道徳科の授業◇1・2年生/5限目

2019/10/30

10月30日(水)
 学校全体で進める道徳科の授業。
 3年生は学年全体で、昨日の5・6限に2時間設定の授業を実施。
 1・2年生は、今日の5限目に授業を行いました。

 本校では、各学年の教員が、全員で協力して道徳科の指導にあたることとしています。
 今日の授業でも、2年生では担任以外の教員が指導を行いました。
 また、各学年、各クラスで、次のような指導の工夫が見られました。

◇教科書を使った学習に入る前に身近な出来事について考えさせ、学習内容への動機づけを行う。
◇学習内容に関連する写真を黒板に貼り、具体的なイメージを持って道徳的な課題について考えることができるようにする。
◇ワークシートや補助資料を配り、学習過程の明確化と思考内容の深化を図る。
◇学校全体で統一して使用している道徳ノートに感じたことや考えたことをまとめさせ、生徒が自分の考えを整理したり、自信を持って発表したりすることができるようにする。

 生徒たちは、各学年、各クラスとも、先生の話を真剣に聞き、道徳的なテーマについて真剣に考えました。
 手を挙げて積極的に意見を発表する生徒もたくさんいました。
 今日の授業の指導者、学習した道徳の内容、教科書の教材の題名等は次の通りでした。

【1年生】
◇指導者…赤沢先生(1組)、中西先生(2組)、藤森先生(3・6組)
※1年生は、1組と2組が同じテーマについて学習しました。3・6組は1組、2組とは異なるテーマについて学習しました。
※生徒たちは、教科書の資料を読み、先生から投げかけられる質問についてじっくりと考え、道徳ノートやワークシートに自分の考えや意見をまとめ、発表しました。

<1組、2組>
◇道徳の内容…よりよく生きる喜び
◇教材の題名…撮れなかった一枚の写真
※学びのテーマは、「人としてよりよく生きるとは、どういうことだろう」。
※フォト・ジャーナリストの吉田ルイ子さんがベトナム戦争取材中に抱いた葛藤を記した文章を通して、ヒューマニズムや職業観について考え、人としてよりよく生きていこうとする判断力や心情を育みました。

<3・6組>
◇道徳の内容…節度、節制
◇教材の題名…「養生訓」より
※学びのテーマは、「健康に毎日を送るために、大切なのはどんなことだろう」。
※「養生訓」を取り上げた漫画を通して、健やかな体を養うために節度や節制のある生活を送ることの大切さを考え、心と体の健康を考えて生活していこうとする実践意欲と態度を育みました。

【2年生】
◇指導者…橋村先生(1・6組)、小林先生(2組)、北村先生(3組)
※2年生は、各クラスで異なるテーマについて学習しました。
※教科書の資料を読み、道徳的な問題について考えて意見を発表したり、グループで話し合い互いの考え方を深め合ったりしました。また、教科書に意見を書き込んだり、道徳ノートに考えをまとめたりしました。

<1・6組>
◇道徳の内容…礼儀
◇教材の題名…秀さんの心
※学びのテーマは、「礼儀には、どのような意味があるのだろう」。
※職場体験で、心のこもった礼儀の在り方にふれた二人の生徒の物語を通して、礼儀の意味について考え、時と場にかなった適切な行動を取ろうとする実践意欲と態度を育みました。

<2組>
◇道徳の内容…自然愛護
◇教材の題名…僕の仕事場は富士山です
※学びのテーマは、「美しい自然を守るために、大切なことは何だろう」。
※富士山のガイドをする近藤光一さんの活動や思いについて述べた文章を通して、自然を守るために大切なことについて考え、自然を愛し守っていこうとする実践意欲と態度を養いました。

<3組>
◇道徳の内容…真理の探究、創造
◇教材の題名…スカイツリーにかけた夢
※学びのテーマは、「新しいものを生み出していくときに大切なことは、何だろう」。
※東京スカイツリーの設計士の、物事を追求する姿を通して、新しいものを生み出していくときに大切なことについて考え、真理を探究して新しいものを創造しようとする実践意欲と態度を育みました。

※写真は、2年生の授業風景。
 左から、1・6組、2組、3組。



文化祭までのカウントダウンは4日◇お昼休みの合唱練習/3年生

2019/10/30

10月30日(水)
 文化祭までのカウントダウンは4日。
 生徒たちは、始業前、お昼休み、放課後など授業の合間をぬって準備を進めています。

 特に3年生にとっては、中学校最後の文化祭。
 思い出に残る素晴らしいものにしようという意識が見られます。
 合唱の練習も有志発表の練習も楽しそうです。

 毎日続けられているお昼休みのパートリーダー練習。
 今日は、3年生の生徒たちが多目的ホールに集まりました。
 河俣先生は出張で不在でしたが、指揮者が中心となり、学年合唱曲「君の隣にいたいから」を全員で合唱し、その後、順にクラス合唱の練習を主体的に進めました。

 「虹」(1・6組)、「友〜旅立ちの時〜」(2・6組)、「証」(3・6組)。
 クラスで心をそろえて、声をそろえて歌おうと懸命に練習する姿は、歌詞やメロディーの素晴らしさと相まって、聴く者の足をその場に留めます。

◆学年合唱曲の「君の隣にいたいから」は、今年のNHK全国学校音楽コンクールにおける中学校の部の課題曲でした。
 作詞は宮崎朝子さん(SHISHAMO)、編曲は加藤昌則さん。
 曲について、SHISHAMOのみなさんから次のようなメッセージが寄せられています。(「Nコン2019」のホームページより)

 中学生のみなさんが歌っている姿をイメージしながら、この曲を制作しました。青春の輝かしい思い出として残るように、悔いのないよう、楽しんで歌って欲しいです。
 身の回りの誰かが真っ直ぐに一生懸命努力している姿を見ると、負い目を感じたり不安になってしまう事が、中学生の頃はよくあると思うのですが、そういう気持ちを歌にしました。
 本当は、人と自分を比べる必要は全く無くて、自分の進むべき道を見つけて、それに向かってまっすぐ努力すれば良いだけなんだ!という決意を合唱で表現してください!!!

♪縦結びになったスニーカーの紐 直すこともせず
 今日もただ歩いている
 だらしない私の隣に 背筋の伸びたいつもの君

♪ちゃんと上手にやれたかな
 ちゃんと思いやりを持てたかな
 ちゃんと優しくできたかな
 鏡に映る私に今夜も問いかける

♪君がまっすぐ ただまっすぐに
 飛ぼうとしてる姿見てると
 時々不安になるけれど
 いつまでも胸張って君の隣にいたいから
 君のやつほど立派じゃない羽 精一杯広げて
 自分の空を探すよ

♪君を馬鹿にする奴がもしもいるなら
 そんな奴気にすることはない
 そんな奴の言葉に
 律儀に傷ついてあげることはない 優しい君でも

♪いつも見てたから分かるよ
 うまくいかないこともあったけれど
 どんな時でも前を向いてる
 そんな君みたいになりたくて

♪まっすぐ ただまっすぐに
 私が前だけ見ていられるのは
 そこに君の背中が見えるから
 いつも輝いてる君が見えるから

♪君がまっすぐ ただまっすぐに
 飛ぼうとしてる姿見てると
 時々不安になるけれど
 いつまでも胸張って君の隣にいたいから
 君のやつほど立派じゃない羽 精一杯広げて
 自分の空探すよ

◆中学生への言葉を通じた贈り物。
 SHISHAMOの皆さんが、中学生だった頃の自分への贈り物として書いた詞のようにも思えます。

 仲間と共に毎日、毎日練習する生徒たち。
 歌詞に込められた思いを理解、共有し、メロディーに乗せて歌います。
 その歌声を聴くたびに、心が揺れ動きます。



道徳科の授業◇3年生/5・6限目

2019/10/29

10月29日(火)
 3年生の生徒たちが、5・6限目に学年全体で道徳科の授業を行いました。
 内容は、国際理解、国際貢献。指導者は廣先生でした。
 初めに次のような学習のめあてが示されました。
◇国際理解・国際貢献とは何かを学び、世界の人権問題を考える −そして、行動できる事とは−
 
■授業の前半(5限目)は、4月の修学旅行での学びをグループでまとめた新聞の発表と意見交流を行いました。
 修学旅行では、2日目に3つのコースに分かれたテーマ別研修を行い、「そなエリア東京」「ユニセフハウス」「東京リスーピア」「JICA地球広場」などを見学し、防災、国際理解、国際貢献などの視点で体験的学習を行いました。

 授業では、5つのグループが新聞の発表を行いました。
 そして、一つ一つの発表後に、席の隣同士で話し合ったり、感想、学んだこと、共感したこと、質問などを発表し合ったりして意見交流をしました。
 各新聞に見られた見出しやキーワードは、次の通りでした。

◇「ユニバーサル新聞」…リスーピア/上野動物園/バス/ディズニーランド/中華街/ユニバーサルデザインだったところ/ユニバーサルデザインではなかったところ
◇「unicef 新聞」…日本もユニセフに助けられていた!?/募金は何に使われている??/世界の困っている子どもたち
◇「ゆに新聞!」…学校に行こう/悲しい現実/みんな積極的に募金に協力しよう!!
◇「世界への工夫」…JICAとは?/JICAとODAの意味/協力隊とは?/協力隊の参加者数/世界の水問題/ペットボトルライト
◇「あたりまえの幸せ―。」…JICA/水・トイレ/義足/青年海外協力隊/グローバル社会/バリアフリー

■授業の後半(6限目)は、道徳科の教科書を使った学習を行いました。
 学習した道徳の内容、教科書の教材の題名等は次の通りでした。
◇道徳の内容…国際理解、国際貢献
◇教材の題名…「希望の義足」、「COLUMN/本当に意味のある国際協力とは」
※ルワンダ内戦で負傷した人々を支援するプロジェクトを立ち上げた吉田真美さんらの活動について書いた文章を通して、世界で日本人として行動するのに大切なことは何かを考え、国際理解や国際貢献に携わろうとする実践意欲や態度を育みました。
→生徒たちは、「吉田さんがパラリンピックにルワンダ代表を送りたいと思ったのはどうしてか」「吉田さんの挑戦を支えているものは何か」を考え、意見交流を図りました。

※COLUMNでは、世界各地で医療や教育などの支援活動を行っている山本敏晴さんの話を読んで、中学生にとっては遠い出来事のように思える国際貢献への心構えや、本当に意味のある国際協力について理解を深めました。
→生徒たちは、「本当に意味のある国際協力とは何か」「今、自分が行動できる協力とは何か」について考え、意見を発表し合いました。

■授業の最後に、生徒会本部役員が、文化祭で取り組む募金活動への協力を呼びかけました。
 多目的ホールでの学習後、生徒たちは各教室に戻り、道徳ノートやレポートへの記入を通して振り返りの活動を行いました。



合唱・有志発表の練習◇朝の時間・お昼休み・放課後

2019/10/29

10月29日(火)
 文化祭に向けた取組が本格的にスタートして3週間。
 今週は、文化祭(11月3日)に向けた1週間のスタートです。

◇朝の時間の練習は、各クラスの判断。
 練習をする場合は、8時から8時25分まで。
 始業の8時25分からは、いつも通り、1・2年生では朝の読書、3年生では朝の学習が行われています。

◇お昼休みは、3年生が教室や廊下、校舎に囲まれた広いテラスなどで、自主的に生徒会有志発表の練習を行っています。
 多目的ホールではパートリーダー練習が毎日続けられています。
 今日は、2年生が集まり、河俣先生の指導のもとで順にクラス合唱の練習を行い、続いて全員による学年合唱の練習を行いました。

◇放課後は、クラス別の合唱練習と有志発表の練習。
 教室や特別教室、体育館などを使っての20分間の合唱練習。
 どのクラスも、指揮者が前に立ち、キーボードやCDプレーヤーの伴奏で一生懸命に練習が行われました。
 歌詞の書かれた大きな模造紙を教室に貼り、パート別で、クラス全体で練習が繰り返されました。
 合唱練習が終わると、生徒会有志発表の参加者は、下校までの時間を惜しむかのように練習に取り組みました。

◇優勝を目指した真剣味ある練習を重ねる中で、みんなの心が一つになります。
 その先に、感動の歌声はあると思います。
 何のために合唱をするのか…。
 主体的に練習に取り組んだクラスが、その答えを知ることができるでしょう。
 各クラスの健闘を期待します。

■合唱コンクールの演奏曲
【1年生】
<学年合唱曲>
◇夢の世界を
 作詞:芙龍明子
 作曲:橋本祥路
 
<クラス合唱曲>
◇1組:未来へのステップ
 作詞・作曲:松井 孝夫
◇2組:空も飛べるはず
 作詞・作曲:草野 正宗(スピッツ)
 編曲:加賀 清孝
◇3・6組:大切なもの
 作詞・作曲:山崎 朋子

【2年生】
<学年合唱曲>
◇トモエ学園
 作詞・作曲:福山 雅治

<クラス合唱曲>
◇1・6組:YELL〔2009年度Nコン課題曲〕
 作詞・作曲:水野 良樹(いきものがかり)
 編曲:鷹羽 弘晃
◇2組:手紙〔2008年度Nコン課題曲〕
 作詞・作曲:アンジェラ・アキ
 編曲:鷹羽 弘晃
◇3組:COSMOS
 作詞・作曲:ミマス(アクアマリン)
 編曲:富澤 裕

【3年生】
<学年合唱曲>
◇君の隣にいたいから
 作詞・作曲:宮崎朝子(SHISHAMO)
 編曲:加藤昌則

<クラス合唱曲>
◇1・6組:虹〔2006年度Nコン課題曲〕
 作詞・作曲:森山 直太朗・御徒町 凧
 編曲:信長 貴富
◇2・6組:友〜旅立ちの時〜〔2013年度Nコン課題曲〕
 作詞・作曲:北川 悠仁(ゆず)
 編曲:相澤 直人
◇3・6組:証〔2011年度Nコン課題曲〕
 作詞:山村 隆太(flumpool)
 作曲:阪井 一生(flumpool)
 編曲:加藤 昌則

■生徒会有志発表のグループと内容
1 petroleum〔3年3組/ダンス〕
2 3−1girls〔3年1組/ダンス〕
3 にくみじょし〔3年2組/ダンス〕
4 ルード・ボーイズ〔3年/ヲタ芸〕
5 N R&Y〔3年・1年/ダンス〕
6 バッカー部〔サッカー部/お笑い〕



金メダリストたちの帰還◇合唱部

2019/10/28

10月28日(月・振替休業)
 昨日の全日本合唱コンクール全国大会で見事に金賞を獲得した合唱部。
 本日午後6時に、予定通り学校に帰ってきました。

 学校では、保護者やご家族の皆様が待っていました。
 バスから次々に降りてくる生徒たちに、「お帰り!」「おめでとう!」という声がかけられました。

 昇降口前での解散式。
 生徒たちと先生が輪になって並びました。
 初めに、河俣先生から生徒たちに、素晴らしい合唱への称賛と金賞受賞への祝福の言葉が伝えられました。

 続いて、3年生の生徒たちがコンクールを振り返って話をしました。
 金賞を受賞した喜び、今後の合唱部への期待、先生や家族、友達への感謝…。
 一人ひとりが、自分の思いを、自分の言葉で、しっかりと伝えました。

 生徒たちは、解散式の終わりに保護者やご家族の皆様の方を向き、大きな声で「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えました。
 大きな拍手が沸き起こり、祝福の声が投げかけられました。
 解散の言葉が告げられると、生徒たちは、保護者やご家族の皆様と嬉しそうに話しながら帰って行きました。

 2泊3日のコンクール参加。
 努力の成果として念願の金賞に輝き、充実した3日間だったことでしょう。
 バスによる長距離の移動、コンクールでの緊張感…。
 心身ともに疲れたことでしょう。
 今日はぐっすりと眠って、明日に備えましょう。

 生徒の皆さん、お疲れ様でした。そして、おめでとう!
 保護者の皆様、ご家族の皆様、ありがとうございました。



祝☆金賞◇全日本合唱コンクール全国大会 in 岡山

2019/10/27

10月27日(日)
 10月26日・27日の2日間の日程で岡山シンフォニーホール(岡山市)で開催された全日本合唱コンクール全国大会。
 大会1日目は高等学校部門のコンクールが行われ、2日目の今日は、中学校部門の混声合唱の部と同声合唱の部のコンクールが行われました。

 本校の合唱部は、三重県合唱コンクール(8月18日)、中部合唱コンクール(9月29日)でいずれも金賞、トップの成績で全国大会に臨みました。
 朝も夕方も、平日も休日も、来る日も来る日も、半年に渡って練習を重ねてきました。
 今回の全国大会にも、前日から岡山県入りして準備を整えました。

 本校は、同声合唱の部に出場。
 演奏順は、27団体中23番目。
 午後5時43分から演奏が始まりました。

 生徒たちは全国の舞台を楽しみながら、『無伴奏女声合唱のための「フォルテは歩む」』からの4曲を見事に歌い切りました。自分たちの合唱を信じて。
 これまでで最高のハーモニーが、ホール全体に響きました。
 4曲それぞれの異なるリズムに乗せて、曲に込められた情景をきめ細やかに表現しました。
 素晴らしい合唱でした。感動しました!

◆講評では、9名の審査員のうち、作曲家の木下牧子さんからお話がありました。
 その概要は次の通りでした。

◇全国大会だけあり、どの学校も素晴らしい合唱でした。金賞・銀賞・銅賞というように審査結果は出ますが、大きな差はないと考えてください。
◇最近はコンクール会場の音響がとても良くなり、合唱も音響が流行りの印象がありますが、ピアノすなわち弱い音の合唱を大切にしてほしいと思います。
◇発声の基礎ができていないと、ピアノの音は豊かに響きません。
◇7月の東京国際合唱コンクールに行かせていただきました。ラトビア、ポーランド、インドネシアなどの素晴らしい合唱では、フォルテの時に声を押さなくても、自然に声が満ちてきます。
◇皆さんの合唱なら、国際コンクールに胸を張って出場できると思います。…

◆胸が締め付けられるような緊迫した審査結果発表。
 出演順に、団体名と金賞、銀賞、銅賞の各賞が発表されました。
 「ゴールド、金賞です!」と伝えられるたびに、会場のあちこちから歓喜の声が発せられました。

 いよいよ、本校の審査結果が告げられる時がやってきました。
 「伊勢市立五十鈴中学校、金賞、ゴールド!」
 3階席に座った本校の生徒たちから、喜びの声が上がりました。
 合唱部の生徒たちと先生方がワンチームとなって練習し、最後まで自分たちの合唱を信じて歌い切った結果です。
 見事な金賞受賞。おめでとう!

 全ての演奏終了後、審査結果発表の午後7時25分までの約1時間は、参加校による歌のリレーが行われました。
 同声合唱の部に参加した27校が集まり、順に学校を指名して歌を披露し合いました。
 客席で立ち上がり、身振り手振りを交えた楽しい合唱の交流でした。

 本校の生徒たちも手拍子を鳴らし、立ち上がって楽しみました。
 生徒たちや保護者の皆様の笑顔があふれました。
 合唱を愛する生徒、学校が交流し、会場中が大いに盛り上がりました。

 講評、審査結果発表、閉会式など全ての日程が終了したのは午後8時半頃。
 生徒の皆さん、河俣先生、橋村先生、そして保護者の皆様、お疲れ様でした。
 
◆今回の大会にも、たくさんの保護者の皆様にお越しいただき、参観、鑑賞いただきました。
 ライブビューイングを見るために、鈴鹿まで出かけていただいたご家族もいました。
 お仕事などの都合で来場いただけなかったご家族の皆様には、ご心配をおかけしたことと思います。
 地域の皆様や教育委員会の皆様にも応援いただきました。
 生徒たちの頑張りを支えてくださった全ての皆様に、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

■第72回全日本合唱コンクール全国大会・中学校部門の出場校と審査結果
※下記は演奏順
※特別賞は、文部科学大臣賞、岡山市長賞、岡山市教育委員会教育長賞の3つ。

<混声合唱の部>
1 姫路市立広嶺中学校コーラス部(兵庫県)〔関西〕…銅賞
2 府中市立府中第四中学校合唱部(東京都)〔東京〕…金賞/岡山市長賞
3 出雲市立出雲第三中学校合唱部(島根県)〔中国〕…金賞
4 西条市立西条北中学校合唱部(愛媛県)〔四国〕…銀賞
5 信州大学教育学部付属長野中学校合唱部(長野県)〔中部〕…銀賞
6 札幌市立あいの里東中学校合唱部(北海道)〔北海道〕…銅賞

7 那覇市立石嶺中学校合唱部(沖縄県)〔九州〕…銅賞
8 大分大学教育学部付属中学校合唱部(大分県)〔九州〕…銀賞
9 名古屋市立志賀中学校合唱部(愛知県)〔中部〕…金賞/岡山市教育委員会教育長賞
10 郡山市立郡山第五中学校(福島県)〔東北〕…金賞/文部科学大臣賞
11 牛久市立牛久第一中学校混声合唱団(茨城県)〔関東〕…銀賞

<同声合唱の部>
1 宇都宮市立星が丘中学校合唱部(栃木県)〔関東〕…金賞/文部科学大臣賞
2 青森市立沖館中学校合唱部(青森県)〔東北〕…銅賞
3 郡山市立郡山第一中学校合唱部(福島県)〔東北〕…金賞
4 八巾町立矢巾北中学校特設合唱部(岩手県)〔東北〕…銅賞
5 名古屋市立扇台中学校合唱部(愛知県)〔中部〕…銀賞
6 清泉女学院中学校音楽部(神奈川県)〔関東〕…金賞/岡山市長賞
7 新潟市立小針中学校合唱部(新潟県)〔関東〕…銅賞
8 伊勢崎市立第三中学校合唱団(群馬県)〔関東〕…銀賞
9 名古屋市立萩山中学校合唱部(愛知県)〔中部〕…銀賞

10 高松市立屋島中学校合唱部(香川県)〔四国〕…銅賞
11 武庫川女子大学附属中学校コーラス部(兵庫県)〔関西〕…金賞
12 北見市立北光中学校合唱部(北海道)〔北海道〕…銅賞
13 香芝市立香芝北中学校合唱部(奈良県)〔関西〕…銅賞
14 国府台女子学院中学校合唱部(千葉県)〔関東〕…銀賞
15 郡山市立郡山第六中学校(福島県)〔東北〕…銀賞
16 北斗市立上磯中学校合唱部(北海道)〔北海道〕…銅賞
17 高知学芸中学校コーラス部(高知県)〔四国〕…銅賞
18 山鹿市立山鹿中学校合唱部(熊本県)〔九州〕…銀賞

19 大妻中野中学校合唱部(東京都)〔東京〕…金賞/岡山市教育委員会教育長賞
20 小城市立三日月中学校合唱部(佐賀県)〔九州〕…銅賞
21 安田学園安田女子中学校合唱部(広島県)〔中国〕…銀賞
22 出雲市立出雲第三中学校女声合唱団(島根県)〔中国〕…銀賞
23 伊勢市立五十鈴中学校合唱部(三重県)〔中部〕…金賞
24 熊本市立帯山中学校合唱部(熊本県)〔九州〕…銀賞
25 二本松市立二本松第一中学校合唱部(福島県)〔東北〕…金賞
26 さいたま市立宮原中学校女声合唱団(埼玉県)〔関東〕…金賞
27 会津若松市立第四中学校合唱部(福島県)〔東北〕…金賞



部活動・生徒会活動◇お休みの日も、学校には活気があります。

2019/10/26

10月26日(土)
 3連休の初日は、朝から晴天。
 昨日の雨でグランドやテニスコートは少し湿っていましたが、涼しい風が吹き、秋らしい過ごしやすい天候でした。

 午前中の学校では、陸上部、野球部、ソフトテニス部(女子)、バスケット部、バレー部が、部活動に取り組んでいました。
 どの部も1・2年生が主力となり、張り切っていました。

 生徒会の本部役員も学校に出て来ていました。
 文化祭に向けて、生徒会室で相談したり、準備をしたり、タブレットを持って運動場や校舎内でオープニング映像の録画をしたりして頑張っていました。

 午前10時半頃には、全員が活動を一旦中止して、昇降口に集合。
 学校での最終練習を終えて全国大会に出発する合唱部を激励し、手を振って見送りました。
 
 それぞれの目標に向けて主体的に頑張る生徒たち。
 互いに励まし合い、支え合う生徒たち。
 お休みの日も、学校には活気があります。



合唱部 出発!/いざ 岡山へ◇第72回全日本合唱コンクール全国大会

2019/10/26

10月26日(土)
 合唱部の生徒たちが、本日午前10時30分に、全日本合唱コンクール全国大会に向けて出発しました。
 朝から部活動に取り組んでいた生徒たちや先生方が、昇降口前に集合して手を振って見送りました。

 出発前までの約2時間、音楽室で練習した合唱部の生徒たち。
 昇降口から外に出て見送りの生徒たちの前に並び、全国大会での健闘を誓いました。
 部活動を中止して集まった生徒たちは、大きな拍手で激励し熱い声援を送りました。

 出発の前に、バスの運転手さんと話をしました。
 「生徒たちを安全によろしくお願いします。」
 「わかりました。全国大会ですね。香川、大阪、長野、そして岡山、4年連続ですね。」
 「その通りです。よくご存じですね。」
 「この4年は、全国大会あるいは中部大会で、ずっと運転させていただいています。」

 河俣先生に運転手さんのことを話したところ、運転が上手で、いつもこちらから運転をお願いしているとのことでした。
 岡山までの長い道のり。安全第一でよろしくお願いします。

 このあと生徒たちは午後7時頃に宿舎に到着し、夕食後に練習を行う予定です。
 明日は7時の起床。練習をしてお昼過ぎに会場に向かいます。

 全国大会の舞台は、岡山シンフォニーホール。
 中学校部門のコンクールは明日(27日)。
 開会式は9時45分からです。
 前半は混声合唱の部のコンクールが行われ、11団体の演奏、講評・結果発表・表彰式が13時15分までの予定。
 本校が出場する同声合唱の部は、13時35分から始まります。
 本校の演奏開始は17時43分からです。

◆大会の模様は、全国各所で「合唱ライブビューイング」として中継されます。
 会場の岡山シンフォニーホールと全国各地のイオンシネマをつなぎ、リアルタイムで大会の模様が中継上映されます。
 県内の中継会場は、イオンシネマ鈴鹿。
 中継される時間は、17時5分から20時5分までとなっています。

 中学校の同声合唱の部に出場するのは27団体。
 演奏は、9団体ずつの演奏の間に約20分の休憩時間を取って進められます。

 本校の演奏は、2回休憩が入った後、最終の9団体中の5番目。
 県内でのライブビューイングは、本校を含む9団体の演奏のスタートから講評・結果発表・表彰式・閉会式までの内容です。

◆先日、伊勢市教育委員会に激励会を開催していただきました。
 また、現在、市役所の建物前面に「祝 全日本合唱コンクール全国大会出場 伊勢市立五十鈴中学校合唱部」という大きな懸垂幕が掲げられています。
 伊勢市全体で本校の合唱部の頑張りを応援していただいています。

 自分たちの合唱に自信と誇りを持ち、全国の輝く舞台で、これまでの練習の成果をしっかりと発揮してください。
 みんなの心を一つにして、自分たちの史上最高の合唱を創り上げましょう!

■本校の演奏曲(8分以内で4曲)
『無伴奏女声合唱のための「フォルテは歩む」』
 T.ガリレオの望遠鏡
 U.べくべから
 W.さみどりの風が
 X.フォルテは歩む
 ・作曲:信長 貴富
 ・作詞:永井 陽子

※なお、全国大会での演奏曲(本校生徒の歌声)は、本ホームページの「歌声」のコーナーに掲載しています。
 ぜひ聴きください!



合唱部 前日練習◇全国大会は明日!

2019/10/26

10月26日(土)
 第72回全日本合唱コンクール全国大会は、いよいよ明日、中学校部門の熱戦の火ぶたが切られます。
 中学同声部門への出場は27団体。
 各都道府県大会、全国9つの支部大会を勝ち上がった団体。
 いずれも、素晴らしい歌声を持った実力派が勢ぞろいしています。

 コンクールを明日に控えた今日、生徒たちは朝8時30分に集合し、学校での最終練習に取り組みました。
 澄んだ空気に響き渡る素晴らしい歌声。
 約2時間の練習を通して、さらに磨きがかけられました。

 音楽室のホワイトボードには、「めあて」「ふり返り」「まとめ」が次のように示されていました。
◇めあて
 朝日コンクール全国大会を全力で楽しむ
◇ふり返り
 今までの練習を思いだそう
◇まとめ
 合唱部大好き



合唱コンクールのリハーサル/1学年◇6限目・体育館

2019/10/25

10月25日(金)
 朝の激しい雨の中を登校した生徒たち。
 6限の授業日課を過ごす内に次第に雨足は弱まり、夕方には晴れ間も見られるようになりました。
 
 1年生の生徒たちは、6限目の体育館で合唱コンクールのリハーサルを行いました。
 学年合唱は「夢の世界を」。
 全員がステージの前に移動して立ち位置を確認。
 学年全員の歌声が体育館に響きました。

 クラス合唱は、「未来へのステップ(1組)」「空も飛べるはず(2組)」「大切なもの(3・6組)」。
 各クラスが順にステージ前に移動し、クラスの合唱隊形を確認。
 互いの歌声を聴き合いました。

 後半は、河俣先生が指揮をしながら、再度、クラス合唱の練習を行いました。
 どのクラス
の生徒も本番さながらの真剣な表情で練習に臨みました。
 指導を受ける前と後では、歌声に格段の差がありました。

 毎日、朝の時間もお昼休みも放課後も練習を重ねる中で、クラスの合唱は、各パートが調和した響きを奏でるようになってきました。
 生徒たちのまなざしや表情からは、曲想をイメージして心をこめて歌おうとする様子も見られます。

 本番まで、あと少し練習時間があります。
 学年やクラスの歌声に、さらに磨きをかけましょう。
 文化祭当日の感動の合唱を心待ちにしています。

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