城田中学校 トピックス
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新☆アルミ缶回収◇後期・第4回
2017/12/13

12月13日(水)
 後期のアルミ缶回収の第4回目。
 生徒たちは、アルミ缶が入ったビニール袋を持って登校しました。

 お昼休みに、生徒会本部役員が、1階の被服室前廊下に、計量器を運んできました。
 各クラスの級長・副級長は、クラス全員のアルミ缶を入れた大きな袋を持ってきました。

 クラス別の計量。
 そして、アルミ缶を持って来た生徒数を出席者数で割り、各クラスの参加率を計算。
 生徒会本部役員が、一覧表に書き込みました。 

 結果は、すぐに校内放送でアナウンスされ、全校生徒にフィードバックされました。

 回収活動を終えると、生徒会本部役員と各クラスの級長・副級長が被服室前廊下に集合しました。
 そして、生徒会長が次のように話しました。
 「参加率も高くなってきたので、これからも頑張りましょう!」
 後期の生徒会活動にも活気があり、やる気が感じられます。
 
 今年のアルミ缶回収は、今日が最終。
 今後は次のような予定で実施されます。
  ◇1月…月2回(10日・25日) 
  ◇2月…月1回(14日)
 次の回収日は、1月10日(水)です。

 アルミ缶は資源回収に出し、収益金は主に生徒の部活動費になります。 
 保護者の皆様、地域の皆様、ご協力をよろしくお願いします。

 生徒の皆さんは、参加率100%を達成しましょう!
 また、アルミ缶回収の3原則を守って持って来るようにしましょう。

【アルミ缶回収の3原則】
 @中をきれいに洗う A乾かす Bつぶす

【後期第1回(10月11日)の回収状況】
◇総重量:50.6kg
◇参加率:92.1%

【後期第2回(10月25日)の回収状況】
◇総重量:33.0kg
◇参加率:88.7%

【後期第3回(11月8日)の回収状況】
◇総重量:44.2kg
◇参加率:91.1%

【後期第4回(12月13日)の回収状況】(今回)
◇総重量:49.8kg
◇参加率:88.3%

校内人権集会
2017/12/12

12月12日(火)
 午後、体育館で、校内人権集会を開きました。
■目標は、次のとおりです。
◇いじめや差別の問題について様々な視点で考え、人権の大切さを再認識する。
◇自分や人を大切にする学校をみんなでつくる意識と態度を育む。

■実施内容は、次のとおりでした。
@「伊勢市子ども人権フォーラム21」で発表された3つの作文の概要報告
 フォーラムは、12月6日に伊勢市生涯学習センター「いせトピア」で開催されました。
 市内の各中学校から代表の生徒が集まり、総勢約400名が一堂に会しました。
 本校からも1・2・3年生の生徒19名が参加しました。

 フォーラムでは、市内中学校の代表者3名が作文を発表しました。
 今日の集会では、初めに作文の概要が担当の中川先生から伝えられました。

【作文の題名/学校(学年)/概要】
◆黒には白のマジックペンで/港中学校(1年)
 外国人への偏見や差別について、自らの経験に基づいて考えた作文でした。
 発表者は、小さい頃から、ホームステイで自宅に来ていた外国の人たちと、楽しい経験をしてきました。
 また、外国人の研修生を受け入れる仕事をしていたお母さんから話を聞きました。
 それは、パプアニューギニアの看護師さんとのお別れパーティーでの出来事についてでした。
 こうした経験から、言葉や肌の色は異なっても、互いを認め理解しようとする気持ちが差別をなくすと話しました。

◆間違った考えを持たないで/小俣中学校(2年)
 アトピー性皮膚炎を持っている発表者は、授業中のある生徒からの思いやりに欠ける言動に心を痛めました。
 毎日、薬を塗ってくれる母、水と薬を用意してくれる父。
 悩んだり辛くなったりすることはあるけれど、毎日両親からの深い愛情を感じています。
 人の体に間違った考えを持たず、理解しようとする気持ちを忘れないでほしい。
 私は、これからも自分の体を大切にしていきたいと語りました。

◆高齢者と田舎/豊浜中学校(3年)
 運転免許証を返納した81歳の祖父の姿から、これからの社会のあり方や自分の生き方を考えました。
 免許証を返納して良かったと思う反面、生活の不便さ、元気をなくしつつある祖父を感じています。
 このような現状を踏まえて、国は、お年寄りが安心して暮らせる対策を取るべきであると訴えました。
 そして、困っている人やお年寄りの人たちの役に立ちたい。
 高校卒業後は運転免許を取り、祖父母をいろいろな所に連れて行きたいと結びました。

A意見交流
 初めは、フォーラムへの参加者が中心となり、作文についての意見やフォーラム参加の感想等を発表。
 その後、全校生徒が、日頃感じている人権に関わる問題やそれに対する自分の考えを出し合いました。

 意見交流では、まず人の話をしっかり聞くことを大切にしました。
 その上で、感じる・考える・気づく・思いを持つことを大切にして進められました。

 人の発表を聞いて一人一人が黙って考える時間、周りの生徒同士が話し合う時間もありました。
 そうした中、全校生徒の前で、堂々と自分の意見や考えを発表する生徒の姿も見られました。
 発表したいと思いつつも、中々手を挙げることができなかった生徒もいたのではないでしょうか。
 今後、各クラスでも話し合いを持ち、人権集会で感じたことや考えたことを広げ深めていきましょう。

 いじめや差別の問題を考える時に大切なことは、当事者意識を持つことです。
 いじめや差別のない学校を作るためには、どうしたらよいか…。
 一人一人が自分の問題として考え、行動に移していきましょう。

「雪だるまメッセージ」完成!
2017/12/12

12月12日(火)
 先週月曜日に特別支援学級・C組から全校生徒に提案された「雪だるまメッセージ」の取組。
 遂に完成し、生徒たちが雪だるまに託した願い事が、C組教室前の壁面に掲示されました。

 雪だるまの形に切り抜いた色画用紙に、一人一人が顔とクリスマスにほしいものを書きました。
 生徒たち一人一人の夢、希望、願い…。
 一つ一つを見ていると、時間が経つのも忘れるぐらいです。
 生徒たちも、休み時間ごとに見に来ています。

 英語の授業でALTのジョシュ先生が教えてくれた「雪の結晶」の切り紙も掲示されています。
 授業で組み立てたクリスマスツリーも飾られ、電飾に灯りが灯っています。
 いよいよ、冬本番です。

朝のサーキットトレーニング/瞬発力◇陸上競技部
2017/12/11

12月11日(月)
 陸上競技部は、冬場の朝練習にサーキットトレーニングを取り入れています。
 実施しているトレーニングは、瞬発力、跳躍力、技能の3種類。
 これらを、毎朝順番に実施しています。
 今日は、瞬発力を高めるトレーニングでした。

◆メニューは次の通りです。(Jはジャンプ。)
 @バービーJ 10〜20回
 AスケーターズJ 10〜20回
 B腹筋 10〜30回
 Cスパイダーウォーク上下 10〜20m
 D腕立てJ 10〜20回
 Eカーフレイズ 10〜20回
 F鉄棒くぐり 1〜3回
 Gメディシングボール投げ下ろし 10〜20回
 HミニハードルJ&ドリル 1〜3本
 I紐付きメディシン回し 左右10〜20回

 このトレーニングを何度も何度も繰り返しました。
 みんなで黙々と練習に取り組みました。

 練習内容が記されたメニュー表は、生徒昇降口に掲示されています。
 そこには、トレーニングで大切にしたい心構えが書かれています。
 ◇正確に! ◇スピート! ◇漸進性(ぜんしんせい)! ◇強くなりたい!
 そして、一際大きく「挑戦」という文字が書かれています。
 
 やり慣れたことでも、新たに挑戦する気持ちで取り組むと、見えなかったことが見えてきます。
 これまで単純に思えたことでも、実は深い意味があったことに気づきます。

 基本運動の繰り返しのように見えるサーキットトレーニング。
 その一つ一つに、毎回新たな気持ちで挑戦してみてはどうでしょう。
 さらに、日常生活の様々な物事にも、こうした心構えで取り組んでみてはどうでしょう。

第6回 Winter Concert ◇伊勢の中学生がおくる/吹奏楽・合唱
2017/12/10

12月10日(日)
 伊勢の中学生たちによるウィンターコンサートが開催されました。
 会場は、シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢(伊勢市観光文化会館)の大ホール。
 主催は、公益社団法人伊勢法人会。

 会場には約600人もの皆様がつめかけ、中学生たちの太鼓、合唱、吹奏楽の演奏を鑑賞しました。
 本校からも合唱団のメンバー11人が出場。
 「未来」と「RPG」の2曲を見事に歌い切りました。

 プログラムには、各中学校の演奏の外、合唱合同演奏、吹奏楽合同演奏もありました。
 合同演奏では、若さあふれるたくさんの中学生がステージに上がって演奏。
 その迫力は圧巻でした。

 フィナーレは、出演者全員による合唱と吹奏楽の合同演奏。
 300人を超える中学生がステージに集合し、「ふるさと」を演奏しました。
 演奏が終わった瞬間、会場からは割れんばかりの拍手が起こりました。

 最後に主催者を代表して角前博道様がご挨拶をされました。
 ステージの中央で生徒たちに囲まれながら、今後の人生における「選択」について話されました。
 そして、素晴らしい演奏への感謝と次代を担う中学生たちへの期待を語られました。
 寒い冬の季節にあって、心が温かくなるコンサートでした。

【プログラム】
◇太鼓
1 北浜中学校 「道をゆく人」
◇合唱
2 港中学校 「映画『耳をすませば』から カントリーロード」「映画『うた魂』から 青い鳥』
3 城田中学校 「未来」「RPG」
4 厚生中学校 「なんでもないや」「未来予想図U」
5 倉田山中学校 「ヒカリ」「涙をこえて」
6 五十鈴中学校 「糸」「火のツィテラ」
7 合唱合同演奏 「願いごとの持ち腐れ」
  ※五十鈴・城田・倉田山・厚生・港の各中学校
◇吹奏楽
8 吹奏楽合同演奏 「前前前世」「ダンシング・シスター」「ワタリドリ」
  ※伊勢宮川・小俣・倉田山・豊浜・二見の各中学校
◇合同演奏
9 出演校による合同演奏 「ふるさと」

城田探! まんぷくウォーク ◇ in 粟野編
2017/12/10

12月10日(日)
 第4回まんぷくウォークが、城田地区まちづくり協議会の主催により開催されました。
 今年は、城田中学校運動場をスタートし、粟野地区のコース3.3qのウォーキング。

 朝8時半からの受付には、160名を超える地域の皆様方が集まりました。
 スタッフも入れると200名以上の参加による大盛況の活動となりました。

 9時からの開会式では、初めに、山口和男会長が主催者としてご挨拶をされました。
 続いて、来賓として伊勢市環境生活部参事の藤本宏様と地元市議会議員の野口佳子様がご挨拶。
 人と人とがつながり、城田地区の良さを再発見するイベントに熱い応援メッセージをいただきました。

 9時15分、参加者が4班に分かれて3分間隔でスタート。
 冬の朝、曇り空の寒さを感じる気候でしたが、みんな元気に出発しました。

 ウォーキングをしながら、粟野地区の伝統・文化や歴史について学びました。
 正傳寺、八柱神社の拝観、粟野研修センターでの消防車の見学と焼き芋。
 ゴールの中須児童公園では、豚汁のおもてなしで心も体も温まりました。

 人と人とがつながり、地区と地区とがつながるよい機会となりました。
 また、城田地区の良さを再発見することができる素晴らしいイベントでした。
 関係者の皆様方に感謝いたします。

■ウォーキングコース:粟野編(3.3q)

◇城田中学校運動場(スタート:9時15分)
 開会式を行いました。
◇曹洞宗正傳寺
 境内には、庚申菩薩と行者菩薩の祠(ほこら)があります。
 ※トイレ休憩
◇八柱神社
 釣鐘巌(岩)あります。
 境内の手水鉢(ちょうずばち)で直径4尺の珠形の岩。
 神域の宝となっています。
◇粟野農業研修センター
 伊勢市消防団粟野班の消防車を見学しました。
 焼き芋のふるまいがありました。
◇中須児童公園(ゴール:11時半頃)
 おいしい豚汁をいただき温まりました。
 小学生以下の子どもたちには、くじ引きのお楽しみもありました。

図書館/お昼休み◇お薦め本のコーナーは「MERRY CHRISTMAS」
2017/12/08

12月8日(金)
 冬休みまで残り2週間となりました。
 12月22日(金)が今年最後の授業日です。

◆ちなみに、22日は冬至です。
 冬至が一年で最も昼間の時間が短い日であるということはよく知られています。
 しかし、日の出が最も遅く、日の入りが最も早い日と考えるのは間違いです。

 実は、日の出が最も遅い日は、1月上旬。
 日の入りが最も早い日は、12月上旬です。

 国立天文台の暦計算室のWEBページを見ると、全国各地の日の出・日の入りの時刻が分かります。
 12月22日(冬至)の三重県津市における、日の出、日の入りの時刻は次のとおりです。

 ◇日の出 6:58 
  ※1月上旬まで、徐々に遅くなります。
 ◇日の入り 16:47
  ※12月上旬から、徐々に遅くなってきています。

 日中の時間が短くて寒い冬は、家の中で過ごす時間が長くなります。
 この冬休みに、読書にどっと浸かってみるのもよいかもしれません。
 3年生の皆さんは、受験勉強の息抜きに…。
 
◆お昼休みの図書館には、静かな時間が流れています。
 生徒たちは、思い思いに自分の時間を過ごしていました。
 ・友達と一緒に好きな本を読む生徒
 ・一人黙々と本の世界に浸って読書する生徒
 ・読みたい本を探して借りていく生徒

 また、今日は久しぶりに、図書館で読書をする谷口先生と田村先生の姿を見かけました。
 図書委員の生徒たちは、カウンターで、新しく入荷した英和辞典の受入作業に大忙しでした。

 お薦めの本を紹介するコーナーは、「MERRY CHRISTMAS」にリニューアル。
 クリスマスに関連する本が集められ、紹介されています。

◇『I SPY 3 ミッケ! クリスマス みんなで あそべる かくれんぼ絵本』
◇『五味太郎 しかけ絵本3 まどから☆おくりもの』
◇『サンタの友だち バージニア』
◇『クリスマスは きみといっしょに』
◇『とっておきの日の スイーツ』
◇『ダヤンの クリスマスまでの12日』
◇『アナと雪の女王 オラフのはじめてのクリスマス』
◇『サンタのおばさん』
◇『ディズニーNAVI ディズニー・クリスマスへようこそ』

 冬休みは、図書館で1人5冊まで本を借りることができます。
 生徒の皆さん、この冬、みんなで読書を楽しみましょう!

一隅を照らす◇手洗い場の掃除/3年生
2017/12/08

12月8日(金)
 お昼休みに3階に上がって行くと、2人の3年生の生徒が、手洗い場の掃除をしていました。
 冷たい水に手をさらして、タワシでゴシゴシこすって汚れを取っていました。
 学校がまた一つ、美しくなりました。

 一隅を照らす!
 一人一人は、ほんの一隅しか照らすことができません。
 しかし、それらが集まれば大きな光となって、世の中全体を照らすことができます。
 自分が今いる場所や立場で、ベストを尽くすことが大切です。

学校公開デー◇3年B組・社会(公民的分野)/地方自治
2017/12/07

12月7日(木)
 学校公開デーの2限目、3年B組は社会科(公民的分野)の授業でした。
 教科書は、第3章「現代の民主政治と社会」の第3節「地方自治と私たち」。

◆地方自治については、これまで次のような内容について学習してきました。

@私たちの生活と地方自治について
・私たちが住んでいる地域の政治は、どのような考えに基づいて行われているのか。
・地方公共団体は、どのような仕事をしているのか。

<具体的な学習内容>
・地方自治とは何か ・国と地方公共団体の役割 ・地方分権の制度 など

A地方自治の仕組みについて
・地方自治はどのような仕組みで行われているのか。

<具体的な学習内容>
・地方議会の役割 ・地方議会の議員の仕事 ・首長の仕事 ・首長と議会の関係 など

◆今日の授業の前半は、「A地方自治の仕組み」についての学習の続き。
 「直接請求権」について、次のような内容を学習しました。

・地方自治では、住民による直接民主制の要素を取り入れた権利(直接請求権)が認められている。
(例)
※首長や議員の仕事ぶりに問題があると判断したら、住民は署名を集めて住民投票を求めることができる。
※住民投票の過半数の同意で、その首長や議員を辞めさせたり議会を解散させたりすることができる。
※条例を作ったり廃止したりするよう求めることもできる。

◆授業の後半からは、「B地方財政の仕組みと課題」についての内容に入りました。
 ここでは、次のような学習をします。
・地方公共団体のお金は、どのように使われているのか。
・地方財政は、どのような課題をかかえているのか。

 この内、今日の授業では、主に「地方財政の仕組み」について学習しました。
 テーマは、地方公共団体が、一年間でどれだけお金を集め(歳入)、どれだけ使うのか(歳出)?

・地方財政…地方公共団体が収入を得て、それを支出する経済活動のこと。
・収入の部…自主財源と依存財源がある。
・自主財源…地方税(地方公共団体独自の税収)
※年間の歳入の内のおよそ4割。
・依存財源…地方交付税交付金(国からの配分)
      国庫支出金(費用の一部を国が負担)
      地方債(地方公共団体の借金)

・2007年の税制改革…国から地方への税源移譲
※地方公共団体が、使うお金をなるべく直接集められるようにする。
※平成19年1月から所得税(国税)が減り、その分6月から住民税(地方税)が増えた。
・これに合わせて、地方交付税交付金や国庫支出金が減額。

◆教科担任の谷口先生は、三重県や伊勢市を取り上げ、地方自治の仕組みを分かりやすく指導。
 生徒たちも、自信に満ちた気迫あふれる説明を真剣に聞き、発表したりノートにまとめたりしました。

 また、授業の終わりに、家庭学習用のプリントが配られました。
 生徒たちに手渡されたのは、問題用紙、解答用紙、解答の3種類。
 家庭学習を出したり、授業の初めに小テストをしたりするのは、ほぼ毎時間のようです。

◆教科指導に関する専門的知識と指導力は、生徒の学習意欲を高めます。
 また、家庭学習の充実は、学習内容の定着には不可欠です。
 今日の授業には、こうした学力向上のための工夫がいくつも見られました。

学校公開デー◇1年A組・数学(少人数授業)/平面図形
2017/12/07

12月7日(木)
 学校公開デーの2限目、1年A組は数学の授業でした。
 1年生の数学は、クラスを2つのグループに分けた少人数授業。
 指導者は、宮本先生と田村先生。
 ホームルームと少人数教室に分かれての授業でした。

◆教科書は、5章「平面図形」の2節「基本の作図」から3節「おうぎ方」にかけての学習。
 「基本の作図」では、これまでに垂線、垂直二等分線、角の二等分線の性質や作図を学習しました。
 また、これらを基にして、円の接線の性質や作図、いろいろな大きさの角の作図も学習しました。

◆今日は、保護者の皆様に参観いただきながら、次のような学習を行いました。
・基本の作図での学習内容を基にして、三角形の内接円や外接円を作図する。
・おうぎ形、中心角の意味を理解して、おうぎ形の弧の長さや面積を求める。

 図形の学習では、根拠を明らかにして、論理的に考える力、説明する力を身に付けます。
 指導においては、一人一人に応じたきめ細かな対応が必要となります。
 そのために、少人数による指導は有効です。

 いずれの教室でも、生徒たちは先生の説明を静かに聞き、課題に集中して取り組みました。
 少人数のため、分からない所を質問しやすい雰囲気もありました。
 発表したり、解答を黒板に書いたりする機会も多く、意欲的な学習活動が展開されました。

◆中学校学習指導要領
第2章 各教科 第3節 数学 第1学年
2 内容
B 図形
(1)観察、操作や実験などの活動を通して、
見通しをもって作図したり図形の関係について調べたりして平面図形についての理解を深めるとともに、
論理的に考察し表現する能力を培う。
ア 角の二等分線、線分の垂直二等分線、垂線などの基本的な作図の方法を理解し、
それを具体的な場面で活用すること。
イ 平行移動、対称移動及び回転移動について理解し、二つの図形の関係について調べること。

(2)観察、操作や実験などの活動を通して、空間図形についての理解を深めるとともに、
図形の計量についての能力を伸ばす。
ア 空間における直線や平面の位置関係を知ること。
イ 空間図形を直線や平面図形の運動によって構成されるものととらえたり、
空間図形を平面上に表現して平面上の表現から空間図形の性質を読み取ったりすること。
ウ 扇形の弧の長さと面積並びに基本的な柱体、錐(すい)体及び球の表面積と体積を求めること。

〔用語・記号〕
弧 弦 回転体 ねじれの位置 π ‖ ⊥ ∠ Δ

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