずに!」「チャイム前に 座っておこう」「服装をきちんとしよう」「スリッパをそろえよう」「走るな キケン」「笑顔で挨拶を心がけよう」… 
 どのポスターも、構成がよく考えられており、イラストや文字も工夫され、丁寧に作成されています。

 生徒たちが主人公となる学校づくりには、活発な生徒会活動が不可欠です。
 専門委員会も、みんなが楽しい学校生活を送るために、それぞれ重要な役割を担っています。
 そして、何よりも大切なことは、生徒全員が生徒会活動の担い手であるという自覚を持つことです。
 全国に自慢できる学ぶ意欲に満ちあふれた楽しい学校づくりは、皆さん一人ひとりの双肩 (そうけん)にかかっています。



保健教育・食教育/受験期を上手く乗り越えよう!◇3年生/5限目

2018/12/12

12月12日(水)
 3年生の生徒たちが、5限目に保健教育・食教育の授業を行いました。
 指導者は、養護教諭の飯田先生と栄養教諭の永松先生(有緝小学校在籍)。

◆テーマは、受験の前の健康管理「受験期をうまく乗り越えよう」。
 入試当日、実力を十分に発揮できるようにするための生活リズムの整え方、食事の取り方などについての学習。

◆授業の目標は、次の3点でした。
(1)受験をうまく乗り切るために、睡眠の役割と効果について知り、規則正しい生活が大切であることを理解することができる。
(2)体調を整え、受験勉強を効果的なものにするために、栄養分の身体に及ぼす影響、より良い食事の摂り方を理解することができる。
(3)自分の生活リズムを振り返り、睡眠や食事のとり方について考え、「早寝・早起き・朝ごはん」などに取り組むことができる。

◆指導の流れは、次の通りでした。
(1)睡眠と生活リズムについて(指導者:飯田先生)
・睡眠の効果を知る。
 体内時計、睡眠リズム、成長ホルモンなど
・自分の生活リズムを振り返る。

(2)食生活について(指導者:永松先生)
・脳力アップのための食物を知る。
・朝食の必要性を知る。
・夜食について考える。

(3)まとめ(各担任)
・ワークシート「受験生の健康管理」に記入する。
 生活リズムチェック、生活習慣や食生活の問題点と解決策、学習の振り返り

◆生徒たちは、睡眠や食事についての説明を真剣な表情で聞きました。
 そして、入試に向けた学習や生活を効果的なものにするため、生活リズムの整え方について考えました。
 それぞれの夢や目標の実現に向け、自分事として捉えて体調管理に気を付けて、入試当日にベストコンディションで臨めるようにしましょう。
 最後まであきらめずに、粘り強く努力することを期待します。

 「最後まで…希望を捨てちゃいかん」「あきらめたら そこで試合終了だよ」
 何事も自分との闘いです。
 自分に負けそうになったら、漫画「SLAM DUNK」の安西光義先生の言葉を思い出してみましょう。

【参考】
 今日の授業で説明のあった「より良い睡眠や食事のポイント」をいくつか紹介します。
 受験に向けた生徒たちの頑張りを支えていただく、ご家庭の参考にしていただければ幸いです。

◆睡眠について
・人間には、毎日だいたい同じ時間に眠り、同じ時間に起きるという体内時計が備わっています。
・1日は24時間と決まっていますが、体内時計は約25時間で働いています。
・24時間で生活するためには、朝の光を浴びることと規則正しい生活をすることが大切です。

・人の眠りには、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。
・レム睡眠は眠っている間に、ピクピクと眼球が急速に動く(Rapid eye movement:REM)睡眠のことで、眠りが浅く、体の睡眠とも言われます。夢の多くはこのレム睡眠中に見ます。
・レム睡眠では、脳の一部は起きている時と同じように活動しており、情報の整理、統合が行われ、記憶の定着が起こっていると考えられています。

・ノンレム睡眠は眼球運動が見られない(non-REM)深い眠りです。
・ノンレム睡眠では、大脳皮質の神経細胞(ニューロン)の活動が低下し、脳全体の血流も低下します。
・これは深い睡眠とも言われ、脳の休息状態と考えられています。

・レム睡眠とノンレム睡眠は、約90〜100分の周期で規則正しく、一晩に5、6回繰り返されます。
・眠り始めて最初に現れるのがノンレム睡眠で、この時に成長ホルモンがたくさん出ます。
・睡眠が進むほどレム睡眠の割合が多くなり、徐々に脳を覚醒させる準備に入ります。
・この間に目覚めると、すっきりと快適な目覚めを得ることができます。

・体内時計を整えるためには、2つのホルモンが重要であると言われています。
・1つは、朝の太陽の光によって分泌されるセロトニンであり、脳を活性化して精神を落ち着かせる働きがあります。
・セロトニンは脳内の神経伝達物質の1つで、興奮した時に分泌されるノルアドレナリンやドーパミンの働きを抑え、気持ちを安定させてくれることから、「幸せホルモン」とも呼ばれています。

・夜、眠くなるのはメラトニンというホルモンの働きで、夜になると徐々に分泌が増え、夜中に最大となります。メラトニンの分泌は良い睡眠に不可欠です。
・夜、メラトニンがたくさん分泌されるためには、メラトニンの材料であるセロトニンというホルモンが日中にしっかりと分泌される必要があります。
・昼間はセロトニン、夜間はメラトニンというホルモン分泌の流れが良い睡眠をもたらします。

・メラトニンは夜に暗い環境でより多く分泌されます。
・夜に明るい光を浴びたり、明るい場所で眠ったりすると、メラトニン分泌を減らし良い睡眠を妨害することになります。
・眠る3時間くらい前から室内を少し暗くして、メラトニン分泌を促すのが良いと言われています。
・したがって、この時間帯にパソコンやスマートフォンなどの操作はできるだけ避けた方が良いことになります。

・朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、メラトニンは朝日を浴びた約15時間後に分泌が増加してきます。メラトニンは体内時計にコントロールされています。
・朝日を浴びないと、体内時計は毎日少しずつずれていき、夜間適切な時間にあまりメラトニンが分泌されなくなってしまいます。
・朝日といっても直接日光を浴びる必要はなく、曇りの日でも、朝起きてカーテンを開けて明るい光を浴びるだけでも、体内時計をリセットするには十分です。

・メラトニンの材料はセロトニンで、セロトニンの材料はトリプトファンというアミノ酸です。
・バランスの良い食生活で、トリプトファンを上手に摂ると、セロトニンの分泌、さらにはメラトニンの分泌を高めることができます。
・トリプトファンはアミノ酸で、タンパク質の多い食品にたくさん含まれています。例えば、肉や魚、豆腐や納豆などの大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類、バナナなどです。

・体内時計を乱さないようにすることが大切であり、そのためのポイントは、@起きる時間を一定にする、A朝起きたら光りを浴びる、B朝食を毎日食べる、C夜はなるべく光を浴びないようにすることです。

◆食事について
・受験に向けて普段から気を付けたいことは、@朝・昼・夜の3食をしっかり摂ること、A主食、主菜、副菜を摂ること、B栄養・運動・休養に気を付けることです。

・特に朝食は重要で、体温が上がり、体が1日の活動のウォーミングアップをすることができます。
・朝は寝ている時より1℃ほど体温が低く、エンジンがかかりにくい状況にあります。
・体温を上げるのは、おかず(主菜)の役割です。たんぱく質の豊富な食品が体温を上げてくれるので、卵、大豆や豆製品、乳や乳製品、肉などを使った主菜が良いでしょう。

・朝食の2つ目の役割は、頭と体のエネルギーになることです。炭水化物や糖分は血糖値を上げてくれます。
・炭水化物の内、さとうや甘い菓子などでは、血糖値が急激に上がり長持ちはしません。
・ご飯やパン、めん類、シリアルなどの主食やイモ類などのおかずでは、緩やかに血糖値が上がり長持ちします。
・副菜には、風邪や便秘などを予防し体調を整える役割があります。野菜やきのこ、海藻を使った副菜をきちんと食べることが大切です。
・給食は、主食+主菜+副菜の組み合わせに基づいてできています。

・学校が終わった後に塾があり、お腹が空いている時あなたならどうしますか。
・そんな時は、ぱぱっと何か簡単に食べて塾へ行くのが良いでしょう。何も食べずに我慢するのは良くありません。
・塾などで夕食時間が不規則になる場合は、工夫が必要です。例えば、時間がある時は、塾へ行く前に食事をきちんと摂ることが大切です。
・時間がない時は、バナナ1本でも食べるようにすると良いでしょう。
・夕食まで時間があり過ぎると頭が働きにくくなるし、塾から帰ってから食べると、遅い時間に食べ過ぎてしまうことがあります。
・例えば、「家→軽食→塾→夕食」、「家→夕食→塾→夜食」という方法もあります。

・夜食は上手に摂ればそれなりの効果が期待できますが、食べる物や量によっては、悪いことの方がずっと多くなります。
・食べ過ぎると眠くなったり、次の朝に不快感が残り朝食が食べられなかったり、肥満につながったりします。

・食べる場合は、夜10時までにしないと肥満につながる恐れがあります。
・夜食は必ずしも必要ではありませんが、食べる場合は、おやつと同様200kcalまでにするのが安全です。
・油っこくなく、朝の食事に影響しないものが良いでしょう。おにぎり、フルーツ、ヨーグルトなどは良いですが、スナックやラーメンなどは夜食には不適切と言われています。

・試験前日の食事としては、胃の中に長く留まるものを食べると、翌日の朝の食欲減退につながるので、主菜となるおかずでは、油っぽいもの、生ものは控え、炭水化物中心が良いでしょう。胃腸に優しいし、頭のエネルギーにもなります。
・試験当日の食事としては、頭のエネルギー源を確保するため、ブドウ糖が多く含まれる炭水化物をしっかり摂ることが大切です。おかずとして、いも類やかぼちゃなどを取り入れても良いでしょう。

・食事は、試験が始まる3〜4時間前に摂るのが良いとされています。
・いざ試験という日の食事は、食べなれた美味しそうなものをさっぱりと、炭水化物中心に摂ると良いでしょう。



保護者懇談会◇2日目

2018/12/11

12月11日(火)
 冬休み前の保護者懇談会の2日目。
 昨日同様、授業を1時間行い、その後1・2年生は部活動、3年生は下校し家庭学習でした。
 各クラスの1時間目の授業は、次のとおりでした。

◇1年生
・1組…家庭、2組…英語、3組…理科
◇2年生
・1組…学級活動、2組…数学、3組…技術
◇3年生
・1組…社会、2組…美術、3・4組…音楽
◇各学年6組…通常学級での教科の授業

■懇談は、1・2年生は、保護者と担任による2者。
 3年生が生徒と保護者と担任による3者。
 懇談時刻が近づき、各学年の控え室や廊下で、お家の人が来るのを待つ3年生の生徒を見かけました。
 周りをキョロキョロ見回し、少し緊張した表情でした。
 「今からですか」と聞くと、「はい」と返事が返ってきました。
 「頑張ってね」
 「はい。ありがとうございます」

 1・2年生では、昨日に引き続き、保護者の皆様と担任の間で、学校や家庭での学習・生活の様子などについて懇談が行われました。
 3年生では、生徒、保護者、担任による3者で、県立高校の前期選抜、高等専門学校(鳥羽商船・鈴鹿高専)の推薦入試、私立高校の推薦、専願、一般入試の受験校についての相談が行われました。
 また、懇談後は多目的ルームで、県立高校(前期選抜)、私立高校、高等専門学校(推薦入試)の入学願書の記入が行われました。

 生徒の皆さんは、懇談内容についてお家の人と話し合い、学習面や生活面で頑張っていること、得意分野や長所をさらに伸ばしていきましょう。
 そして、課題や苦手分野を克服できるように、目標を持って主体的に粘り強く頑張りましょう。

 3年生の皆さんは、それぞれの夢や目標の実現を目指し、睡眠時間や食事などの生活習慣に気を付けて体調を整え、毎日こつこつと努力を続けましょう。
 絶対にあきらめない強い気持ちを持って頑張りましょう。

 保護者の皆様におかれましては、生徒たちの頑張りを認めてほめ、課題を克服できるように励ましてください。
 また、家庭での学習習慣や生活習慣など、生徒たちの自立へ向けた支援をよろしくお願いします。
 お忙しい中、懇談会に出席いただきありがとうございました。
 今後とも、学校と家庭の連携・協力をよろしくお願いします。



保護者懇談会◇1日目

2018/12/10

12月10日(月)
 今日から2日間の日程で、冬休み前の保護者懇談会を実施します。
 両日とも授業を1時間行い、その後1・2年生の生徒は部活動、3年生の生徒は家庭学習にしています。
 今日はその1日目。
 各学年、各クラスの1時間目の授業は、次のとおりでした。

◇1年生…各教科の授業
・1組…美術、2・3組…音楽
◇2年生…各教科の授業
・1組…国語、2組…技術、3組…理科
◇3年生…総合的な学習の時間(1階多目的ルーム)
・県立高校(前期選抜)、私立高校、高等専門学校の受験に係る「面接」の受け方、注意事項等の説明。
◇6組…通常学級での教科の授業、生活単元学習

■懇談は、3年生が生徒と保護者と担任による3者。
 1・2年生は、保護者と担任による2者です。
 そのため、3年生の生徒たちは、懇談の時間の少し前になると、廊下や昇降口、各学年の控え室でお家の人が来るのを待ちました。

 「今から懇談会ですか?」と廊下や昇降口にいる生徒に話しかけました。
 「はい。」「緊張します!」と返事が返ってきました。

 教室では学校や家庭での学習・生活の様子などについて懇談が行われました。
 3年生については、高等学校の受験校についての相談が中心となりました。

 懇談後、県立高校(前期選抜)、私立高校、高等専門学校(推薦入試)を受験する生徒は、保護者の方と共に、多目的ルームで入学願書の記入を行いました。
 生徒と保護者が仲むつまじく肩を並べて座り、緊張した面持ちで願書を書く生徒の様子を、保護者の皆様は温かなまなざしで見守っておられました。

 そうした様子を見せていただきながら、保護者の皆様とお話させていただきました。
 「受験は、親としても本当に心配で、はらはらします」
 「早く過ぎてくれないかと思います」…
 切実なお声も聞かせていただきました。
 保護者の皆様には、お忙しい中、また寒い中、来校いただきありがとうございました。
 懇談会は、明日2日目を実施します。



第60回伊勢市教育美術展◇伊勢市生涯学習センター「いせトピア」

2018/12/09

12月8日(土)・9日(日)
 第60回伊勢市教育美術展が、8日・9日の両日、伊勢市生涯学習センター「いせトピア」で開催されました。
 市内の小中学生による図工・美術作品・書写・書道作品の力作が一堂に展示されました。

 各学校の代表作品だけあり、いずれも細部にまで心が配られた素晴らしいものでした。
 作品や書写作品の前にじっとたたずんで眺めていると、作者の思いや苦労などが伝わってくるような気がします。
 小中学生の作品には、有名作家の作品以上に人を感動させる不思議な力があります。
 本校からも、1・2・3年生から、次のような絵画作品と書写作品を出品しました。

<絵画作品>
◇1年生は、「習作〜玉葱(たまねぎ)〜」の6作品。
◇2年生は、「体育館シューズと布のある静物」の8作品。
◇3年生は、「習作〜金魚の如雨露と紙風船のある静物画〜」の6作品。
◇各学年6組は、「玉ねぎ習作」の1作品、「シューズと布」の4作品、「静物画習作」の1作品で、合計6作品。
<書写作品>
◇1年生の8作品。「大志」の3作品、「大洋」の2作品、「和音」の2作品、「永遠」の1作品。

 会場では、本校生徒の美術・書写の作品の前で、多くの人が足を止め、じっと見つめていました。
 写真を撮る姿も見られました。
 保護者の皆様にも、生徒たちの頑張りを多数ご参観いただき、ありがとうございました。

 両日ともお天気には恵まれたものの、風の強い寒い日でした。
 そのような中でも、2日間の来場者数は3,422人(1日目:1,638人、2日目:1,784人)。
 たくさんの皆様にお越しいただき、ありがとうございました。



第2回資源回収◇保護者の皆様、地域の皆様、ありがとうございました!

2018/12/09

12月9日(日)
 PTA主催の資源回収が行われました。
 今回は、6月2日の第1回に続いて2回目の実施。
 朝から晴れのお天気には恵まれたものの、西風の吹く寒い1日でした。

 生徒たちは、午前半日の土曜授業として、早い地域は7時45分から保護者の方々と一緒に活動。
 16の地区・集積所別に回収作業に取り組みました。

 前期の生徒会本部役員、級長・副級長、学区外からの通学生等は、朝から第2集積場(中学校・四郷小学校)に集合。
 各地区から運ばれてきた資源物をコンテナに積み込みました。
 また、各地区での作業が終了した3年生は、第2集積場の作業の進行状況を見ながら、中学校や四郷小学校に移動して積み込み作業に合流しました。

 新聞紙、雑誌、段ボール、アルミ缶、牛乳パック、布類など…。
 保護者の皆様が、軽トラックや乗用車、大型トラックで、次々に運んでくださいました。
 第2集積場に車が到着してドアが開けられると、生徒たちは、荷物を素早く車から降ろして種類別にコンテナに積み込みました。
 どの生徒も一生懸命でした。

 資源物を自力でコンテナまで運んだり、数人でリレーしたり…。
 生徒たちから手渡された新聞や雑誌を「はい」と言って受け取ると、生徒たちからその都度「ありがとうございます!」という言葉が返って来ました。
 「私が持って行きます!」と言い、率先してたくさんの資源物を抱えて運びました。
 五十鈴中学校の生徒たちは、よく働きます。

 保護者の皆様には、早朝から資源回収にお取り組みいただき、ありがとうございました。
 お車を提供いただいたお家もあり、大変助かりました。
 PTA本部役員・委員の皆様には、準備段階から大変お世話になりました。
 資源回収にご協力いただいた地域の皆様方にも感謝いたします。

 今回は、生徒による地域へのチラシ配付は行わず、各地域のまちづくり協議会や関係の皆様のご協力により、チラシを「広報いせ」にはさんで配付していただきました。
 これは、日没時刻が早くなる中での生徒によるチラシ配付に対する安全面への配慮、部活動や定期テストに向けた学習時間の確保などにご理解いただいたことによるものです。

 また、第2集積場(中学校や四郷小学校)での資源物の仕分け、コンテナへの積み込みがスムーズに行えるよう、PTA本部役員会で議論いただきました。
 そして、回収業者とも相談し、コンテナの位置や積み込みの方法などを工夫しました。

 資源回収後のPTA本部役員の皆様による反省では、こうした回収方法の工夫に効果が見られたという意見の一方で、改善すべき新たな課題も出されました。
 今後、可能な限りの改善を図りながら、生徒たちの教育活動の充実に向けた取組を進めていきます。
 保護者の皆様、地域の皆様には、今後も引き続き、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。 
 
 回収した資源物は換金し、生徒たちの部活動や教育活動などの経費として活用させていただきます。
 お家の方々や地域の皆様のご協力で学校教育の充実が図られています。
 生徒の皆さんは、感謝の気持ちを忘れずに生活していきましょう。



部活動◇明日は資源回収

2018/12/08

12月8日(土)
 12月に入り、あっという間に1週間が過ぎていきました。
 師走の2回目の土曜日。
 今日と明日の2日間は、第60回伊勢市教育美術展が生涯学習センター「いせトピア」で開催されます。
 市内の小中学校から、図工・美術、書写・書道の代表作品が出品され展示されます。

 また、明日は、本校で今年第2回目の資源回収を行います。
 生徒たちは土曜日の授業として出席し、保護者の皆様と一緒に回収作業に取り組みます。
 PTAの本部役員や地区委員の皆様を中心として、各家庭の保護者の皆様や地域の皆様にご協力をいただきます。

◆立冬(11月7日)から1ケ月が経過した昨日12月7日は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」。
 本格的に雪が降り始める時期です。

 今日は冬らしい寒い一日でしたが、朝から空には雲一つない快晴で、暖かな陽ざしが運動場を照らしました。
 そうした中、生徒たちは、今日も部活動練習に一生懸命に取り組みました。

◇サッカー部…通常練習(午前中、本校にて)
◇野球部…通常試合(午前中、本校にて)
◇合唱部…通常練習(午前中、本校にて)
◇女子バスケット部…練習試合(終日、本校にて)

◆女子バスケット部は、久居東中学校(津市)、倉田山中学校、港中学校の3校を本校に招いて、終日、練習試合を行いました。
 試合のスケジュールは、次のとおりでした。

◇ 9:00〜 五十鈴中×倉田山中
◇ 9:45〜 五十鈴中×久居東中
◇10:15〜 倉田山中×久居東中
◇10:45〜 倉田山中×五十鈴中
◇11:15〜 久居東中×五十鈴中
◇11:45〜 港中×倉田山中
◇12:15〜 <昼休み> B戦
◇12:45〜 五十鈴中×港中
◇13:15〜 久居東中×倉田山中
◇13:45〜 久居東中×港中
◇14:15〜 五十鈴中×港中
◇14:45〜 倉田山中×久居東中
◇15:15〜 港中×(希望チーム)

 港中学校の生徒たちは、朝から学校で資源回収を行い途中から参加。
 4校が短時間で次々に相手を変えて試合を行い、相互に技術力の向上を図りました。
 実戦を通して、自分たちのチームの良さや課題をつかみ、今後の練習に生かすようにしましょう。
 バスケットボールの冬がやってきました。



数学の授業◇3年1組/5・6限目

2018/12/07

12月7日(金) 
 お昼休みに、いつものように校長室を出て、1階の廊下を真っすぐ西の方に歩いて行きました。
 しばらく歩いて右の方に目をやると、ロの字型の校舎に囲まれた広い中庭で、数人の生徒がベンチに腰掛けて楽しそうに話をしながらくつろいでいました。
 その姿を眺めながら歩いて行くと、3年生の教室前にたどり着きました。

 教室では、友達と話をしたり、勉強や読書をしたり、黒板にお絵かきをしたりして、生徒たちはそれぞれに自由で楽しい時間を過ごしていました。
 廊下にもたくさんの生徒がいて、いたるところで楽しそうな笑い声が聞こえてきました。

 3年生の教室前で足を止めて、生徒たちと話をしました。
 「午後からの授業は何ですか」と聞くと、「5限目は数学です」という返事が返ってきました。
 続けて「6限目は」と聞くと、「6限目も数学です」との返事でした。
 「午後からの2限続きの数学は大変だね。居眠りをしないようにしなさいよ」と言うと、「寝ないように、授業を見に来てください」「数学が苦手なので来てください」と言いました。

◆3年1組の5・6限目の数学の授業を参観しました。
 指導者は中川先生。
 教科書は、第5章「相似な図形」の最終節、第3節「相似な図形の面積と体積」の学習。

◆これまで、第1節の「相似な図形」では、「相似な図形の性質」や「三角形の相似条件」「2つの三角形の相似の証明」「身の周りの事象への相似な図形の性質の活用」などについて学習しました。

 第2節の「平行線と比」では、三角形の1辺に平行な直線が、他の2辺に交わるときにできる線分の比について調べ、「三角形と比の定理」やその逆の定理、「中点連結定理」などについて学習しました。
 さらに、これらの定理を使って、直線が平行線に交わるときに成り立つ定理を証明しました。

◆今日の授業のめあては、「相似な図形の面積、相似な立体の体積について考えよう」
 相似な図形の面積、相似な立体の体積を求めることにより、相似比と面積比、体積比には、どのような関係があるか考える学習を行いました。

◆黒板に、△ABC(底辺BH=6p、高さAH=3p)と△A′B′C′が書かれ、次のような問題が示されました。
(問題)
 △ABC∽△A′B′C′で、その相似比は1:2です。
 次の(1)、(2)を求めましょう。
 また、(3)を求めて相似比との関係を調べましょう。
(1)B′C′、A′H′の長さ
  ※H′は、A′から底辺B′C′に下した垂線の足
(2)△ABC、△A′B′C′の面積
(3)△ABCと△A′B′C′の面積比

 この問題について、みんなで考え、先生が丁寧な説明を加えながら答えを導き出した後、次に2つの三角形の相似比を3:5にした問題についても考えました。
 さらに、相似比が1:2の2つの長方形の場合、相似比が3:5の2つの円についても考えました。
 また、体積については、相似比が1:2の2つの立方体の体積を求めて比較し、相似比と体積比がどのような関係になるかを調べました。

 授業では、教科書には示されていない例をいくつか示し、生徒の理解を促す工夫がありました。
 また、生徒に発言を求めて、論理的に考えて説明する力を育む指導も見られました。

◆授業の終盤では、次のような学習のまとめが行われました。
・相似な平面図形では、面積比は相似比の2乗に等しい。
・相似な立体では、体積比は相似比の3乗に等しい。

 その後、練習問題のプリントが配られ、実際に問題を解いて学習内容の確認と定着を図りました。
 生徒たちは、じっくり考えて自力で問題を解いたり、分からない問題について友達と互いに質問し合ったり教え合ったりしました。

◆数学では、課題(問題)の解決に向けて論理的に考える力、図、表、グラフや言葉を使って事柄や考えを論理的に説明する力を身に付けることが大切です。
 今日の授業には、そうした力を育成する指導の工夫がありました。
 生徒たちにも、そうした力を身に付けようとする頑張りが見られました。

◆2時間の数学の授業を通じて、生徒たちは、先生の説明を集中して聞いて考えました。
 先生からの質問に対する生徒たちの発表は論理的で的確。
 一生懸命にノートをとるなど、意欲的な学習の様子が見られました。
 居眠りの心配はまったく要らない2時間でした。



保健体育の授業◇陸上競技/長距離走(3年生)

2018/12/07

12月7日(金)
 チャイムとともに1限目の授業が始まりました。
 「1・2・3・4!」「5・6・7・8!」
 運動場から、ラジオ体操に取り組む生徒たちの元気な声が聞こえてきました。

 3年生1組と2組の1限目は保健体育の授業。
 指導者は、河村先生と野呂先生。
 学習内容は陸上競技の長距離走で、今日は全体で8時間の学習計画の3時間目でした。
 3年生の長距離走では、自己に適したペースを維持して走る中で、記録の向上や競争の楽しさなどを味わい、長距離走特有の技能を身に付けます。

◆コースは校舎の外周で、1周約600m。
 このコースを2周する時間と4周する時間を交互に設定しタイムを測定。
 雨天の場合は、体育館でシャトルランを実施します。
 コースの概要は次のとおりです。

・運動場の校長室前をスタートして直線を走り右にカーブ。
・西門から外に出てすぐに右折し、体育館裏の100m程の細い直線道路を走り抜けます。
・突き当たりを右折し、校舎裏にある駐車場のすぐ下の細い道路を通過。
・突き当たりを道なりに左折し、すぐにヘアピンカーブを折り返し。
・正門までの10m程の坂道を駆け上がり、昇降口と自転車置場の間を通って運動場に入ります。

 全学年が1年生の時から毎年同じコースを走っています。
 これまでの記録は体育倉庫の扉に掲示。
 生徒一人ひとりが自己ベスト更新を目標にして走り、3年間の体力向上を実感できるようにしています。

◆今日はコースを2周する時間。
 生徒たちは、約1200mの距離を白い息を吐きながら、顔を真っ赤にしながら、表情をゆがめながら、最後まで走り切りました。
 ゴール付近では、タイムを表示する電光掲示板を見ながら、多くの生徒がラストスパートをかけました。
 生徒たちが懸命に走る姿を見ながら、思わず「ファイトー!」「頑張れ!」「後少し!」という声援が口から飛び出しました。

 ゴールした生徒たちは、しゃがみ込んでしばらく休憩をとり、体育館に移動してストレッチを行いました。
 その後は、ゆっくり歩いてクールダウンをしたり、サッカーを楽しんだりしました。
 なお、3年3組と4組の生徒たちは、2限目の保健体育の授業で長距離走に取り組みました。

【学習指導要領 第2章「各教科」 第7節「保健体育」】
 ※関係箇所の抜粋

第2 各分野の目標及び内容
〔体育分野 第3学年〕
2 内容
C 陸上競技

(1)次の運動について、記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい、各種目特有の技能を身に付けることができるようにする。
ア 短距離走・リレーでは、中間走へのつなぎを滑らかにするなどして速く走ること、長距離走では、自己に適したペースを維持して走ること、ハードル走では、スピードを維持した走りからハードルを低く越すこと。
イ 走り幅跳びでは、スピードに乗った助走から力強く踏み切って跳ぶこと、走り高跳びでは、リズミカルな助走から力強く踏み切り滑らかな空間動作で跳ぶこと。

(2)陸上競技に自主的に取り組むとともに、勝敗などを冷静に受け止め、ルールやマナーを大切にしようとすること、自己の責任を果たそうとすることなどや、健康・安全を確保することができるようにする。

(3)技術の名称や行い方、体力の高め方、運動観察の方法などを理解し、自己の課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。

〔体育分野 第1学年及び第2学年〕
2 内容
C 陸上競技

(1)次の運動について、記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい、基本的な動きや効率のよい動きを身に付けることができるようにする。
ア 短距離走・リレーでは、滑らかな動きで速く走ること、長距離走では、ペースを守り一定の距離を走ること、ハードル走では,リズミカルな走りから滑らかにハードルを越すこと。
イ 走り幅跳びでは、スピードに乗った助走から素早く踏み切って跳ぶこと、走り高跳びでは、リズミカルな助走から力強く踏み切って大きな動作で跳ぶこと。

(2)陸上競技に積極的に取り組むとともに、勝敗などを認め、ルールやマナーを守ろうとすること、分担した役割を果たそうとすることなどや、健康・安全に気を配ることができるようにする。

(3)陸上競技の特性や成り立ち、技術の名称や行い方、関連して高まる体力などを理解し、課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。



図書館はクリスマスの装い

2018/12/06

12月6日(木) 
 今日は朝から雨が降ったりやんだりのお天気。
 日に日に寒さが増してきました。

 お昼休みの図書館には、今日もたくさんの生徒たちが集まりました。
 生徒たちは、暖房の効いた暖かい環境の中で、思い思いに自分の時間を過ごしていました。

◇友達と一緒に席に着き、それぞれが好きな本を読む生徒
◇一人黙々と本の世界に浸って読書をする生徒
◇数人で1冊の本(『ワルい心理テスト』)を見ながら、楽しそうに小声で言葉を交わす生徒
◇分厚い『20世紀全記録Chronic』(講談社)を開き、時折ページをめくって過去の歴史に旅をする生徒
◇冬休みの宿題プリントに取り組む生徒
◇昼からの授業に向けて準備をする生徒
◇貸し出しカウンターの前に並んで本を借りていく生徒
◇本を借りた時に受け取ったシールを学年のクリスマスツリーに貼る生徒
 ※学年対抗で本の貸し出し冊数を競争する図書委員会の取組
◇書架に並んだ本を眺めながら図書館を散歩する生徒 …

 図書委員の生徒たちは、カウンターで貸し出しの対応をしたり、図書日誌をつけたりして働いています。
 カウンターには、綺麗に飾り付けられたクリスマスツリーが置かれています。
 お薦めの本を紹介するコーナーにもクリスマスに関連する本が並んでいます。
 図書館の入り口や書架の上の飾り付けもクリスマスらしい装いです。

 読書は、知的活動やコミュニケーション、感性・情緒の基盤をなす言語に関する能力を育む上で欠くことのできないものです。
 また、論理的に考え、相手の言葉を受け止め、伝え合う言葉を持つことは、豊かな心や規範意識の育成にもつながります。

 これからも、図書館の本の充実や環境整備を進め、生徒たちが読書習慣を身に付けるように取り組んでいきます。
 家庭でも、大人自身が率先して読書を行い、読んだ本について、子どもと話し合うなどの家庭読書をお願いします。
 難しいことはともかくとして、この冬、みんなで読書を楽しみましょう!

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