2月のアルミ缶&ベルマーク回収/2回目◇本年度最終

2020/02/05

2月5日(水)
 生徒会からの提案で、アルミ缶・ベルマーク回収は、本年度から月初めに2日間連続で実施してきました。
 今日は2月のアルミ缶・ベルマーク回収の2回目。
 生徒たちは、アルミ缶の入った大小様々な大きさのビニール袋を携えて登校しました。

 「おはようございます。」
 「昨日忘れたので、今日持って来ました。」
 「私は、昨日持ってきました。」
 登校する生徒を正門付近で出迎えていると、何人かの生徒が気持ちの良い挨拶とともに笑顔で話しかけてきました。
 「おはよう。たくさん持って来てくれたねえ。ありがとう。」
 私も笑顔で挨拶を返しました。

 アルミ缶は、ある程度溜まった段階で回収業者の方に取りに来ていただき、収益金は生徒の活動費や福祉活動などに使用します。
 具体的には、1年毎に生徒たちが学校生活を送るうえで必要なものを購入したり、NPO法人ステップワンで使っていただけるものを寄贈したりしています。
 ベルマークも、集まった点数によって、学校で必要な物品に換えています。

 また、アルミ缶については、毎回、生徒一人ひとりの持ってきた個数を数えて回収しています。
 そして、半期ごとに、最も回収数が多かった個人とクラスが、全校集会の場で表彰を受けることになっています。
 本年度後期に表彰を受けるのは誰でしょう。
 また、最も多くアルミ缶を回収したのはどのクラスでしょう。
 
 なお、本年度のアルミ缶・ベルマーク回収の取組は、今回が最終となります。
 保護者の皆様、地域の皆様には、年間を通じてご協力をいただき、ありがとうございました。
 来年度もどうぞよろしくお願いします。



今日は立春

2020/02/04

2月4日(火)
 今日は、暦のうえでは二十四節気の立春(りっしゅん)。
 冬が極まり、春の気配が立ち始める日とされています。

 冬至と春分の中間に当たり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から立夏の前日までが春とされています。
 二十四節気が成立したといわれる中国内陸部は、大陸性気候のため、この時期は気温が上がり始めます。
 しかし、海に囲まれた日本では状況が異なり、立春の頃に寒気や荒天のピークを迎えることが多くなります。

 全国的にも学校周辺の地域でも、寒い日が続いています。
 そうした中、今週末には、県立高校の前期選抜が行われます。
 本校からもたくさんの生徒が受検します。
 健康管理に気を付けて、全力で入試に臨めるようにしましょう。

 1・2年生の生徒たちは、寒い日でも朝早くから登校し、部活動練習に取り組んでいます。
 今日も、陸上部、サッカー部、野球部、テニス部、バスケット部、合唱部が練習を行いました。
 練習は、不可能を可能にします。目的を持って、時間を無駄にしないで頑張りましょう。

 学習面、生活面、部活動などそれぞれの場面で、自分なりの少し高めの夢や目標を見つけることが大切です。
 そして、その実現に向かって、毎日こつこつと努力しましょう。

 また、学校生活の中で、何か自分なりの楽しみを見つけることも大切です。
 好きな教科の授業を受けること、部活動をすること、お昼休みに外でサッカーやテニスをすること、図書館で本を読むこと、教室や廊下で友達と話をしたり遊んだりすること…。

 一人ひとりの自分らしさを互いに認め合い、共に励まし合い、支え合いながら、実りある楽しい学校生活をみんなで作っていきましょう。 



2月のアルミ缶&ベルマーク回収/1日目◇本年度最終

2020/02/04

2月4日(火)
 「おはようございます!」「おはようございます!」
 寒い冬の朝、生徒たちは、アルミ缶の入ったビニール袋を手に持って、元気な挨拶とともに登校しました。

 今日は、月初めのアルミ缶・ベルマーク回収の日。
 回収日は、今日と明日の2日間。
 生徒たちが持って来たアルミ缶は、各階の多目的教室にまとめられました。
 ベルマークは、各クラスに置かれている番号別のポケットが付いた回収袋に集められました。

 アルミ缶・ベルマーク回収は、生徒会活動の一環として毎年度行われている取組で、本年度から毎月の初めに2日間連続で回収日が設定されています。
 昨年度は月初めの日を中心とする1日だけでしたが、持って来るのを忘れる人もいたことから、本年度の第1回生徒議会(4/15)で改善案が提案・決定されました。

 今月の第2回目の回収日は明日です。
 今日持って来るのを忘れた人、まだ有るという人は、明日持って来ましょう。
 生徒会の自主的な活動として、全校生徒が同じ目的に向かって、団結して取り組みましょう。



図書館/お勧め本コーナーは「麒麟がくる」◇今日は節分

2020/02/03

2月3日(月)
 今日は、2月最初の授業日。
 2月は、和風月明(わふうげつめい)では「如月(きさらぎ)」。
 衣更着(きさらぎ)とも言い、まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月という意味があります。

 また、今日は「節分」。
 節分(せつぶん、せちぶん)は、旧暦の雑節(ざっせつ)の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことです。
 節分は季節を分けることも意味しており、江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日頃)の前日を指す場合が多くなりました。

 節分には、邪気を払う行事が行われる風習があります。
 一般的には「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆(煎り大豆)をまいて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けが行われます。

 また、邪気除けの柊鰯(ひいらぎいわし)を飾ることもあります。
 このような風習は、地方や神社などによって異なっています。

 節分に恵方(歳徳神〔としとくじん、とんどさん〕の存する方位)を向いて無言で食すると縁起が良いとされる恵方巻。
 この風習については、起源の定説はまだなく、不明な点が多いとのことです。

 本校の図書館でも、節分にちなんだ飾りつけや本の紹介が行われています。
 図書館にいくつか設けられた「お勧め本のコーナー」。
 その一つは、テーマが「節分」。
 入口から右前方に進んだ図書館の後方に設置されています。

 このコーナーには、鬼や節分に関連する本とともに、「鬼」が含まれることわざ・慣用句とその意味が書かれたカードが置かれています。
 詳しくは、1月31日(金)の「図書館/お勧め本のコーナーは「節分」◇今日は1月の最終日」に掲載したとおりです。

◆今日は、もう一つの「お勧め本のコーナー」を紹介します。
 入口を入って左側に向かって歩いて行くと、貸出カウンターがあります。
 その近くにも、お勧めの本を紹介するコーナーが設けられていて、季節に応じたテーマが設定され、旬の本が紹介されています。

 今のテーマは「NHK大河ドラマ 麒麟がくる 〜戦国武将特集〜」。
 戦国時代や戦国武将に関連する本が展示されています。
 本の近くには、戦国武将ののぼり旗を模したミニチュアモデルや折り紙で作った兜(かぶと)が置かれています。

 『NHK歴史秘話 ヒストリア A戦国時代編』『明智光秀 戦国人物伝』『細川ガラシャ 戦国人物伝』『明智光秀 真面目な常識人か、冷酷な反逆者か。』『本能寺の変 431年目の真実』『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』『侍図鑑 @侍の歴史』『戦国時代のすべてがわかる本』『やばい日本史』『その時 歴史が動いた』『しくじり 歴史人物事典』『あっぱれ 歴史人物事典』『もっと知りたい 家紋の秘密』『科学でツッコむ日本の歴史』…。

 お昼休みには、今日も読書好きの生徒たちやフッと息が抜ける静かな環境を求める生徒たちが図書館を訪れました。
 一人でじっくりと本の世界に浸ったり、友達と図書館散歩を楽しんだり、静かに集中して勉強に取り組んだり…。
 明るく暖かで広々とした空間に、いつものようにゆったりとした時間が流れていきました。

 「麒麟がくる」(きりんがくる)は、今年1月19日からテレビ放送されているNHK大河ドラマの第59作目。
 時代は、戦国時代(1540年代)から安土桃山時代にかけて。
 ドラマでは、謎めいた明智十兵衛光秀の前半生に光が当てられ、彼の生涯を中心に、戦国の英傑たちの運命の行く末が描かれます。
 主人公の明智十兵衛光秀の役は、長谷川博己さんが務めています。

【「麒麟がくる」の番組紹介】
※NHKのWEBページより

◆物語
 王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣、麒麟。
 応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか…。
 そして、麒麟はいつ、来るのか?

 若きころ、下剋上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場をかけぬけ、その教えを胸に、やがて織田信長の盟友となり、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀。
 「麒麟がくる」では謎めいた光秀の前半生に光を当て、彼の生涯を中心に、戦国の英傑たちの運命の行く末を描きます。

 従来の価値観が崩壊し、新たな道を模索する現代の多くの日本人に向けて、同じように未来が見えなかった16世紀の混迷の中で、懸命に希望の光を追い求めた光秀と数多くの英傑たちの青春の志を、エネルギッシュな群像劇として描き、2020年、新たな時代を迎えるすべての日本人に希望と勇気の物語をお届けします。

 明智光秀とはいったい何者なのか?
 麒麟は一体、どの英雄の頭上に現れるのか……

◆スタッフ
 脚本:池端俊策/前川洋一/岩本真耶
 音楽:ジョン・グラム
 語り:市川海老蔵

◆放送
・日曜日
【総合】夜8時
【BSプレミアム】午後6時
【BS4K】午前9時

・再放送
土曜日【総合】午後1時5分
日曜日【BS4K】午前8時

◆放送日とタイトル(1回〜4回)
・第1回 1月19日 光秀、西へ
・第2回 1月26日 道三の罠
・第3回 2月2日 美濃の国
・第4回 2月9日 尾張潜入指令

<インフォメーション>
 第一回から第三回を一挙放送!
 第四回「尾張潜入指令」の放送(2/9)を前に、第一回から第三回を一挙放送することが決定しました。

・2月9日(日)【総合】
午後3:05〜4:20 第一回「光秀、西へ」
午後4:20〜5:05 第二回「道三の罠(わな)」
午後5:05〜5:50 第三回「美濃の国」

【日本の暦について】
※国立国会図書館の「日本の暦」のWEBページより

◆和風月明(わふうげつめい)
 旧暦では、和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる月の和風の呼び名を使用していました。
 和風月名は旧暦の季節や行事に合わせたもので、現在の暦でも使用されることがありますが、現在の季節感とは1〜2ヶ月ほどのずれがあります。

◆二十四節気(にじゅうしせっき)
 二十四節気(にじゅうしせっき)は、今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられています。
 1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、「節(せつ)または節気(せっき)」と「気(中(ちゅう)または中気(ちゅうき)とも呼ばれる)」が交互にあります。
 太陰太陽暦(旧暦)の閏月(うるうづき)を設ける基準となっており、中気のない月を閏月としていました。二十四節気は、その年によって1日程度前後することがあります。

<春>
立春(りっしゅん)…2月4日頃
雨水(うすい)…2月19日頃
啓蟄(けいちつ)…3月5日頃
春分(しゅんぶん)…3月21日頃
清明(せいめい)…4月5日頃
穀雨(こくう)…4月20日頃

<夏>
立夏(りっか)…5月5日頃
小満(しょうまん)…5月21日頃
芒種(ぼうしゅ)…6月6日頃
夏至(げし)…6月21日頃
小暑(しょうしょ)…7月7日頃
大暑(たいしょ)…7月23日頃

<秋>
立秋(りっしゅう)…8月8日頃
処暑(しょしょ)…8月23日頃
白露(はくろ)…9月8日頃
秋分(しゅうぶん)…9月23日頃
寒露(かんろ)…10月8日頃
霜降(そうこう)…10月24日頃

<冬>
立冬(りっとう)…11月7日頃
小雪(しょうせつ)…11月22日頃
大雪(たいせつ)…12月7日頃
冬至(とうじ)…12月21日頃
小寒(しょうかん)…1月5日頃
大寒(だいかん)…1月21日頃

◆雑節(ざっせつ)
 二十四節気と同様に季節の移り変わりの目安となるものに雑節(ざっせつ)と呼ばれるものがあり、今でも行事などが行われています。

・社日(しゃにち)
 春分、秋分に最も近い戊(つちのえ)の日で、1年に2回ある。春には豊年を祈り、秋には成熟を祝う行事をそれぞれ行う。

・節分(せつぶん)
 元は四季にあったが、後に春だけについていわれるようになった。立春の前日のことで、邪気を払う行事がなされる。

・彼岸(ひがん)
 春分と秋分の前後の3日ずつの計7日のこと。初日を彼岸の入り、当日を中日(ちゅうにち)、終日を明けと呼ぶ。

・土用(どよう)
 立春、立夏、立秋、立冬の前18日間。この期間は、土公神(どくじん)が支配するといわれ、土を犯すことは忌むべきこととされた。

・八十八夜(はちじゅうはちや)
 立春から数えて88日目をいい、種まきの目安の日。

・入梅(にゅうばい)
 二十四節気のうち、芒種の後の壬(みずのえ)の日。梅雨はそれから31日間とされる。

・半夏生(はんげしょう)
 天より毒気を下す日という。夏至より10日後とされる

・二百十日(にひゃくとおか)
 立春から数えて210日目の日。必ず暴風雨があるとされる。

・二百二十日(にひゃくはつか)
 立春から数えて220日目の日。二百十日と同じ意味を持つ。



祝☆金賞/第31回三重県合唱アンサンブルコンテスト◇合唱部

2020/02/02

2月2日(日)
 第31回三重県合唱アンサンブルコンテストの中学校部門が、午前10時から鈴鹿市民会館で開催されました。
 本校からは、五十鈴中学校合唱部A、五十鈴中学校合唱部Bの2団体が出場し、いずれも金賞を受賞。
 全国大会に出場できる最優秀賞は逃したものの、合唱部A、合唱部Bともに審査結果の上位2団体に送られる優秀賞を獲得しました。
 
 コンテストは2日間の開催。
 昨日(1日)は高等学校部門が行われ、今日は午前中に中学校部門、午後からはおかあさん部門と一般部門がそれぞれ行われました。

 中学校部門には、国・公・私立の学校の合唱部(団)から19の団体がエントリーしました。
 アンサンブルということで1団体の上限が16名という制限があるため、複数の団体を編成してエントリーしている中学校もたくさんありました。
 本校からも、五十鈴中学校合唱部A、五十鈴中学校合唱部Bとして2団体が出場しました。
 それぞれの演奏時刻や演奏曲等は、次の通りでした。

◆五十鈴中学校合唱部A
・2年生を中心に編成した同声4部の12名
・演奏順は最終の19番目で、11時42分からの演奏
・演奏曲は、無伴奏女声合唱のための「うたおり」から『2.尾花』

◆五十鈴中学校合唱部B
・1年生を中心に編成した同声4部の10名
・演奏順は全体の11番目で、11時6分からの演奏
・演奏曲は、女声合唱のための組曲「ふくろうめがぬ」から『ふくろうめがぬ』

 本校合唱部の演奏は、A、Bの2団体とも、声と息づかいが一つになり、ホール全体に広がりました。
 素晴らしい歌声が、会場全体に響き渡りました。
 細かな部分まで気が配られた美しい演奏でした。

 審査の結果、本校は、A、Bの2団体とも、見事に金賞を受賞。
 そして、そろって優秀賞を獲得しました。
 合唱部の皆さん、よく頑張りました! おめでとう!
 来年度のNコン、朝日コンに向けて、自分たちの歌声にさらに磨きをかけましょう! 期待しています。

 今年の最優秀賞は暁中学校。
 福島県で開催される第13回声楽アンサンブルコンテスト全国大会への出場校として推薦されることとなりました。
 三重県代表としての全国大会での健闘、活躍を期待します。

 今日も、たくさんの保護者の皆様に会場までお越しいただき、鑑賞、応援をいただきました。ありがとうございました。

※写真は、左が合唱部A、右が合唱部B。



新型コロナウイルスの感染防止について◇「すぐメール」で配信

2020/01/31

1月31日(金)
 中華人民共和国湖北省武漢市において、昨年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発生が複数報告され、国内でも武漢市に滞在歴がある肺炎患者から新型コロナウイルスが検出されました。
 また、1月30日には三重県保健環境研究所の検査により、武漢市に滞在歴のある県内在住者(50代男性)が新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。

 こうした状況に緊急に対応して、国や各都道府県では、必要な情報の収集・公表とともに、感染の拡大防止の取組が進められています。
 テレビやラジオ、インターネット等でも、連日、新型コロナウイルスに関連するニュースが伝えられ、注意喚起が行われています。

 このような中、本日(31日)の夕方、伊勢市教育委員会から、新型コロナウイルスの感染予防について早急に各家庭に連絡するよう指示があり、午後6時過ぎに「すぐメール」を活用してその内容をお伝えさせていただきました。
 新型コロナウイルスの感染予防に向けては、風邪や季節性のインフルエンザ対策と同様に、一人ひとりの咳エチケットや手洗いなどの実施が重要です。
 各ご家庭におかれましては、連絡の趣旨、内容をご理解いただき、感染症対策に努めていただきますようお願いいたします。

【「すぐメール」の内容(令和2年1月31日、18時23分配信)】
※五十鈴中学校から保護者の皆様に一斉配信

 伊勢市教育委員会からの連絡です。
 新型コロナウイルス感染予防について連絡します。
 風邪や季節性のインフルエンザ対策と同様に、一人ひとりの咳エチケットや手洗いなどの実施が重要ですので、職場やご家庭において、感染症対策に努めましょう。

○感染予防のための正しい手洗いについて
・手洗いの前に、爪は短く切っておきましょう。
・時計や指輪は外しておきましょう。
・石けんで洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよくふき取って乾かしましょう。

○咳エチケットについて
・咳、くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を被い、他の人から顔をそらし、できる限り1〜2m以上離れましょう。
・使ったティッシュは、直ちにごみ箱に捨てましょう。
・ティッシュ等がない場合は、口を前腕部(袖口)でおさえて、極力飛沫が拡散しないようにしましょう。
・咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗いましょう。

○可能な限り人込みを避け、不要な外出は控えましょう。
○不織布製マスクを着用しましょう。
○普段から、十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ免疫力を高めましょう。

○「感染したかな」と思ったら
 新型コロナウイルス感染症の感染がご心配で受診されるときは、マスクを着用し、事前に医療機関へ連絡したうえで、受診しましょう。
 医療機関の受診にあたっては、渡航先、渡航期間などを必ず伝えましょう。

○マスクの選び方とつけ方
・不織布製のマスクを選びましょう。
(ガーゼマスクはウイルスの防御効果が期待できません)
・自分の顔にフィットするサイズを選びましょう。
・鼻からあごまでしっかり被い、顔とマスクの間に隙間がないようにつけましょう。
・不織布製マスクは使い捨てです。1回使用したらマスクの外側を触らないようにはずし、捨てましょう。

<相談窓口>
三重県:電話相談窓口 電話:059−224−2339
受付時間:9時〜21時(土曜日・日曜日・祝日も実施)
厚生労働省:電話窓口 電話:03−3595−2285

※以上が「すぐメール」で配信した内容です。
※参考にしていただけるように、三重県のWEBページの内容の一部を以下に掲載します。

【三重県のWEBページより】
※WEBページの問い合わせ先(三重県の担当所属):三重県 医療保健部 薬務感染症対策課 感染症対策班

◆中国湖北省武漢市で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎について
 中華人民共和国湖北省武漢市において、昨年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発生が複数報告されており、国内でも武漢市に滞在歴がある肺炎患者から新型コロナウイルスが検出されました。
 引き続き厚生労働省において必要な情報の収集・公表が行われております。

◆コロナウイルスとは
 人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。
 人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまります。
 参考:国立感染症研究所 ヒトに感染するコロナウイルス

◆新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎患者の発生について
 1月30日(木)17時、三重県保健環境研究所の検査により、中華人民共和国湖北省武漢市に滞在歴のある県内在住者(50代男性)が新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。
 県内で新型コロナウイルスに関連した患者の発生が確認されたのは初めてです。詳細は、「こちら」をご覧ください。

※WEBページで「こちら」をクリックすると、「新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎患者の発生について(第2報)」として、県内で新型コロナウイルスの感染が確認された患者の年代、性別、居住地、症状・経過、行動歴、接触者調査等が公表されています。

◆県民の皆様へ
 新型コロナウイルス関連の肺炎に関する知事から県民へのメッセージ(令和2年1月30日掲載)
 新型コロナウイルス関連の肺炎に関する知事から県民へのメッセージ(令和2年1月27日掲載)

※県のWEBページでは、上記のタイトルをクリックすると、それぞれのメッセージの内容を見ることができます。

 県民の皆様におかれましては、過剰に心配することなく、季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いの徹底など通常の感染症対策に努めていただくようお願いします。

・武漢市から帰国・入国される方へ
 咳や発熱等の症状がある場合には、事前に医療機関に連絡の上、マスクを着用するなどし、速やかに医療機関を受診してください。
 医療機関を受診する際には、武漢市の滞在歴があることを必ず事前に申し出てください。

◆電話相談窓口
 三重県では、新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎に関する県民からの相談に応えるため、電話相談窓口を開設しています。

1 開設時間
・9時00分から21時00分まで(土曜日・日曜日・祝日も対応)

2 設置場所と電話番号
(1)保健所
・桑名保健所:0594−24−3625
・鈴鹿保健所:059−382−8672
・津保健所 :059−223−5184
・松阪保健所:0598−50−0531
・伊勢保健所:0596−27−5137
・伊賀保健所:0595−24−8070
・尾鷲保健所:0597−23−3428
・熊野保健所:0597−89−6115
・四日市市保健所:059−352−0594

(2)三重県庁
・医療保健部薬務感染症対策課
 059−224−2339(専用回線)

3 その他の相談窓口
・厚生労働省
 電話番号:03−3595−2285
 受付時間:9時00分から21時00分まで(土曜日・日曜日・祝日も対応)

◆新型コロナウイルス関連の肺炎に関する知事から県民へのメッセージ(1月30日)

 県民の皆様へ

 本日、三重県においても新型コロナウイルス感染症に関連した患者の発生が確認されました。
 今回、確認された患者については、中華人民共和国湖北省(こほくしょう) 武漢市に滞在歴があり、国内での感染が疑われる事例ではありませんでした。

 新型コロナウイルス感染症は、原則、空気感染ではなく、濃厚接触により感染します。
 さらに感染が拡大しないよう、濃厚接触者の把握、リストアップを行い、その方々の経過観察をし、個別に感染拡大防止策を徹底していきます。医療機関や関係機関と連携し、迅速かつ適切に対応していきます。

 県民の皆様におかれましては、季節性インフルエンザと同様にアルコール消毒や咳エチケット、手洗いなどの感染症対策の徹底をお願いします。
 また、武漢市から帰国・入国された方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、外出を控え、マスクを着用するなどし、事前に保健所または医療機関へ連絡したうえで、受診していただきますよう、ご協力をお願いします。
 なお、医療機関の受診にあたっては、滞在歴があることを事前に申し出てください。

 以上のような状況をふまえ、県民の皆様の不安を解消していくという観点から、相談窓口について本日から土曜日、日曜日、祝日も含めて21時まで対応時間を延長します。
 ご不安な場合は、ご連絡をいただければと思います。
 引き続き、県民の皆様の不安解消、感染拡大の防止に向けて、国や関係機関との連携を密にし、迅速かつ適切に対応できるようオール三重で感染拡大の防止に向けて全力を挙げて取り組みます。

令和2年1月30日
三重県知事  鈴木 英敬



図書館/お勧め本のコーナーは「節分」◇今日は1月の最終日

2020/01/31

1月31日(金)
 1月も今日が最終日となりました。
 明日から始まる2月は29日、卒業式は3月6日ですから、3年生にとっては、卒業式まで、土曜日や日曜日などを入れて後35日です。
 授業日で数えるとどのくらいになるのでしょう。
 
 3年生の皆さんは、残り少なくなっていく中学校生活を充実させて、新しい次のステージに向かいましょう。
 1・2年生の人も、3年生と過ごす時間が少なくなっていきます。
 卒業まで3年生の姿から学び続け、新しい学年につなげましょう。

 給食の後のお昼休みは、生徒たちが自由に過ごせる時間です。
 運動場ではサッカーやテニスが人気の遊び。
 教室や廊下で、友達や先生と話をしたり遊んだりする生徒。
 暖房の効いた暖かな教室で、学習に取り組む生徒もいます。
 
◆図書館では、たくさんの生徒が読書を楽しんでいます。
・友達と一緒に席に着き、それぞれが好きな本を読む生徒
・一人黙々と本の世界に浸って読書をする生徒
・友達と1冊の本を見ながら、楽しそうに話をする生徒
・昼からの授業に向けて準備をする生徒
・貸し出しカウンターの前に並んで本を借りる生徒
・書架に並んだ本を眺めながら図書館を散歩する生徒 
・最近は、入試本番を迎えている3年生が、机を囲んで受験勉強に取り組む姿をよく見かけます。

 入り口のドアには、色画用紙で作った赤鬼と青鬼、豆まきの升、松、梅などの飾り付けが施されています。
 「鬼はーそと 福はーうち 鬼はーそと 福はーうち」の文字も見られます。

◆お勧め本を紹介するコーナーは、季節に応じてリニューアルされています。
 その1つは、テーマが「節分」。
 入り口を入って右前方に進んだ、図書館の後ろの方に設置されているコーナーです。
 案内表示は、次のような文章で展示してある本を紹介しています。

◇節分は、立春の前日にあたり、季節の節目になる日です。
 節分の夜には、この節目の隙をついて、鬼が練り歩くといわれ、豆をまいたり、鬼の嫌う鰯(いわし)や柊(ひいらぎ)などの棘(とげ)のある植物を玄関にさすなどして、鬼や悪いものを追い払ってきました。
 悪いもの、恐ろしいものの象徴とされてきた鬼。
 ことわざや慣用句にも多く登場しています。全部わかるかな?
 鬼にまつわるお話もたくさんあるので、ぜひ読んでみてください。

 案内表示の周りには、鬼や節分に関連する本とともに、「鬼」が含まれることわざ・慣用句とその意味が書かれたカードが置かれています。
 ことわざ・慣用句については、その一部が鬼やお姫様の顔、鬼のパンツ、福豆が入った升のイラストが印刷された紙で隠されていて、考えるようになっています。

<鬼や節分に関連する本>
 『泣いた赤おに』『おにのめん』『じごくのそうべえ』『青鬼』『鬼物語』『しゃばけ』『12か月の絵図鑑』『日本未確認生物事典』『家守綺譚』…。

<「鬼」が含まれることわざ・慣用句>
・鬼の居ぬ間に○○
・○を鬼にする
・鬼が出るか○が出るか
・渡る○○に鬼はなし
・鬼に○○
・鬼の○をとったよう
・○○の事を言えば鬼が笑う
・鬼の○○

◆読書は、知的活動やコミュニケーション、感性・情緒の基盤をなす言語に関する能力を育む上で欠くことのできないものです。
 また、論理的に考え、相手の言葉を受け止め、伝え合う言葉を持つことは、豊かな心や規範意識の育成にもつながります。

 学校では、図書館を活用した授業や朝の読書に取り組んでいます。
 これからも、図書館の本の充実や環境整備を進め、生徒たちに読書習慣が身に付くようにしていきます。
 家庭でも、大人自身が率先して読書を行い、読んだ本について、子どもと話し合うなどの家庭読書をお願いします。



全国学校給食週間/最終日◇岐阜県の郷土料理「鶏ちゃん」

2020/01/30

1月30日(木)
 1月24日(金)から始まった全国学校給食週間も今日が最終日。
 今日も、地元の食材を使用したり、岐阜県の郷土料理を取り入れたりした特別メニューでした。

◆今日の献立は、次の通りでした。
 麦ごはん、牛乳、鶏ちゃん、にじますの塩から揚げ、いちご

 「鶏ちゃん」は、一口サイズにカットした鶏肉とキャベツなどの野菜を、味噌やしょうゆベースのたれに漬け込み炒めた岐阜県の郷土料理。かつては、お盆やお正月などによく食べられていました。

 「にじますの塩から揚げ」に使用されている「にじます」は岐阜県産。ミネラル豊富な恵那山の水を使い育てられたものです。
 頭からしっぽまで食べられるように、カラッと揚げられています。

 「いちご」は伊勢市産。食育や地産地消の推進のために、伊勢市農林水産課から提供されました。
 小俣町、二見町、御薗町で栽培されています。
 この時期の「いちご」は寒い季節にじっくり育つため、甘みが強くてとてもおいしいです。

 「鶏ちゃん」は、鶏肉の食感、少し辛めの味噌としょうゆベースのたれ、ともに素晴らしく、とても美味しかったです。
 レシピを教えていただいて、家で作ってみたいと思うほどでした。

◆全国学校給食週間(1月24日〜30日)には、学校給食についての興味・関心を高め、感謝の気持ちや地域に関係する生産物・食文化についての理解を深める機会として、毎年、全国の各地域で様々な取組が実施されます。

 伊勢市でも、期間中は、「地場産物を知ろう」をテーマにして、伊勢の郷土料理を取り入れたり地元産食材をふんだんに使用したりした給食が提供されます。
 また、伊勢市と災害時相互応援協定を結んでいる岐阜県中津川市との間で、お互いを知る機会のひとつとして、地域の食材や郷土料理を取り入れた献立の交流が行われます。

◆伊勢市の中学校給食は、共同調理場で調理され、各学校に配送されています。
 日々、徹底した衛生管理のもと、安全でおいしい給食づくりに努めていただいています。

 今回の全国学校給食週間の取組でも、地域の豊富な食材を使った献立が工夫されました。
 この給食週間の取組を、地域の伝統ある食文化について考える機会にしたいと思います。
 そして、生産、販売、調理等、食に関わる皆様への感謝の心を改めて思い起こす機会にもしたいと思います。

【学校給食記念日と全国学校給食週間について】
※次の説明文は、伊勢市教育委員会で作成いただきました。
※放送委員がお昼の校内放送で全校生徒に伝えました。

 今から75年前の昭和20年に戦争は終わりました。
 戦争の影響で、その頃の日本は食糧不足が続き、子どもたちは、十分な栄養をとることができませんでした。

 こうした日本にアメリカから脱脂粉乳や小麦粉、缶詰などの援助物資が送られ、昭和21年12月24日、東京都の永田町小学校で給食物資の贈呈式が行われました。
 これをもとに、戦後の給食が東京、神奈川、千葉の3都県で開始されました。
 今の文部科学省である当時の文部省は、この贈呈式の日から1ケ月遅らせた1月24日を学校給食記念日とし、24日から30日までの1週間を全国学校給食週間と決めました。

 食糧不足の中でも、「子どもたちが、元気に育つように」という願いから学校給食は始まりました。
 そして、豊かになった現代においても、子どもたちにとって健康な体づくりのための大切な食事になっています。
 伊勢市では、昭和25年に小学校でパン、ミルク、おかずの完全給食が始まりました。昭和54年からは、米飯給食も始まりました。

 給食週間中には、「地場産物を知ろう」をテーマに、伊勢市内や伊勢市近郊でとれた食材を使った献立をお届します。
 また、伊勢市と災害時相互応援協定を結んでいる岐阜県中津川市との間で、お互いを知る機会のひとつとして、地域の食材や郷土料理を取り入れた献立の交流をしています。
 30日は岐阜県産のにじますを使用した「にじますの塩から揚げ」、郷土料理「鶏(けい)ちゃん」の献立になっています。

 いただくまでには、たくさんの人たちの協力を得ています。
 感謝の心を持っていただきましょう。

【災害時相互応援協定とは】
 大規模災害時に県域を超えた広域相互応援ができるよう、伊勢市と中津川市の間で結んだ協定です。
 伊勢市は、石川県加賀市、愛媛県西条市、長野県飯田市とも同様の協定を結んでいます。



部活動練習◇暖かな冬の朝

2020/01/30

1月30日(木)
 冷たい風もなく、この時期にしては暖かい穏やかな朝でした。
 3年生は、一昨日、私立高校の入試を終えて一段落。
 次は、2月6日・7日の県立高校の前期選抜に臨みます。

 今日の伊勢市の日の出は、6時53分頃。
 日の出間もない学校で、1・2年生の生徒たちは、部活動の練習に取り組みました。
 運動場でも、体育館でも、校舎内でも、生徒たちの元気な姿が見られました。



五十鈴中学校区青少年健全育成協議会/会員研修会

2020/01/29

1月29日(水)
 五十鈴中学校区青少年健全育成協議会の会員研修会を、午後7時30分から多目的ホールで開催しました。
 本年度は、伊勢警察署生活安全課課長の山吉秀樹さんを講師としてお招きし、「青少年犯罪と被害防止」という演題でご講演をいただきました。

 講演では、SNS等を通じて子どもたちが被害者となる事件が増加する中、子どもたちを守るためにはどうすればよいのかについてお話いただきました。
 研修会には40名近い会員の皆様にお集まりいただき、犯罪の加害・被害の状況や被害防止の方法等についてのお話を聞きながら、青少年の健全育成について考えました。

 被害事例としては、自分で自分の裸の写真を撮って送信させられるケースが近年増加しており、その写真をインターネット上に拡散されてしまったケースもあること。
 SNSで知り合った人に、無料通信アプリで悩みを相談していたところ、言葉巧みに誘い出され、加害者の自宅に連れ込まれた誘拐事件も発生しているとのことでした。

 また、SNSに他人を中傷する書き込みをしたり、コンピュータウイルスをいたずら目的で取得したり、フィッシングサイトをインターネット上に公開して他人のIDやパスワードを不正に取得したりするなど、子どもによる犯罪も発生しているとのことでした。

 携帯電話やスマートフォン等によるインターネット利用は、便利な一方で、有害情報の氾 濫やいじめ、犯罪被害、個人情報の流出などといった危険な面もあります。
 生徒たちが犯罪の被害者や加害者になることもあるため、生徒たちに安全な利用方法を伝え、その徹底を図る必要があります。
 ご家庭におかれましては、以下にお示しする「ネットの危険からお子様を守るために、保護者ができる3つのポイント」や「青少年健全育成会資料より」等を踏まえた取組をよろしくお願いします。

◆ネットの危険からお子様を守るために、保護者ができる3つのポイント
※政府広報オンライン(内閣府大臣官房政府広報室)より
※政府広報オンラインは、内閣府大臣官房政府広報室が運営する「国の行政情報に関するポータルサイト」です。

【ポイント1】 被害者にも加害者にもしないために、適切なインターネットの利用を促しましょう

 子供にスマホや携帯電話を持たせるときは、ただのプレゼントやご褒美としてではなく、「何のために必要なのか」「どのように使うのか」を話し合うことが大切です。
 例えば、「緊急連絡」「(GPSによる)所在確認」「防犯」「学習のための調べ物」といった利用目的を、あらかじめ子供と話し合って決めておく、などが有効です。
 また、子供も自身に「スマホや携帯電話を持つ必要性と責任」を自覚させるために、インターネットの特徴や有害情報などの危険性、個人情報を守る必要性などを説明し、本人に危機意識を持たせるようにしましょう。
 最初のうちは、子供の携帯電話などの利用を保護者が見守りながら、子供がインターネットを利用する際のマナーや安全に利用するための知識を身に付けられるようにしましょう。

【ポイント2】 家庭のルールをお子様と一緒に作り、成長と共に少しずつ改定していきましょう

 実社会でやってはいけないことは、インターネット上でもやってはいけません。
 子供が、スマホや携帯電話で上手にインターネットを活用できるようにするために、家庭のルールを作りましょう。
 ルール作りは保護者の一方的に押しつけではなく、子供と一緒になって、利用目的や利用場所・時間帯を話し合ってルールを決めることが大事です。
 また、そのルールは、成長と共に少しずつ改定していくことが必要です。
 それから、ルールやマナーを守る習慣を身に付けさせましょう。
 スマホや携帯電話などの利用状況については、子供と折に触れて話し合い、問題がないか確認してください。
 万が一、トラブルが生じたときには、すぐに保護者に相談するよう、ふだんから子供と話しておきましょう。

<家庭のルールの具体例>
・名前や顔写真、学校名などは書き込まない。
・友達にメールやメッセージのやり取りを強要しない。
・利用する場所や時間を決める。
・パスワードは親が管理する。
・トラブルの時はすぐに保護者に相談する。

【ポイント3】 不適切な情報や危険な出会い等を防ぐために、フィルタリングを賢く利用しましょう

 子供がスマホや携帯電話を利用する際には、有害情報へのアクセスを制限する「フィルタリング」(※1)を活用しましょう。
 それによって、出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなどを、子供が閲覧できないようにします。
 なお、携帯電話会社では18歳未満の子供がスマホなどを利用する場合には、フィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限サービス)を提供しています。
 スマホや携帯電話など購入の際に、主に子供が使うことを販売店に伝え、フィルタリングサービスを利用しましょう。

<フィルタリングとは(※1)>
 フィルタリングとは、うっかり、あるいは故意に、危ないサイトにアクセスしないようにコントロールしてくれる、便利な機能のことです。
 「子供にとって不適切な内容のサイト」や「犯罪やトラブルを誘発するサイト」だけでなく、「個人情報を盗むなりすましサイト」、「架空請求などを目的とするサイト」、「ウイルスファイルを撒き散らすサイト」といった悪質なサイトへのアクセスも、制御してくれます。
 年齢や使い方によりレベル設定ができ、利用したいサイトの個別設定もできます。上手に使って子供の安全を守りましょう。

<スマートフォンのフィルタリング(※1)>
 スマートフォンには、3種類のフィルタリングの設定が必要です。
 一つは、携帯電話回線を利用する場合のフィルタリング、二つ目はWi-Fiなど無線LANを利用する場合のフィルタリング、三つ目がアプリ用のフィルタリングです。
 スマートフォンを子供に使わせる場合は、携帯電話会社やフィルタリングソフト事業者などが提供するフィルタリングアプリや機能制限アプリ(※)をあらかじめインストールしましょう。
 購入の際に販売店に相談してください。
※子供の発達段階に応じてアプリのダウンロードや起動を制限するもの

◆少年健全育成資料(三重県警察本部少年課)より
※本日の五十鈴中学校区青少年健全育成協議会・会員研修会で配られた資料から抜粋

◇SNS等に起因して児童が被害を受けた事件の状況
※児童とは、18歳未満の者をいいます。
・出会い系サイトに起因する事犯の被害児童が減少する一方、SNS等(ゲームサイト、通話アプリ、ブログ等)に起因する事犯の被害児童が増加しています。
・平成30年中(1月〜12月)に、全国でSNS等に起因する被害児童数は、1,811人で前年に比べて2人減少していますが、三重県では、17人と増加傾向にあります。

<SNS等に起因する被害児童数(三重県)>
 H28:15人、H29:15人、H30:17人

◇犯罪被害に遭わないための3つのポイント
@会わない!
 SNS等で知り合った相手に会うと、重大な犯罪に巻き込まれる可能性がますます大きくなります。
A書き込まない!
 SNS等に出会いを求める書き込みをすると、危険な目に遭う可能性があります。
B掲載しない!
 個人情報が分かるような書き込みや、写真を一度でも掲載すると、その情報や写真を悪用される恐れがあります。

◇自分を守るために心がけること
・どんな理由があっても自分の裸を撮影しないこと。交際相手、友達等の信用している相手であっても、自分の裸の写真を送らない。
・裸の写真がネット上に流出すると、不特定多数の者に繰り返しコピーされ、すべての写真を削除することは非常に困難であるという事を知っておく。
・インターネットで知り合った相手と、実社会で会うと深刻な被害につながることがある(相手の本当の素性は分からない)という事を知っておく。

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