感動の卒業式

2020/03/13

3月13日(金)
 やわらかな明るい春の日差し、まさに春麗らかな季節。
 104名の卒業生は、巣立っていきました。

 今年の卒業式は、新型コロナウイルスの感染防止のため、例年から内容を変更するとともに、時間短縮を図って行いました。
 当初は、卒業生と教職員のみで実施することとしていましたが、感染防止の取組を万全にするとともに、人数を2名以内として保護者の皆様に出席いただけることになりました。

 受付では、手指消毒をしていただき、予め記入していただいた「参加者記名用紙」を提出していただきました。
 手指消毒の器具は、手を差し出すと自動的に消毒液が出るタイプのもので、伊勢市から各校に1台ずつ貸し出されました。
 また、マスクを1人1つずつお配りさせていただき、着用いただきました。
 マスクは、伊勢市教育委員会から、卒業生、保護者及び教職員用として、非常時の備蓄用マスクを提供いただきました。

 式場後方の扉が開かれ、在校生の合唱「ほらね」の歌声が響くなかを、卒業生が入場しました。臨時休業になる前に録音した在校生の歌声でした。
 「ただ今から、令和元年度 伊勢市立五十鈴中学校 第54回卒業証書授与式を挙行いたします。」
 開式の言葉が告げられました。

 国歌斉唱、校歌合唱。
 国歌は厳かに、校歌は誇り高く。
 生徒たちの歌声が式場に響きました。

 卒業証書授与。
 1組は山口先生から、2組は山本先生から、3組は廣先生から、6組は青木先生から生徒の名前が読み上げられました。
 一人ひとり、落ち着いた堂々たる姿で、卒業証書を受け取りました。

 学校長式辞、祝電披露、市記念品授与、PTA記念品授与。
 そして、在校生による送辞。
 臨時休業になる前日(3月2日)に録音した代表生徒の声が、卒業生に届けられました。
 
 卒業生の笑顔、優しさ、たくましさ。
 楽しい思い出の数々。
 在校生の「ありがとう」と「おめでとう」の気持ちが、少し寂しさを帯びた口調で素直に伝えられました。

 卒業生による答辞。
 立ち止まって静かに振り返った時、思い出の中で輝き始めた日々。
 友達、家族、先生への感謝と未来に向けた決意。
 素直な気持ちで語られる言葉には、胸を打たれました。

 閉式の言葉が告げられ、卒業生たちは意を決したように立ち上がり、保護者の皆様と教職員の盛大な拍手に包まれて、式場を後にしました。
 涙と感動の素晴らしい卒業式でした。
 保護者の皆様におかれましては、お子様の成長をこれまでずっと支えてこられた様々な思いが、心の中を駆け巡っていたのではないかと思います。

 卒業生の皆さんは、4月からは高校生です。
 式辞で話した通り、「命」「絆」「今」を大切に、笑顔で希望を持って、広い世界にはばたいてください。
 104名の卒業生一人ひとりが、力強く人生を生き抜いてくれることを期待しています。



卒業式の朝

2020/03/13

3月13日(金) 
 春の暖かな日差し。
 卒業式の朝、3年生の生徒たちが爽やかな笑顔で登校してきました。
 「おはようございます!」「おはよう!」
 正門で生徒たちを出迎え、いつものように挨拶を交わしました。
 久しぶりに、学校が本来の学校として動き出したように感じました。

 開式前の教室では、学級活動が行われました。
 担任の先生から、式に向けた心構えやスケジュールなどについてお話がありました。
 生徒たちは、中学校生活最大の晴れ舞台に向けて気持ちを整えました。

 卒業生、保護者、教職員の整然と並べられた座席。
 卒業生が歩く赤い毛せんが敷かれた花道。
 それに沿って置かれた美しいパンジーの花のプランター。
 卒業をお祝いする気持ちが込められた式場。
 凛とした空気に包まれ、卒業生の入場を今か今かと待っていました。

 保護者の皆様が続々と来場。
 受付で、手指消毒をして、予め記入してお持ちいただいた「参加者記名用紙」を提出。
 伊勢市から支給されたマスクを着用して入場。
 間隔を取って配置された保護者席に座って、開式をお待ちいただきました。
 いよいよ卒業式が始まります。



夕方の運動場◇卒業式前日

2020/03/12

3月12日(木)
 卒業式前日の夕方、運動場を散歩しました。
 式場の体育館、3年生教室は、教職員全員の協力で準備万端。
 保護者の皆様の駐車場となる運動場の整備も完璧。
 明日の卒業式の開式を静かに待っています。

 体育祭や文化祭、卒業式や入学式という大切な学校行事の前日になると必ずといっていいほど姿を現すイソヒヨドリ。
 今日も運動場を元気に飛び回り、美しい鳴き声を上げていました。
 まるで、生徒たちの卒業を祝っているかのようでした。

 今日の夕方はお天気も良く、西日がグランドを照らしていました。
 明日は晴れ、春らしい穏やかな暖かい日になるとの予報。
 卒業生たちは、五十鈴中学校の伝統を引き継ぎ、それらをさらに発展させ、素晴らしい学校づくりを行いました。
 生徒たちへの感謝として、明日は最高の卒業式にします。



学校関係者評価委員会

2020/03/12

3月12日(木)
 学校関係者評価委員会を、午後4時から校長室で開催しました。
 評価委員として、学校評議員の3名に保護者代表を加えた4名の皆様にご出席いただきました。

 会議では、初めに校長から、本年度の学校の取組や生徒たちの状況について説明を行いました。
 また、学校アンケート(生徒・保護者)と教職員による自己評価の結果もご覧いただきました。
 そして、委員の皆様から、より良い学校づくりに向けたご意見やご質問をお出しいただきました。

 委員の皆様からは、生徒たちの年間を通した頑張りに対するお褒めの言葉をいただくとともに、学校をより良くしていくための視点をお示しいただきました。
 今回頂戴した貴重なご意見は、これからの学校づくりにしっかりと生かしていきます。
 評価委員の皆様には、お忙しい中ご出席いただき、ありがとうございました。

【学校関係者評価委員会の概要】
1 学校の様子
 年間の主な学校の取組、生徒たちの活躍の様子などについて説明しました。

2 学校関係者評価
(1)学校関係者評価について
 学校関係者評価の目的や意義、法的な位置づけ、評価委員の構成、評価の視点などについて説明しました。

(2)保護者アンケートについて
(3)生徒満足度調査(生徒アンケート)について
(4)教職員による自己評価について

 (2)から(4)までを資料に基づいて説明しました。
 その後、評価委員の皆様からご意見をお出しいただきました。



式場設営◇卒業式は明日

2020/03/12

3月12日(木)
 第54回五十鈴中学校卒業証書授与式を明日開催します。
 新型コロナウイルスの感染防止のため、伊勢市内の公立小中学校が3月3日から臨時休業となり、卒業式も3月6日から13日に延期となりました。

 また、当初は卒業生と教職員のみの出席で実施する予定でした。
 ご来賓、在校生、保護者の皆様には出席いただけないことになっていました。
 しかし、伊勢市及び周辺市町で新たな新型コロナウイルスの感染者が確認されていないことから、感染防止の取組を万全にするとともに、人数を2名以内として保護者の皆様にも出席いただけることが7日に決定されました。
 3年生の保護者の皆様には、すぐメールと文書で連絡させていただきました。
 感染拡大の状況を見極めるため、変更の決定が遅くなりましたことをお許しください。

◆開式は午前9時。生徒登校は午前8時から8時25分。
 保護者受付は8時25分から、体育館の東側後方の入口で行います。
 駐車場は、雨天の場合を除いて運動場を利用いただけます。
 ただし、駐車スペースが90台ほどと限られていることから、できるだけ乗り合わせでお越しいただきますようお願いします。

 受付では、手指消毒、「参加者記名用紙」の提出後、マスクを1つずつお受け取りいただき着用ください。
 マスクは、伊勢市教育委員会から、卒業生、保護者及び教職員用として、非常時の備蓄用マスクを提供いただきました。
 また、給食費の返金もいたします。
 その場で領収書に記名、提出いただきます。
 保護者席については、座席と座席の間を一定間隔空けて設置させていただいています。

◆本日の午前中に式場の設営を行いました。
 例年は2年生の生徒が設営を行います。
 しかし、今年は臨時休業で生徒たちが登校していないため、会場設営、駐車場の準備等の全てを教職員が行いました。

・フロアへのグリーンシートの敷設
・卒業生と保護者の席、職員席の設置
・卒業生が入退場で歩く花道への赤い毛せんの敷設
・花道の両サイドへの花のプランターの設置
・ステージ上への演台の設置、ステージ花の設置
・ステージの「卒業証書授与式」の看板、国旗、校旗の設置
・保護者受付の準備
・マイク、スピーカー等の音響設備の確認
・祝電メッセージの掲示
・運動場の駐車場の準備 など

 教職員全員が協力をして、次々に設営・準備が進められました。
 準備が整った会場は、美しく、凜とした空気に包まれていました。

 また、3年生の教室の準備も行われました。
 3つのクラスの黒板には、「Congratulations」と書かれていました。
 クラス毎に異なるレタリング。
 いずれも丁寧に美しく仕上げられていました。
 机の上には、明日の学級活動で生徒たちに配るものが置かれていました。 

 3年生の生徒たちは、いよいよ明日、卒業式を迎えます。
 お天気は、予報によると晴れ。暖かな春のような陽気になるとのことです。



忘れない 3.11

2020/03/11

3月11日(水)
 平成23年3月11日の東日本大震災から9年目を迎えました。
 あの日、私たちは、尊い命を一瞬にして失う悲しみ、当たり前の毎日が一日にして当たり前でなくなる現実を目の当たりにしました。

 今、私たちにとって大切なことは、この大震災を忘れず、自分たちのこれからの生き方や生活につなげて考えることです。
 いつ発生するか分からない南海トラフ地震に備えることです。
 自分の命は自分で守るという意識を持ち、災害発生時にどうするか主体的に考え、行動できるように準備をしておくことが必要です。

 新型コロナウイルスの感染防止のため、3月3日から臨時休校となった学校。
 図書館はひっそりと静まり返っています。
 本の貸出カウンター横のお勧めの本のコーナーは、しばらく前から「忘れない 3.11」をテーマとした本を紹介しています。

 「もしものときに備えよう! 自分の命を守るために」と書かれた案内表示が置かれ、災害、防災関連の本が展示されています。
 誰もいなくなった静かな図書館で、たくさんの本が、震災の悲惨さ、人々の悲しみ、復興の現状、防災意識の重要性、防災の取組の必要性など、多くのことを語り続けています。

◆『生き延びるための地震学入門』 上大岡トメ、上大岡アネ/著
 上大岡トメと、地震学博士のアネ(姉)が教える初心者のための地震学。日本に住んでいる限り、地震は必ずやってくる。サバイバルするためには正しい知識が必要です。イラストと分かりやすい解説で、「これから」を考えます。

◆『心のおくりびと 東日本大震災復元納棺師』 今西乃子/著
 東日本大震災。津波がうばったご遺体の面影を、ひとりの女性が生前の姿にもどしていく。何時間もかけて、ていねいに。被災地にボランティアで入り活動した復元納棺師の記録。

◆『復興の書店』 稲泉連/著
 仙台で、書店が営業を再開させたのは3月22日でした。震災からわずか11日後のことです。流通が止まり、新しい本はありませんでした。しかし、そこで目にしたのは開店前からの長蛇の列。人々にとって本は「生活の必需品」だったのです。

◆『ボランティアバスで行こう』 友井羊/著
 東北で大地震が発生し、バスをチャーターして援助活動に参加する“ボランティアバス”も盛んに行われる。就職活動のアピールのため、ボランティアバスを主催することにした大学生の和磨。しかし、被災地で出会った謎と事件が、バスに奇跡を起こします。

 『地震・津波・火山噴火』、『いのちを守る! 災害対策大百科 B災害がおきたらこうしよう!−対処と行動編−』、『備える! 3・11から』、『もしときサバイバル術 Jr.』、『東日本大震災 2011・3・11 「あの日」のこと』、『自衛隊防災BOOK』、『命を救われた捨て犬 夢之丞』、『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』、『地球の声に耳をすませて 地震の正体を知り、命を守る』など、たくさんの本が展示されています。

◆東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災。
 その発生から9年目を迎ました。
 この震災により、かけがえのない多くの命が失われました。

 私たちは、東日本大震災を忘れてはいけません。
 今なお多くの方々が避難され、不自由な生活を送られている現実を知ることも大切です。
 そして、多くの犠牲の上に得られた教訓を、自らの防災対策に十分に活かしていく必要があります。
 
◆復興庁は、約1ケ月ごとに東日本大震災による避難者の所在都道府県別・所在施設別の数を公表しています。
 本年2月28日付けで公表された全国の避難者数は、2月10日現在で約4万8千人(昨年同時期は約5万3千人)。
 全国47都道府県、975(昨年同時期は1,006)の市区町村に所在となっています。



後期選抜/県立高校◇3年生

2020/03/10

3月10日(火)
 今日は、県立高校の後期選抜の日。
 緊張しながら一生懸命に試験問題と向き合っていることでしょう。
 頑張れ! 3年生!



いよいよ明日◇後期選抜/県立高校

2020/03/09

3月9日(月)
 いよいよ明日、県立高校の後期選抜が実施されます。
 五十鈴中学校で仲間と共に学び、本校の伝統を受け継ぎ、発展させることができた素晴らしい3年生。
 その自信と誇りを胸に、明日の後期選抜に臨んでください。

 これまで、皆さんは、目の前の課題に正面から向き合い、真面目にこつこつと取り組んできました。
 その努力は、皆さんに良い結果をもたらすと確信しています。

 あせらず、あわてず、あきらめず!
 自信を持って、いつも通りに頑張りましょう!
 必ず道は開けます。



卒業式には保護者の皆様もご臨席ください!

2020/03/07

3月7日(土)
 伊勢市教育委員会及び学校から「すぐメール」を通じて連絡いたしました通り、現在、伊勢市及び周辺市町で新たな新型コロナウイルスの感染者が確認されていないことから、13日(金)実施予定の卒業式への出席者については、感染防止を万全に行うことを前提として、卒業生・保護者(2名以内)・教職員とさせていただきます。

 状況を見極めるため、変更の決定が遅くなりましたことをお許しください。
 また、感染拡大の防止のため、卒業式については、内容の変更、時間の短縮を図って実施いたします。
 何卒、ご理解、ご協力をいただきますようお願いいたします。

 なお、ご案内(ご連絡)の文書を、3年生の保護者様宛てに本日発送いたしましたので、到着次第、内容の確認をお願いいたします。
 お送りした文書については、本ホームページの「学校だより」のコーナーに掲載していますのでご覧ください。

※新型コロナウイルスの感染拡大の状況によりましては、卒業式の持ち方につきまして、今後、再度変更になる場合があります。
 ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

【卒業式の日程等】
◆日時
 3月13日(金)開式:午前9時
 保護者受付:午前8時25分〜
 生徒登校:午前8時〜8時25分

◆会場
 五十鈴中学校 体育館

◆参加者
 卒業生、保護者(2名以内)、教職員

※参加いただく際の留意事項等の詳細につきまして、送付文書(添付のPDFファイル)の内容をご確認ください。



図書館◇卒業の時

2020/03/04

3月4日(水)
 臨時休業の2日目。
 お昼休みは生徒たちで賑わう図書館も、今は静けさに包まれています。
 教育支援ボランティアの西澤さんが、蔵書整理や環境整備を進めています。

 図書館の後方に設置されたお勧め本のコーナーは、「3年生の皆さん 卒業おめでとう! 卒業の本、集めました♪」。
 卒業に関連した本が展示されています。
 
 「卒業生に贈りたい絵本 すてきな言葉がつまっています。ページをひらいてみませんか?」との案内表示も見られます。
 展示されている本の中には、本の特徴を短い言葉でまとめたカードが添えられているものもあります。

◆『ぼくらの最終戦争』宗田理/著
 廃工場立てこもりから三年。卒業を間近に控えた「ぼくら」は、卒業式をどう盛り上げるのか、策略をねっていて…

◆『ぼくを探しに』シルヴァスタイン/作
 「何かが足りない それでぼくは楽しくない 足りないかけらを探しにいく」
 自分に足りないかけらって何なのかな…

◆『はじまりの日』ボブ・ディラン/作
 ボブ・ディランのFOREVER YOUNGの歌詞を絵本にしたものです。新しい世界に一歩踏み出す時に勇気をもらえる、そんな本です。

◆『たいせつなこと』マーガレット・ワイズ・ブラウン/作
 ほんとうに「たいせつなこと」ってなんだろう…

『卒業』重松清
『「また、必ず会おう」と誰もが言った』喜多川泰
『卒業』はやみねかおる
『あの日、ブルームーンに。』宮下恵茉
『君たちはどう生きるか』吉野源三郎
『漫画君たちは』吉野源三郎
『マンガでわかる! 10代に伝えたい名言集 悩みに応える!』定政敬子
『きみたちにおくるうた』バラク・オバマ
『ホームランを打ったことのない君に』長谷川集平
『きみの行く道』ドクター・スース
『世界で1番大切なことの見つけかた PRESENT』坂之上洋子

 卒業式は3月13日の金曜日。
 もうすぐ卒業です。

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