図書館/お勧め本のコーナーは「節分」◇今日は1月の最終日

2020/01/31

1月31日(金)
 1月も今日が最終日となりました。
 明日から始まる2月は29日、卒業式は3月6日ですから、3年生にとっては、卒業式まで、土曜日や日曜日などを入れて後35日です。
 授業日で数えるとどのくらいになるのでしょう。
 
 3年生の皆さんは、残り少なくなっていく中学校生活を充実させて、新しい次のステージに向かいましょう。
 1・2年生の人も、3年生と過ごす時間が少なくなっていきます。
 卒業まで3年生の姿から学び続け、新しい学年につなげましょう。

 給食の後のお昼休みは、生徒たちが自由に過ごせる時間です。
 運動場ではサッカーやテニスが人気の遊び。
 教室や廊下で、友達や先生と話をしたり遊んだりする生徒。
 暖房の効いた暖かな教室で、学習に取り組む生徒もいます。
 
◆図書館では、たくさんの生徒が読書を楽しんでいます。
・友達と一緒に席に着き、それぞれが好きな本を読む生徒
・一人黙々と本の世界に浸って読書をする生徒
・友達と1冊の本を見ながら、楽しそうに話をする生徒
・昼からの授業に向けて準備をする生徒
・貸し出しカウンターの前に並んで本を借りる生徒
・書架に並んだ本を眺めながら図書館を散歩する生徒 
・最近は、入試本番を迎えている3年生が、机を囲んで受験勉強に取り組む姿をよく見かけます。

 入り口のドアには、色画用紙で作った赤鬼と青鬼、豆まきの升、松、梅などの飾り付けが施されています。
 「鬼はーそと 福はーうち 鬼はーそと 福はーうち」の文字も見られます。

◆お勧め本を紹介するコーナーは、季節に応じてリニューアルされています。
 その1つは、テーマが「節分」。
 入り口を入って右前方に進んだ、図書館の後ろの方に設置されているコーナーです。
 案内表示は、次のような文章で展示してある本を紹介しています。

◇節分は、立春の前日にあたり、季節の節目になる日です。
 節分の夜には、この節目の隙をついて、鬼が練り歩くといわれ、豆をまいたり、鬼の嫌う鰯(いわし)や柊(ひいらぎ)などの棘(とげ)のある植物を玄関にさすなどして、鬼や悪いものを追い払ってきました。
 悪いもの、恐ろしいものの象徴とされてきた鬼。
 ことわざや慣用句にも多く登場しています。全部わかるかな?
 鬼にまつわるお話もたくさんあるので、ぜひ読んでみてください。

 案内表示の周りには、鬼や節分に関連する本とともに、「鬼」が含まれることわざ・慣用句とその意味が書かれたカードが置かれています。
 ことわざ・慣用句については、その一部が鬼やお姫様の顔、鬼のパンツ、福豆が入った升のイラストが印刷された紙で隠されていて、考えるようになっています。

<鬼や節分に関連する本>
 『泣いた赤おに』『おにのめん』『じごくのそうべえ』『青鬼』『鬼物語』『しゃばけ』『12か月の絵図鑑』『日本未確認生物事典』『家守綺譚』…。

<「鬼」が含まれることわざ・慣用句>
・鬼の居ぬ間に○○
・○を鬼にする
・鬼が出るか○が出るか
・渡る○○に鬼はなし
・鬼に○○
・鬼の○をとったよう
・○○の事を言えば鬼が笑う
・鬼の○○

◆読書は、知的活動やコミュニケーション、感性・情緒の基盤をなす言語に関する能力を育む上で欠くことのできないものです。
 また、論理的に考え、相手の言葉を受け止め、伝え合う言葉を持つことは、豊かな心や規範意識の育成にもつながります。

 学校では、図書館を活用した授業や朝の読書に取り組んでいます。
 これからも、図書館の本の充実や環境整備を進め、生徒たちに読書習慣が身に付くようにしていきます。
 家庭でも、大人自身が率先して読書を行い、読んだ本について、子どもと話し合うなどの家庭読書をお願いします。



全国学校給食週間/最終日◇岐阜県の郷土料理「鶏ちゃん」

2020/01/30

1月30日(木)
 1月24日(金)から始まった全国学校給食週間も今日が最終日。
 今日も、地元の食材を使用したり、岐阜県の郷土料理を取り入れたりした特別メニューでした。

◆今日の献立は、次の通りでした。
 麦ごはん、牛乳、鶏ちゃん、にじますの塩から揚げ、いちご

 「鶏ちゃん」は、一口サイズにカットした鶏肉とキャベツなどの野菜を、味噌やしょうゆベースのたれに漬け込み炒めた岐阜県の郷土料理。かつては、お盆やお正月などによく食べられていました。

 「にじますの塩から揚げ」に使用されている「にじます」は岐阜県産。ミネラル豊富な恵那山の水を使い育てられたものです。
 頭からしっぽまで食べられるように、カラッと揚げられています。

 「いちご」は伊勢市産。食育や地産地消の推進のために、伊勢市農林水産課から提供されました。
 小俣町、二見町、御薗町で栽培されています。
 この時期の「いちご」は寒い季節にじっくり育つため、甘みが強くてとてもおいしいです。

 「鶏ちゃん」は、鶏肉の食感、少し辛めの味噌としょうゆベースのたれ、ともに素晴らしく、とても美味しかったです。
 レシピを教えていただいて、家で作ってみたいと思うほどでした。

◆全国学校給食週間(1月24日〜30日)には、学校給食についての興味・関心を高め、感謝の気持ちや地域に関係する生産物・食文化についての理解を深める機会として、毎年、全国の各地域で様々な取組が実施されます。

 伊勢市でも、期間中は、「地場産物を知ろう」をテーマにして、伊勢の郷土料理を取り入れたり地元産食材をふんだんに使用したりした給食が提供されます。
 また、伊勢市と災害時相互応援協定を結んでいる岐阜県中津川市との間で、お互いを知る機会のひとつとして、地域の食材や郷土料理を取り入れた献立の交流が行われます。

◆伊勢市の中学校給食は、共同調理場で調理され、各学校に配送されています。
 日々、徹底した衛生管理のもと、安全でおいしい給食づくりに努めていただいています。

 今回の全国学校給食週間の取組でも、地域の豊富な食材を使った献立が工夫されました。
 この給食週間の取組を、地域の伝統ある食文化について考える機会にしたいと思います。
 そして、生産、販売、調理等、食に関わる皆様への感謝の心を改めて思い起こす機会にもしたいと思います。

【学校給食記念日と全国学校給食週間について】
※次の説明文は、伊勢市教育委員会で作成いただきました。
※放送委員がお昼の校内放送で全校生徒に伝えました。

 今から75年前の昭和20年に戦争は終わりました。
 戦争の影響で、その頃の日本は食糧不足が続き、子どもたちは、十分な栄養をとることができませんでした。

 こうした日本にアメリカから脱脂粉乳や小麦粉、缶詰などの援助物資が送られ、昭和21年12月24日、東京都の永田町小学校で給食物資の贈呈式が行われました。
 これをもとに、戦後の給食が東京、神奈川、千葉の3都県で開始されました。
 今の文部科学省である当時の文部省は、この贈呈式の日から1ケ月遅らせた1月24日を学校給食記念日とし、24日から30日までの1週間を全国学校給食週間と決めました。

 食糧不足の中でも、「子どもたちが、元気に育つように」という願いから学校給食は始まりました。
 そして、豊かになった現代においても、子どもたちにとって健康な体づくりのための大切な食事になっています。
 伊勢市では、昭和25年に小学校でパン、ミルク、おかずの完全給食が始まりました。昭和54年からは、米飯給食も始まりました。

 給食週間中には、「地場産物を知ろう」をテーマに、伊勢市内や伊勢市近郊でとれた食材を使った献立をお届します。
 また、伊勢市と災害時相互応援協定を結んでいる岐阜県中津川市との間で、お互いを知る機会のひとつとして、地域の食材や郷土料理を取り入れた献立の交流をしています。
 30日は岐阜県産のにじますを使用した「にじますの塩から揚げ」、郷土料理「鶏(けい)ちゃん」の献立になっています。

 いただくまでには、たくさんの人たちの協力を得ています。
 感謝の心を持っていただきましょう。

【災害時相互応援協定とは】
 大規模災害時に県域を超えた広域相互応援ができるよう、伊勢市と中津川市の間で結んだ協定です。
 伊勢市は、石川県加賀市、愛媛県西条市、長野県飯田市とも同様の協定を結んでいます。



部活動練習◇暖かな冬の朝

2020/01/30

1月30日(木)
 冷たい風もなく、この時期にしては暖かい穏やかな朝でした。
 3年生は、一昨日、私立高校の入試を終えて一段落。
 次は、2月6日・7日の県立高校の前期選抜に臨みます。

 今日の伊勢市の日の出は、6時53分頃。
 日の出間もない学校で、1・2年生の生徒たちは、部活動の練習に取り組みました。
 運動場でも、体育館でも、校舎内でも、生徒たちの元気な姿が見られました。



五十鈴中学校区青少年健全育成協議会/会員研修会

2020/01/29

1月29日(水)
 五十鈴中学校区青少年健全育成協議会の会員研修会を、午後7時30分から多目的ホールで開催しました。
 本年度は、伊勢警察署生活安全課課長の山吉秀樹さんを講師としてお招きし、「青少年犯罪と被害防止」という演題でご講演をいただきました。

 講演では、SNS等を通じて子どもたちが被害者となる事件が増加する中、子どもたちを守るためにはどうすればよいのかについてお話いただきました。
 研修会には40名近い会員の皆様にお集まりいただき、犯罪の加害・被害の状況や被害防止の方法等についてのお話を聞きながら、青少年の健全育成について考えました。

 被害事例としては、自分で自分の裸の写真を撮って送信させられるケースが近年増加しており、その写真をインターネット上に拡散されてしまったケースもあること。
 SNSで知り合った人に、無料通信アプリで悩みを相談していたところ、言葉巧みに誘い出され、加害者の自宅に連れ込まれた誘拐事件も発生しているとのことでした。

 また、SNSに他人を中傷する書き込みをしたり、コンピュータウイルスをいたずら目的で取得したり、フィッシングサイトをインターネット上に公開して他人のIDやパスワードを不正に取得したりするなど、子どもによる犯罪も発生しているとのことでした。

 携帯電話やスマートフォン等によるインターネット利用は、便利な一方で、有害情報の氾 濫やいじめ、犯罪被害、個人情報の流出などといった危険な面もあります。
 生徒たちが犯罪の被害者や加害者になることもあるため、生徒たちに安全な利用方法を伝え、その徹底を図る必要があります。
 ご家庭におかれましては、以下にお示しする「ネットの危険からお子様を守るために、保護者ができる3つのポイント」や「青少年健全育成会資料より」等を踏まえた取組をよろしくお願いします。

◆ネットの危険からお子様を守るために、保護者ができる3つのポイント
※政府広報オンライン(内閣府大臣官房政府広報室)より
※政府広報オンラインは、内閣府大臣官房政府広報室が運営する「国の行政情報に関するポータルサイト」です。

【ポイント1】 被害者にも加害者にもしないために、適切なインターネットの利用を促しましょう

 子供にスマホや携帯電話を持たせるときは、ただのプレゼントやご褒美としてではなく、「何のために必要なのか」「どのように使うのか」を話し合うことが大切です。
 例えば、「緊急連絡」「(GPSによる)所在確認」「防犯」「学習のための調べ物」といった利用目的を、あらかじめ子供と話し合って決めておく、などが有効です。
 また、子供も自身に「スマホや携帯電話を持つ必要性と責任」を自覚させるために、インターネットの特徴や有害情報などの危険性、個人情報を守る必要性などを説明し、本人に危機意識を持たせるようにしましょう。
 最初のうちは、子供の携帯電話などの利用を保護者が見守りながら、子供がインターネットを利用する際のマナーや安全に利用するための知識を身に付けられるようにしましょう。

【ポイント2】 家庭のルールをお子様と一緒に作り、成長と共に少しずつ改定していきましょう

 実社会でやってはいけないことは、インターネット上でもやってはいけません。
 子供が、スマホや携帯電話で上手にインターネットを活用できるようにするために、家庭のルールを作りましょう。
 ルール作りは保護者の一方的に押しつけではなく、子供と一緒になって、利用目的や利用場所・時間帯を話し合ってルールを決めることが大事です。
 また、そのルールは、成長と共に少しずつ改定していくことが必要です。
 それから、ルールやマナーを守る習慣を身に付けさせましょう。
 スマホや携帯電話などの利用状況については、子供と折に触れて話し合い、問題がないか確認してください。
 万が一、トラブルが生じたときには、すぐに保護者に相談するよう、ふだんから子供と話しておきましょう。

<家庭のルールの具体例>
・名前や顔写真、学校名などは書き込まない。
・友達にメールやメッセージのやり取りを強要しない。
・利用する場所や時間を決める。
・パスワードは親が管理する。
・トラブルの時はすぐに保護者に相談する。

【ポイント3】 不適切な情報や危険な出会い等を防ぐために、フィルタリングを賢く利用しましょう

 子供がスマホや携帯電話を利用する際には、有害情報へのアクセスを制限する「フィルタリング」(※1)を活用しましょう。
 それによって、出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなどを、子供が閲覧できないようにします。
 なお、携帯電話会社では18歳未満の子供がスマホなどを利用する場合には、フィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限サービス)を提供しています。
 スマホや携帯電話など購入の際に、主に子供が使うことを販売店に伝え、フィルタリングサービスを利用しましょう。

<フィルタリングとは(※1)>
 フィルタリングとは、うっかり、あるいは故意に、危ないサイトにアクセスしないようにコントロールしてくれる、便利な機能のことです。
 「子供にとって不適切な内容のサイト」や「犯罪やトラブルを誘発するサイト」だけでなく、「個人情報を盗むなりすましサイト」、「架空請求などを目的とするサイト」、「ウイルスファイルを撒き散らすサイト」といった悪質なサイトへのアクセスも、制御してくれます。
 年齢や使い方によりレベル設定ができ、利用したいサイトの個別設定もできます。上手に使って子供の安全を守りましょう。

<スマートフォンのフィルタリング(※1)>
 スマートフォンには、3種類のフィルタリングの設定が必要です。
 一つは、携帯電話回線を利用する場合のフィルタリング、二つ目はWi-Fiなど無線LANを利用する場合のフィルタリング、三つ目がアプリ用のフィルタリングです。
 スマートフォンを子供に使わせる場合は、携帯電話会社やフィルタリングソフト事業者などが提供するフィルタリングアプリや機能制限アプリ(※)をあらかじめインストールしましょう。
 購入の際に販売店に相談してください。
※子供の発達段階に応じてアプリのダウンロードや起動を制限するもの

◆少年健全育成資料(三重県警察本部少年課)より
※本日の五十鈴中学校区青少年健全育成協議会・会員研修会で配られた資料から抜粋

◇SNS等に起因して児童が被害を受けた事件の状況
※児童とは、18歳未満の者をいいます。
・出会い系サイトに起因する事犯の被害児童が減少する一方、SNS等(ゲームサイト、通話アプリ、ブログ等)に起因する事犯の被害児童が増加しています。
・平成30年中(1月〜12月)に、全国でSNS等に起因する被害児童数は、1,811人で前年に比べて2人減少していますが、三重県では、17人と増加傾向にあります。

<SNS等に起因する被害児童数(三重県)>
 H28:15人、H29:15人、H30:17人

◇犯罪被害に遭わないための3つのポイント
@会わない!
 SNS等で知り合った相手に会うと、重大な犯罪に巻き込まれる可能性がますます大きくなります。
A書き込まない!
 SNS等に出会いを求める書き込みをすると、危険な目に遭う可能性があります。
B掲載しない!
 個人情報が分かるような書き込みや、写真を一度でも掲載すると、その情報や写真を悪用される恐れがあります。

◇自分を守るために心がけること
・どんな理由があっても自分の裸を撮影しないこと。交際相手、友達等の信用している相手であっても、自分の裸の写真を送らない。
・裸の写真がネット上に流出すると、不特定多数の者に繰り返しコピーされ、すべての写真を削除することは非常に困難であるという事を知っておく。
・インターネットで知り合った相手と、実社会で会うと深刻な被害につながることがある(相手の本当の素性は分からない)という事を知っておく。



花とマスコットの寄贈/ステップワンを訪問◇総合文化部

2020/01/29

1月29日(水)
 総合文化部の生徒たちが、ステップワン作業所を訪問し、プランターで育てた花や手作りのマスコットを寄贈しました。
 花はパンジーとチューリップ。
 学校業務員の西山さんの力をお借りしながら、部活動で水やりや花がら摘み、草抜きなどをして育ててきました。

 マスコットは、アイロンビーズやフェルトで作った動物やアニメ・ゲームのキャラクター。
 形や色を考えたり、フェルトのマスコット作りでは針と糸で縫ったりして、苦労しながらも楽しく作ることができました。

 学校からステップワン作業所までは、みんなで歩いて行きました。
 生徒たちから花とマスコットを贈呈。
 ステップワンの皆様には、大変喜んでいただきました。
 その様子を見た生徒たちは、とても幸せそうな表情になりました。

 NPO法人ステップワンは、伊勢の街で、障がいのある人もない人も共に生き、共に働くことをめざして、作業所、お店、グループホーム等の運営に取り組んでいます。
 障害者自立支援法施行後の2008年2月には特定非営利活動法人格を取得し、同年4月から生活介護事業所として、ステップワン作業所を運営しています。
 ここでは、地域の店舗などを回って新聞紙や段ボールなどを集めてリサイクル活動をしたり、鍵かけなどの木工作品を作ったりしています。

 また、「新道の店 すてっぷわん」では、ステップワン作業所で制作した自主製品を販売。
 障がいのある利用者が交代で、店当番に出かけ、レジや品出し、接客などを行っています。

 ステップワン作業所は校区内にあり、中学校の生徒たちもこれまで継続的に交流を行ってきました。
 毎年の総合文化部による花のプランターやマスコット等の寄贈の他、生徒会活動として行っているアルミ缶回収の収益金で必要な用具・備品を寄贈したり、2年生の職場体験学習でお世話になったりしています。
 これからもステップワンとの交流を大切にし、生徒たちには、人が人として生きる上で必要なたくさんのことを学ぶことができるよう期待しています。

【NPO法人ステップワンについて】
※NPO法人ステップワンのWEBページより抜粋

 NPO法人ステップワンは、この伊勢の街で障害者もそうでない人も「共に生きる」ことをめざして活動してきました。
 1990(平成2)年に小規模授産所を開き、学校卒業後の障害者の昼間の居場所作りをしました。
 その後、街の中での仕事場作りのために新道の店「すてっぷわん」「すてっぷわん川北」を開店しました。
 また、親亡き後の障害者の住まいとしてグループホーム「ぱれっと(女性棟)」と「くれよん(男性棟)」を設けました。

 ステップワンの母体となったボランティア団体の設立から40年、この間、宮川堤でのイベント「みんなの広場」、長谷川きよしさんを初めとするミュージシャンによるチャリティコンサート、お店でのバザーと日常の営業、ステップワンまつり、ぱれっと食堂などで、多くの市民の方々に支えていただいてまいりました。
 いま、活動を五つの場で展開できるのも皆さまのおかげと心からお礼を申し上げるところです。(後略)

〈五つの事業所〉
◇NPO法人ステップワン
・ステップワン作業所
◇新道の店すてっぷわん
◇新道の店すてっぷわん川北
◇共同生活援助
・ステップワンハウスぱれっと
◇共同生活援助
・ステップワンハウスくれよん



特別時間割◇3年生

2020/01/28

1月28日(火)
 昨日から今日にかけて、前線を伴った低気圧が日本付近の海上を移動しました。
 伊勢市でも、今日は激しい雨が降り、非常に強い風が吹きました。

 今日は、伊勢学園高等学校の入試日でした。
 本校からもたくさんの生徒が受験しました。
 受験生の皆さんは熱い志を持ち、全力で頑張ったことでしょう。

 3年生は、今日も特別時間割。
 入試のなかった生徒たちは、午前中3限の授業に取り組みました。
 教科書、ノート、プリント、参考書、問題集等を使った各教科の自主学習。
 毎時間、見事な集中ぶりでした。
 午後からの家庭学習にも、しっかり取り組みましょう。

 高校の先生方によると、この1月から3月にかけての学習量が大切であるとのことです。
 高校入学後の学力に影響するからです。

 入試までの学習はもちろん大切。
 まずは、志望校合格を目指して全力投球!
 そして、合格発表後も学習を続けることが大切です。



雨の中の登下校◇体調管理を十分に!

2020/01/28

1月28日(火)
 津地方気象台は、午前5時30分に「高波と強風及び雷に関する三重県気象情報 第4号」を発表しました。
 その概要は、次の通りでした。

(見出し)
 三重県では、28日昼過ぎにかけて海上では非常に強い風が吹き、大しけとなる見込みです。
 28日夜遅くにかけて高波に警戒してください。また、高潮及び竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうにも注意してください。

(本文)
[気象概況]
 四国沖には、前線を伴った低気圧があって東北東に進んでいます。
 低気圧は28日夜にかけて東海道沖を進み、29日朝には関東の東海上へ達し、その後三陸沖に進むでしょう。
 三重県では、低気圧や前線の影響で、28日昼過ぎにかけて海上では非常に強い風が吹き、大しけとなる見込みです。
 また、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、28日昼過ぎにかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。

◆昨日の夕方頃から荒れ始めた天候は、今日も終日続きました。
 激しい雨と非常に強い風は、夜になっても収まりませんでした。
 
 朝、生徒たちは、傘をさしたり合羽を着たりして、雨の中を登校しました。
 今日は、伊勢学園高校の入試日。
 3年生は、特別時間割で3限後に下校しました。
 1・2年生は、6限の授業を行い雨と風の中を帰っていきました。
 生徒の皆さんには、安全に帰宅するとともに、雨に濡れて体調を崩したり風邪をひいたりしないように、十分な体調管理を願います。



環境問題について考えよう 〜ポスターセッション〜 ◇2年生

2020/01/27

1月27日(月)
 2年生で、6限目の総合的な学習の時間に「環境問題について考えよう」というテーマで授業を行いました。
 授業の目標は、次の2点でした。

◇現代社会の環境問題と自分たちの生存権について認識を深める。
◇自ら考え課題を解決しようとする姿勢と仲間と協力して課題に取り組もうとする態度を身に付ける。

 生徒たちは、1グループ2〜4人で、各クラス12グループ、学年全体で36のグループを編成。
 「海の生き物」、「海の環境」、「地球温暖化」、「自然災害」、「絶滅危惧種」、「絶滅種」、「生物多様性」、「自然保護」などのテーマの中から興味のあるものを選び、約半年かけて調べ学習に取り組んできました。

 調べた内容は、各グループで協力し合い、一枚の模造紙にまとめられました。
 グラフや写真などを取り入れたり、文章で説明すぎないように気を付けたり…。
 それぞれにオリジナリティーのある、分かりやすいポスターが完成しました。

 今日の授業では、3階の全ての教室と廊下を使って18のブースを設け、ポスターセッションという形で、グループが互いに研究成果を発表し合い、意見交流を行いました。
 授業の様子は、校区の小学校の先生方や本校の他学年の先生方に参観いただきました。

 発表する側の生徒たちは、掲示したポスターを示しながら、ゆったりとした口調で丁寧に分かりやすく説明。
 聞く側の生徒たちは、真剣な表情で発表者の説明に耳を傾け、様々な質問や鋭い意見を投げかけました。
 小学校の先生方は、生徒たちの意欲的な学習態度を見て、中学校での1年間の成長ぶりに感心していました。

 授業後に生徒たちから、もう少し環境の問題について調べたり、考えたり、話し合ったりしたいという意見が出されました。
 そのため、1年生では、今後も継続して環境学習に取り組みます。

 「元に戻す方法が分からないものを壊し続けるのは、もうやめてください」
 1992年の国連リオ環境サミットで当時12歳だったセヴァン・スズキさんが、世界各国のリーダーたちに訴えた言葉です。
 持続可能性の時間切れはそこまで来ています。温暖化はなかなか止まりません。
 今すぐにでも経済活動による破壊をやめなければなりません。

 スウェーデンの環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさんは、ニューヨークで開かれた国連気候変動サミットで演説し、気候変動問題について行動を起こしていない各国首脳を非難しました。
 「あなた方は、私の夢や私の子ども時代を空っぽな言葉で奪った」

 私たち大人は、子どもたちからたくさんのことを学びます。
 環境問題について学習した子どもたちは、エアコンの温度調節を小まめに行ったり、水の出しっぱなしに気を付けたり、不要なものを買うのを控えたりします。
 お金の理論によって多くの動物たちを犠牲にしてきた大人社会に対して、大きな憤りを感じている子どももたくさんいます。

 私たち大人には、子どもたちの未来を保障する責任があります。
 この大きな課題について、子どもたちと一緒に考え、みんなで知恵を出し合い、行動していくことで、改善のための道筋を開いていかなければなりません。

 生徒たちが授業後に書いた「自己評価シート」から、いくつかの意見を紹介します。
◇自分が生きている間は大丈夫だと思って全然心配していなかったけど、相手の発表の中で「他人事ではない」と言っていたので、一人ひとりが心がけなければいけないと改めて感じました。
◇二酸化炭素を減らすために、すぐエアコンを付けるのをやめたり、車で出かけるのを減らしたりしたい。

◇学校の給食などの残り物を処理する時にも二酸化炭素が出て環境に悪いから、残飯をなくすなどの小さなことで、大きく変わると思う。
◇僕はエアコンを付けっぱなしにしてしまうので、使わないときは消そうと思った。

◇リサイクルなどの子どもでもできることには、積極的に取り組んでいきたい。
◇これは僕たちの命にも関わる話なので、ちゃんと聞けて良かった。
……



特別時間割◇3年生

2020/01/27

1月27日(月)
 今日は、三重高等学校の入試日でした。
 本校からもたくさんの生徒が受験しました。
 遠方であり受験者も多いことから、事前に希望を取り、試験会場までの往復のバスを学校で手配しました。

 今日の日の出は午前6時55分頃。
 生徒たちは、雨まじりの曇り空の中、予定通り7時に元気に出発しました。
 バスには3年生の先生が同乗し、不測の状況に備えて車1台が同行しました。

◆3年生は特別時間割。
 入試のなかった生徒たちは、いつも通り登校し、午前中3限の授業に取り組みました。

 教科書、ノート、プリント、参考書、問題集等を使った各教科の自主学習。
 毎時間、静かに集中して学習を行いました。
 午後からは、家庭での学習にしっかり取り組みましょう。

 受験は、まだ始まったばかり。
 明日は、伊勢学園高等学校の入試があります。
 そして、2月6日(木)・7日(金)は、いよいよ県立高校の前期選抜です。



第12回伊勢ウィンタートーナメントバレーボール大会◇バレー部

2020/01/25

1月25日(土)
 第12回伊勢ウィンタートーナメントバレーボール大会が、伊勢宮川中学校体育館で開催されました。
 出場チームは、伊勢市内8校の女子のバレーボールチームです。

 昨年12月7日・8日に、第48回三重県中学生バレーボール新人大会の南勢地区予選会が開催されました。
 その結果、女子の部では、伊勢市から、二見中学校と倉田山中学校の2校が県大会にコマを進めました。
 県大会は、本日(25日)と明日の2日間の日程で、中勢地区の各会場で実施されます。

 伊勢ウィンタートーナメントには、予選会で県大会への出場を逃した伊勢市の女子チームが参加します。
 個人の競技力向上と市内のチーム力向上を目的とする大会です。

 午前の部では、出場したチームが、2つのグループに分かれて、各試合1セットマッチの予選リーグを実施。
 午後の部では、上位4チームによるトーナメント戦と、下位4チームによるトーナメント戦が行われました。いずれも3セットマッチの試合でした。

◆本校は、午前の部の予選リーグで、城田中学校、桜浜中学校、御薗中学校と対戦しました。
 城田中学校には5対25で敗れたものの、桜浜中学校には25対21、御薗中学校には25対19でいずれも勝利し、予選リーグで2勝1敗。
 見事に、上位4チームによるトーナメント戦にコマを進めました。
 予選リーグの結果、上位トーナメントに進んだ学校は、本校と伊勢宮川中学校、城田中学校、小俣中学校の4校でした。

◆午後の部のトーナメント戦では、1試合目で伊勢宮川中学校と対戦し、第1セットが16対25、第2セットが18対25で2セットを連取されて惜敗。
 1試合目の敗者同士の試合も行われ、再び城田中学校と対戦。9対25、13対25で2セットを連取されて残念ながら負けとなりました。

◆大会結果は、堂々たる3位。
 表彰式ではキャプテンが笑顔で賞状を受け取りました。
 選手の皆さん、よく頑張りました。
 3位入賞おめでとう!
 今後のさらなる奮闘を期待します。

 保護者の皆様にも、送迎、応援に来ていただきました。
 そして、選手たちの頑張りを喜んでいただきました。
 ありがとうございました。

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