春季ソフトテニス大会(1日目)◇伊勢市中学校春季体育大会
2019/05/11
5月11日(土)
伊勢市中学校春季体育大会が開幕しました。
中学校体育連盟主催の大会は、昨年9月29日・30日に行われた伊勢度会中学校秋季体育大会以来。
秋季大会は、3年生が夏季大会で引退後、2年生を主力とした新しいチーム、選手によるいわゆる新人戦でした。
それ以降、生徒たちは、冬場の寒い時期の練習を通して、技術力、精神力、チーム力を高めてきました。
今日は、各競技の先陣を切って、男子・女子のソフトテニス大会(団体戦と個人戦のベスト16戦まで)が小俣中学校庭球場で開催されました。
朝から晴天に恵まれ、気温が時間を追って上昇し、大変熱い中での大会となりました。
◆男子の部
<団体戦>
男子の部の団体戦には、伊勢市内の中学校9校が出場。
本校は1回戦で御薗中学校と対戦し、1対2で惜敗しました。
選手たちは懸命に戦い、どのペアのゲームにも好プレーがたくさんありました。
今回の試合でできた自分の好プレーを思い起こし、それらを練習でさらに伸ばすようにしましょう。
<個人戦>
男子の部の個人戦には、伊勢市内の中学校から63組がエントリー。
本校からも8組が出場しました。
結果、1組が3回戦を突破してベスト8に入り、18日(土)の4回戦にコマを進めました。さらなる健闘を期待します。
勝敗だけに目を向けず、今回の試合の成果と課題を分析し、明日からの練習に生かすようにしましょう。
◆女子の部
<団体戦>
女子の部の団体戦には、伊勢市内の中学校10校が出場。
本校は1回戦で城田中学校と対戦して2対1で勝利を収め、2回戦にコマを進めました。
2回戦では厚生中学校と対戦。1対2で残念ながら負けてしまいました。
ゲーム内容を見ると、選手たちは着実に力を付けてきており、これからの大会が楽しみです。今後、さらに練習を重ねましょう。
<個人戦>
女子の部の個人戦には66組がエントリー。
本校からも7組が出場しました。
結果、1組が3回戦を突破してベスト8に入り、18日(土)の4回戦にコマを進めました。
負けたゲームの中にも、サーブやストローク、ボレーなど、良いプレーもたくさんありました。さらなる健闘を期待します。
保護者の皆様にもたくさん応援に来ていただきました。
ありがとうございました。
来週18日(土)には、男子・女子の個人戦のベスト8以降の試合が行われます。会場は小俣中学校庭球場。
出場する男子・女子の1組ずつの選手の皆さんは、1試合でも多く勝ち進むことができるよう、頑張りましょう!
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道徳科の授業◇全学年
2019/05/10
5月10日(金)
6限目に、学校全体で進める道徳科の授業を行いました。
本校では、各学年の教員が全員で道徳科の指導を行うこととしており、今日の授業では多様な指導形態が見られました。
◇1主題2時間扱いとして、同一の教材を使って各クラスで担任が指導を行う。
◇学年内でそれぞれの教員が指導する教材を決め、全クラスで同じ教員が指導を行う。
◇資料の読み取りと考える視点の提示を学年全体で行い、その後、生徒が意見を交流する授業を各教室で担任が行う。
生徒たちは、各学年、各クラスとも、先生の話を真剣に聞き、道徳的なテーマについて真剣に考えました。
また、教科書やワークシートに書き込みをしたり、全学年で統一して使用している道徳ノートに自分の考えをまとめたりしました。
さらに、手を挙げて自分の意見をしっかりと発表する生徒もたくさんいました。
今日の授業の指導者、学習した道徳の内容、教科書の教材の題名等は次の通りでした。
【1年生】
◇指導者…山中先生〔学年全体(授業の前半)〕、赤沢先生(1組)・山中先生(2組)・藤森先生(3組)〔各クラス(授業の後半)〕
◇道徳の内容…相互理解、寛容
◇教材の題名…言葉の向こうに
※授業の前半は、学年全体で多目的ホールで行いました。資料を読み取り、考える視点を確認しました。授業の後半は、各クラスで担任の先生の指導のもと、生徒たちが意見を交流しました。
※学びのテーマは、「異なるものの見方や考え方をもつ人と関わるとき、大切なことは何だろう」。
※SNSでトラブルに巻き込まれた生徒の物語を通して、異なる立場の者どうしのコミュニケーションの取り方や寛容さについて考え、他者の思いや立場を考えて行動していこうとする実践意欲と態度を育みました。
【2年生】
◇指導者…河村先生(1組)、橋村先生(2組)、山本先生(3組)
◇道徳の内容…友情、信頼
◇教材の題名…友達はライバル
※学びのテーマは、「友達とは、どんな存在なのだろう」。
※バスケットボール部で競い合い、支え合うライバルの話を通して、友達とはどんな存在なのかを考え、他者と友情、信頼を築いていこうとする実践意欲と態度を育みました。
※教科書の資料を読んで学習した後、クラスのメンバー一人ひとりの良いところについて考え、全員の名前が印刷されたワークシートに書き込みました。
※次の時間は、ワークシートを短冊型に切り離して生徒別に集めたものをそれぞれの生徒に渡し、友達が自分の良さをどのように見ているのかを知り、考えます。
【3年生】
◇指導者…廣先生(1組)、山口先生(2組)、山本先生(3組)
※3年生は、各クラスで異なるテーマについて学習しました。
※指導者は、3名の学級担任の先生が入れ替わった形になりました。
※教科書の資料を読み、先生から投げかけられる質問についてじっくりと考え、道徳ノートやワークシートに自分の考えや意見をまとめ、発表しました。
<1組>
◇道徳の内容…真理の探究、創造
◇教材の題名…根本を究めて―「お茶博士」辻村みちよ
※学びのテーマは、「真理を探究するのに大切なことは、何だろう」。
※日本初の女性農学博士・辻村みちよの業績を追った文章を通して、真理を探究するのにどんなことが大切なのかを考え、自ら道を切り開き、真理を探究しようとする実践意欲と態度を育みました。
<2組>
◇道徳の内容…遵法精神、公徳心
◇教材の題名…COLUMN情報モラル 情報社会を生きる
※学びのテーマは、「法やきまりを守る心の源とは、何だろう」。
※インターネットを利用する際に、他者の権利を侵害する場合があることについて考え、法やきまり、マナーを守って行動しようとする実践意欲と態度を育みました。
<3組>
◇道徳の内容…礼儀
◇教材の題名…礼儀正しさとは
※学びのテーマは、「礼儀の意味を考えよう」。
※礼儀正しい言葉遣いやしぐさを書き出したり、柔道・大野将平選手のオリンピックでのエピソードを読んだりして、礼儀の意味を考え、礼儀正しい行動を取ろうとする実践意欲と態度を育みました。
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眼科検診◇全学年
2019/05/10
5月10日(金)
午前中、全学年の眼科検診を行いました。
学校眼科医の西井医師が来校。
9時から、生徒一人ひとりの眼を丁寧に診ていただきました。
保健室前の廊下に、クラス単位で列を作って静かに待ち、順に入室。
自分の順番になると、きちんと挨拶をして検診を受けました。
どの学年の生徒も礼儀やマナーが良く、スムーズに検診が進められました。
今後、眼の疾病異常のあった生徒については、保護者の皆様にご連絡します。
ご家庭で検査結果をご覧いただき、必要に応じた眼科受診をお願いします。
長時間のテレビ視聴、ゲームやスマホの使用などによる視力の低下が、大きな課題となっています。
視力低下をそのままにしておくと、黒板の字がよく見えなかったり、集中力が続かなかったりして、学力に大きな影響を及ぼす可能性があります。
ご家庭では、4月当初に実施した視力検査の結果を踏まえ、生活習慣の見直しや眼科受診など、適正視力の確保に向けた対応をよろしくお願いします。
学校では、視力低下の防止、適正視力の確保のため、引き続き、保健指導を実施していきます。
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アルミ缶&ベルマーク回収/第2回◇生徒会 PRESENTS/本年度から月2回
2019/05/10
5月10日(金)
生徒会からの提案で、アルミ缶・ベルマーク回収は、本年度から毎月2回実施することになりました。
今日は5月のアルミ缶・ベルマーク回収の2回目。
生徒たちは、アルミ缶の入った大小様々な大きさのビニール袋を携えて登校しました。
昇降口前では、バスケットボール部の生徒たちが、アルミ缶をつぶす作業を手伝っていました。
アルミ缶を立てて置き、勢いを付けて足で踏むと、気持ちがいいくらい簡単に小さくなりました。
アルミ缶は資源回収に出し、収益金は生徒の活動費になります。
自分たちの学校生活を充実させるため、みんなで力を合わせていきましょう。
本年度の生徒会活動に大いに期待しています。
保護者や地域の皆様におかれましては、本年度もご協力をお願いします。
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アルミ缶&ベルマーク回収/第1回◇生徒会 PRESENTS/本年度から月2回
2019/05/09
5月9日(木)
「おはようございます!」
生徒たちから、元気な朝の挨拶が聞こえてきます。
今日は、本年度第1回目のアルミ缶回収の日で、生徒たちは、アルミ缶の入った大小様々な大きさのビニール袋を携えて登校しました。
生徒たちが持って来たアルミ缶は、各階の多目的室に用意されたクラス別の大きな袋にまとめられます。
そして、お昼休みに、級長・副級長が回収倉庫に置きに行きます。
アルミ缶回収は生徒会活動の一環として毎年度実施されている取組で、本年度から毎月2回行われます。
昨年度は月初めの日を中心とする1回だけでしたが、本年度の第1回生徒議会(4/15)で提案・決定されました。
アルミ缶は資源回収に出し、収益金は生徒の活動費になります。
今月の第2回目の回収日は明日です。
今日持って来るのを忘れた人、まだ有るという人は、明日持って来ましょう。
生徒会の自主的な活動として、全校生徒が同じ目的に向かって、団結して取り組みましょう。
保護者の皆様、地域の皆様には、本年度もご協力をよろしくお願いします。
今日、アルミ缶を直接学校に届けていただいた地域の方もいました。
有り難いことです。心から感謝いたします。
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第1回地区別生徒集会◇第1回資源回収(6/2)に向けて
2019/05/08
5月8日(水)
第1回地区別生徒集会を、5限目に行いました。
生徒たちは、16の地区・集積所別に指定された教室に集まりました。
6月2日(日)に、PTA主催の資源回収が行われます。
生徒たちも半日の授業として、保護者の皆様と一緒に作業に取り組みます。
また、生徒たちは、今日から15日(水)までの期間に地域の皆様にチラシを配り、資源回収への協力をお願いします。
今日の会議では、資源回収の目的を確認するとともに、チラシを配る区域の割り振りを行いました。
生徒たちは、地図を囲んで話し合って分担を決めたり、自分が配る家の場所を友だちに聞いて確認したりしました。
また、「チラシ配布確認票」に自分が配る家の名前を書き込みました。
今回の資源回収では、事前のチラシ配付や当日の資源回収に当たって、生徒たちが地域に出向いて活動を行います。
この機会を活用して、地震や台風等の災害発生時に危険と思われる場所や避難できそうな安全な場所を確認することにしました。
今日の地区別生徒集会では、それぞれの担当の先生から、自主的な防災学習の目的と方法が生徒たちに伝えられました。
また、現段階で思い当たる危険箇所や避難場所などについて意見を出し合ったり、地図を見ながら場所を確認し合ったりしました。
5月24日(金)の6限目には、第2回地区別集会を行います。
集合時間や服装、持ち物、回収作業の具体的な手順などについて確認します。
回収した資源は換金し、生徒の活動経費として活用します。
生徒の皆さんは、PTAの方々や地域の皆様方への感謝の気持ちを忘れず、一生懸命に取り組みましょう!
また、けがや事故には十分に気を付けましょう。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。
■資源回収の概要
【日時】
◇6月2日(日) 朝8時30分から作業開始。
※宇治地区は、8時から作業開始。
※雨天の場合は、実施の有無を6時30分に決定。
※延期の場合は、「すぐメール」やホームページで連絡。
※延期の期日は、6月9日(日)。
【当日の動き】
@8時30分(宇治地区は8時)から、各自の担当区域で回収作業を開始する。
A各自の担当場所の回収が終わったら、同じ区域内の他の場所で回収忘れがないか確認し、PTA地区委員さんの指示を受けて解散する。
B10時30分までに回収作業の終わった地区の3年生は、各地区の第2集積場又は近隣の地区の作業を支援するかどうか、先生の指示を受けて対応する。
※詳細は、第2回地区別集会で確認。
C一宇田地区は、公民館に集められているものを回収する。
【注意事項】
◇回収作業を行う時は、挨拶をして協力へのお礼を言う。
◇回収や移動で自転車を利用する場合は、必ずヘルメットを着用し、安全に十分に注意する。
◇回収のトラックの荷台には絶対に乗らない。
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実力テスト/第1回◇3年生
2019/05/07
5月7日(火)
3年生で、1限目から5限目まで、実力テストを実施しました。
定期テストとは異なり、これまで学習してきた内容の全てがテスト範囲です。
実力テストでは、広いテスト範囲に対応して、いかに計画的に学習を進めるかが課題。
今後、中学校卒業後の進路選択に向けて、計画的に実力テストを実施していきます。
毎日の授業に向けた家庭での予習・復習とともに、毎回の実力テストで、十分に定着できていない学習内容を見つけて、その都度復習するようにしましょう。
各クラスでは、テスト実施前に、黒板に時間割が書かれました。
また、テストの受け方や「最後まで諦めずに頑張ること」などの事前指導が行われました。
生徒たちは、毎時間、真剣に問題と向き合い、問題の解き直し、見直しをしたり、時間配分に気を付けたりしながら、一生懸命に考え解答しました。
お昼休みには、午後からの理科のテストに備えて、友達と一緒に勉強する姿も見られました。
【実力テストの時間割(3年生)】
@国語 A数学 B社会 C英語 D理科
※時間割は、県立高校(後期選抜)の学力検査の実施教科順。
※各教科のテスト時間も、県立高校入試に合わせて45分にしています。
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標準学力検査(CRT)を実施しました。◇1・2年生
2019/05/07
5月7日(火)
10連休が終了し、今日から5月の学校生活がスタートしました。
今日は、1・2年生を対象にして、標準学力検査(CRT)を実施しました。
検査の目的は、前年度の学習内容がどの程度定着しているかを確認し、今後の学習に生かすことです。
毎年、伊勢市内の全小中学校で実施されています。
生徒たちは、朝の学級活動で、担任の先生から検査の目的や心構えなどを聞きました。
そして、毎時間、難しい問題でも最後まであきらめずに頑張りました。
(検査を受ける際の心構え)
○最後まであきらめずに、がんばって解答する
○無解答がないようにする
○計算や下書き等は問題用紙に書き込んでもよい
○マークシートの間違いに気をつける
○早くできた場合は、解答の見直しをする
全国的に活用されているため、生徒一人ひとりの結果や学校全体の状況を、全国と比較して見ることができます。
実施教科は、1年生が国語、社会、数学、理科の4教科、2年生が国語、社会、数学、理科、英語の5教科。
主に基礎的・基本的な学習内容を問う問題が出題されています。
採点や分析は民間の関係機関で行われ、その結果は例年6月頃、学校に届けられます。
生徒一人ひとりには、「あなたの学習のようす」(生徒・保護者用個人票)を渡します。
学年全体の結果については、学校だよりや本ホームページに掲載し、保護者の皆様にお知らせします。
学校では、生徒たちが、検査結果を今後の学習に生かせるように指導します。
各ご家庭でも、6月頃に配付予定の個人票をご覧いただき、生徒の頑張りを認めて励ましてください。
そして、今後の家庭での学習につなげていただきますようお願いします。
【標準学力検査(CRT)について】
民間の教育関係企業が発行・実施している学力検査の一つで、目標基準準拠検査とも言われている。
CRTは、Criterion Referenced Test(クライテリオン リファレンスト テスト)の略。
「Criterion」は、(判断・評価などのための)基準、規範、標準、尺度 等の意味。
「Referenced」は、言及、参照、参考、準拠、引用する、参照する、参考にした、準拠した 等の意味。
基礎的・基本的な学習内容の習得状況を把握するための検査。
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Good morning!◇After long vacation
2019/05/07
Tuesday, May 7
連休明けの今日は、朝から晴天。
風があり、昨日より気温は低く感じられました。
「おはようございます!」
生徒たちは、元気な挨拶とともに登校して来ました。
今日は、1・2年生では到達度学力検査(CRT)、3年生では実力テストがそれぞれ行われました。
そのため、部活動の朝練習を行う生徒以外にも、早めに学校に来て、教室でテスト勉強に取り組む生徒もいました。
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Golden Week 最終日◇今日は立夏
2019/05/06
5月6日(振替休日・月)
10連休のゴールデン・ウィークは、今日が最終日。
朝から、夏を感じさせるような日差しが、校舎や運動場に照りつけました。
山々は新緑におおわれ、日の光を受けてキラキラ輝いていました。
初夏の薫るような爽やかな風が、山肌をそよそよと吹き渡りました。
今日、5月6日は二十四節気では「立夏(りっか)」。
夏の気配が立ち始める時期です。
6月6日は二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」にあたります。
稲や麦の種を植える時期。
立夏から芒種の前日までの期間が初夏と呼ばれます。
夏を感じさせる季節の到来。
明日から授業がスタートします。
連休中の5月1日に元号が令和に改元となりましたので、まさしく令和元年度の学校生活の始まりです。
連休明けは少し体が重いかもわかりませんが、今を大切にして、心新たに!
【立夏(りっか)】
二十四節気の一つで、今年の立夏は5月6日。
天文学上、立夏は太陽が黄径45度に達した時と定められています。
一年は正確には365日ではないことから、毎年端数が生じます(1年は365.24…日)。
この端数が積み重なると日付に誤差が生まれるため、必ずしも立夏は決まった日にはならないとのことです。
立夏は、夏が本格的に始まるその少し前、もうすぐ夏がやって来るという気配が感じられる頃。
田植えや種まきが始まる時期でもあります。
【芒種(ぼうしゅ)】
二十四節気の一つで、今年の芒種は6月6日です。
「芒」は、稲や麦などのイネ科の植物の先端にある棘のような突起がある部分のことを言います。
芒種には稲や麦などの種まきに適した時期という意味があります。
それまでの初夏らしさから蒸し暑さを感じる時期になり、同時に梅雨入りもする頃です。
【二十四節気(にじゅうしせっき)】
※国立天文台暦計算室のHP等を参考にして記述。
二十四節気は、1年の太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して決められています。
太陰太陽暦(旧暦)では季節を表すために用いられていました。
全体を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けて、節気(せっき)と中気(ちゅうき)を交互に配列しています。
なお、二十四節気は、その年によって1日程度前後することがあります。
◆二十四節気一覧
※下記は、名称/月/太陽黄経/新暦の日付/説明
【春】
・立春(りっしゅん)/正月節/315°/2月4日頃/寒さも峠を越え、春の気配が感じられる
・雨水(うすい)/正月中/330°/2月19日頃/陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる
・啓蟄(けいちつ)/二月節/345°/3月5日頃/冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくる
・春分(しゅんぶん)/二月中/0°/3月21日頃/太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる
・清明(せいめい)/三月節/15°/4月5日頃/すべてのものが生き生きとして、清らかに見える
・穀雨(こくう)/三月中/30°/4月20日頃/穀物をうるおす春雨が降る
【夏】
・立夏(りっか)/四月節/45°/5月5日頃/夏の気配が感じられる
・小満(しょうまん)/四月中/60°/5月21日頃/すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始める
・芒種(ぼうしゅ)/五月節/75°/6月6日頃/稲などの(芒のある)穀物を植える
・夏至(げし)/五月中/90°/6月21日頃/昼の長さが最も長くなる
・小暑(しょうしょ)/六月節/105°/7月7日頃/暑気に入り梅雨のあけるころ
・大暑(たいしょ)/六月中/120°/7月23日頃/夏の暑さがもっとも極まるころ
【秋】
・立秋(りっしゅう)/七月節/135°/8月8日頃/秋の気配が感じられる
・処暑(しょしょ)/七月中/150°/8月23日頃/暑さがおさまるころ
・白露(はくろ)/八月節/165°/9月8日頃/しらつゆが草に宿る
・秋分(しゅうぶん)/八月中/180°/9月23日頃/秋の彼岸の中日、昼夜がほぼ等しくなる
・寒露(かんろ)/九月節/195°/10月8日頃/秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ
・霜降(そうこう)/九月中/210°/10月24日頃/霜が降りるころ
【冬】
・立冬(りっとう)/十月節/225°/11月7日頃/冬の気配が感じられる
・小雪(しょうせつ)/十月中/240°/11月22日頃/寒くなって雨が雪になる
・大雪(たいせつ)/十一月節/255°/12月7日頃/雪がいよいよ降りつもってくる
・冬至(とうじ)/十一月中/270°/12月21日頃/昼が一年中で一番短くなる
・小寒(しょうかん)/十二月節/285°/1月5日頃/寒の入りで、寒気がましてくる
・大寒(だいかん)/十二月中/300°/1月21日頃/冷気が極まって、最も寒さがつのる
<二十四節気と日本の季節変化とのずれについて>
テレビやラジオで「明日は暦の上では春(立春)ですが、全国的に厳しい寒さが続いています」とか、「暦の上では秋(立秋)ですが、今週は真夏日や猛暑日となる所が多いでしょう」といった天気予報の解説をときどき耳にします。
このように、二十四節気に示されている季節と日本の季節変化との間には、やや違いがあるように感じます。
この理由として、主に次の2つが考えられると言われています。
@日本と中国との間に気候の違いがあるため
二十四節気が作られたのは紀元前の中国黄河流域と考えられており、日本の気候とはずれがあります。
二十四節気は、東周時代の首都洛陽の周辺一帯とされる中原(ちゅうげん)で作られたと言われています。
A節気には日付と期間の2つの意味があるため
二十四節気には、黄道(地球から見た太陽が天球上を1年で1回りする道筋)を24等分(太陽黄経の15度ごと)した等分点を通過する日付(節入りの日)を表すという意味と、黄道を24等分した期間(節入りの日から次の節気の節入りの日の前日までの約15日間)を表すという意味があるとのことです。
現在、カレンダーやニュースなどでは、もっぱら日付としての意味で使われることが多く、このことも、二十四節気と日本の季節変化とのずれにつながっているのではないかと言われています。
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