ランチタイム

10月18日の給食

2022/10/18

コッペパン,牛乳,チキンのクリーム煮,スパゲティサラダ
※「牛乳」についてお話します。
 私たちが給食で毎日飲んでいる牛乳は、奈良時代の頃にも飲まれていました。その頃の貴族たちは、衛生的にも気をつけていて、日本で一番古い医学書には、牛乳を飲むときには必ず1〜2回煮て、冷やしてから飲むように書かれていました。絞ったままの牛乳には、いろいろな菌が入る恐れがあったので、一度熱を通せば体に害がないことを知っていたのです。
 現代の牛乳の殺菌方法としては、65度程度で30分の低温での殺菌方法と高温での殺菌方法があります。私たちが毎日飲んでいる牛乳は120度〜150度の「超高温瞬間殺菌方法」で処理をした製品で安心して飲むことができます。

10月17日の給食

2022/10/17

麦ごはん,牛乳,キムチ炒め,あらめのナムル風サラダ
※「みえ地物一番給食の日」です。三重県産の食材は牛乳、米、豚肉、ねぎ、あらめ、もやしです。今日は「あらめのナムル風サラダ」より「あらめ」についてお話します。
  全国生産量のほとんどが三重県産で伊勢志摩の海を中心に採取されています。あらめ漁は7〜9月に海女漁や箱眼鏡等を使い一つ一つ丁寧に採取され、海岸や漁港に天日干しされる様子は夏の風物詩にもなっています。伊勢志摩地方では、昔からお供え物として伊勢神宮に献上されており、古くからこの地域の食文化に関わっている食材です。
 給食では刻みあらめを使用し、混ぜご飯、煮物、和え物などさまざまな料理に活用しています。

10月14日の給食

2022/10/14

麦ごはん,牛乳,豆腐のねぎソースかけ,蒸しキャベツ,鶏肉と野菜の生姜炒め
※「味」についてお話をします。
 味には、味覚神経で感じる「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」の五つの基本の味があります。そのほかに、「辛み」があるといわれていますが、これは味覚ではなく、痛いと感じる「触覚」と言われています。
 食べ物を味わうという感覚は、これらの「味」に「香り」が密接に結びついて作られていますが、95%が嗅覚、5%が味覚で、情報の大半は鼻腔から脳に入ると言われています。

10月13日の給食

2022/10/13

中華飯,牛乳,ふかし芋
※今日は「さつまいもの日」です。「さつま芋」についてお話します。
 さつま芋をはじめとする芋類はでんぷんが豊富な食品です。またビタミンCやカリウム、食物繊維も多く含まれており、野菜としての働きもあります。近年ではさつま芋を宇宙食として利用するための開発が進められているそうです。アメリカ航空宇宙局NASAでは、宇宙ステーションでの自給作物としてさつま芋の水耕栽培開発もすすめられています。環境への適応力が強く、じょうぶで速く育ち、芋だけでなく葉や茎も食べられる、そしてエネルギーだけでなく、他の栄養分も多いさつま芋は、利用、再生効率を要求される宇宙食としてぴったりの食べ物だということです。

10月12日の給食

2022/10/12

麦ごはん,牛乳,鰆の香味焼き,もやしと小松菜のおかか和え,めかぶ汁
※「鰆の香味焼き」より「鰆」についてお話します。
 日本海で獲れる鰆が生まれるのは春から初夏にかけての東シナ海です。生まれた年の0歳の魚は秋になると日本海に入り、冬にかけて北上し、沿岸各地で冬を越します。春、1歳になっても日本海で過ごしながら成長し、再び冬を越します。春になって成熟期を迎えた2歳の魚は、南下して故郷に戻り、産卵します。
 鰆はかつては瀬戸内海で多く取れていましたが、近年では獲れる鰆が減り、一方で日本海で多く取れるようになりました。中でも京都府は日本有数の鰆の水揚げ地の一つになっています。だから京都でも高級魚だった鰆を給食でも使うようになりました。

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